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ザック・グラナドス(ミシガン大)のあん馬@2024年米大学対抗戦
アメリカの大学生紹介。
今回はミシガン大学から、ザック・グラナドスのあん馬の演技を紹介します。
近頃のあん馬は、開脚旋回の流行が目立ち、シュピンデル系やブスナリなど、初めから終わりまで開脚で通す選手もいるほどです。
一方で、ショーンやベズゴといった技を使い、閉脚で魅せる選手もまた然り。
一大勢力として顕著なのが、下向き転向、いわゆるロシアン転向系の技を連続して魅せる選手たち。彼もまたその1人です。
グラナドスのあん馬は、閉脚戦士の中でも特に珍しいバンメン《E難度》という技を実施します。
世界でもよく使われるトンフェイ《D難度》という技をアップグレードした技で、馬端からスタートして二つのポメル(取っ手部分)の外側、反対側の馬端部分を経由しながら下向きに360°旋回し元の位置に戻るという技。
世界的にもレアなこの技の実施が見られる貴重な映像です。
![](https://assets.st-note.com/img/1707916952659-bNb7nEASaf.png?width=1200)
この技の使い手として有名なのが、ヨルダンのあん馬のスペシャリスト、アーマド・アブ・アル・ソウド選手。
世界選手権では2年連続でメダルを獲得している実力者です。
![](https://assets.st-note.com/img/1708440833945-DJyr3ZNB7D.png?width=1200)
日本にもこの技を使う選手がいます。
ジュンスポーツ北海道に所属する長﨑柊人選手です。
昨年の国体に出場した際にバンメンを入れた演技構成を披露しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1708442517578-6MYVw1P5xr.png?width=1200)