8/7稽古会を終えて

8/7(土)の午後は『コミスタこうべ』の和室にて稽古会を開いた。
今回は一人の参加者の方がいらしており、一緒に私が思いつくままに簡単な鍛錬稽古・練習を披露し、なぞっていった。
その方も光岡先生の武学に何回か参加されている方だったので、お互いができる範囲で立ちしゃがみの型・しゃがみ立ち稽古にも取り組んだ。

まだこの会も発展途上なのだが、だんだんと方向性が定まってきた。
私が特に神戸剣青会で取り組みたいのは、「一人稽古」である。
会を開いておいて一人稽古をやるのも矛盾しているが、
現時点での私の実力ではとても一連の型や試し稽古を実演するには及ばない。
先達者たちがすでに様々なジャンルの稽古会・講習会を開いているので、私自身もそちらに参加すればいい。

先生が見ているところじゃないと、誰かが教えてくれないと稽古・練習できない。というか家に帰るとやる気が起きずぐーたらしてしまう。それで日がな一日Twitter覗いてるだけ。。こんな自分は嫌だ、こんな自分じゃだめだ。
そんなあなたに、否俺自身のためのオフ会的な稽古会、それが神戸剣青会のコンセプトです。

仮に下手な努力が上達を妨げうるとしても、まず何かやらないと何が無駄で何が有効かも分からない。
仮に概念的・有形的なものよりももっと経験的・無形的なもののほうが本質に近くとも、まずはその概念・有形での内容をきちんと整理して理解できなければ、後者も理解できるはずもない。

とりあえず、なんかしましょう。じゃあ、具体的に何を?
からだのまとまりを養う練習、局所的に無理に負荷がかからないよう分散化して運動できるような練習などを中心に取り組もうと思っています。

そこで大きなヒントになるのが、甲野先生が提唱されるような「"蹴り"の動きではない"抜き"の動き」が重要になると考えています。
もちろん、これだけがすべてではないですが、この考え方を核として持っていると、動きの幅は格段に広がると思います。

文章ではどうしてもうまく伝えられないので、もし興味ある方は次回ご参加いただけると幸いです。

次回は、柔道や合気道などでも練習する"受け身"をテーマに、
前受け身や後ろ受け身を一から学ぶ稽古会を開催しようかと考えています。

ご参加いただけた方、ありがとうございました。
次回もよろしくお願い致します。


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