7/4稽古会を終えて
約2ヶ月ぶり?に神戸剣青会の稽古会を主宰した。
コロナ禍ゆえか、人望の薄さゆえか、参加者は私一人でした(´;ω;`)
まあ、教室というよりオフ会に近い形で会を運営していきたいので、誰も集まらなければ一人稽古、だれか来てくだされば組稽古、という風に行き当たりばったりが性に合っているのだろうと思っています。
初めて"コミスタこうべ"を使用したが、どうやら廃校になった施設を再利用しているらしく、とても学校感がありノスタルジックな気分に浸った。
そして借りた多目的室にはがっつり長机と椅子があったため、野比君!君は一人で掃除当番をやっとれみたいな感じでまずは長机と椅子を端においやった。
まず最初は光岡師範から教えていただいた"しゃがみ立ち稽古"をやり、
そのあとは金山先生の脚部の鍛錬稽古をやる。これだけでも大分汗をかいた。
そして久しぶりに二十四式太極拳を2回ほど通して行う。
いまだ動きが馴染んでいない感がある。まだまだ課題だな。
少し休憩したのち、適当に杖術の基本技法をなぞる。
今回は遊武会の石田師範の杖術を練習してみたが、石田師範の杖術は甲野先生のそれともまた違う体系となっておりとても面白い。
もうちょっと練習して、松聲館杖術と遊武会杖術の両者を比較研究できるようにしたい。
後半は光岡師範考案の"立ちしゃがみの型"を何回か行う。"立ちしゃがみの型"と"しゃがみ立ち稽古"はどちらも立ったりしゃがんだりの動作だが、微妙に意味合いも形も異なる。興味のある方はぜひ光岡師範の兵法武学研究会に参加してみてください。
また、武学で教わった"塵手水"も練習した。ただ、情けないことに数分で蹲踞の姿勢を維持できなかった。足首・足腰がやわなんだな。これも課題。
そしてこの前のGWで光岡師範に教わった"ハワイアン八卦掌"を練習。きれいに円を周回しながら手と方向を変える練習。とても幾何学的で数学的な動線を要求される。まだまだぎこちないけど、これもよい練習。
次にこれもGWで習った"三体式"をやる。2回ほどやったが、たぶん時間にして十数分程度だけれども、それでも足がプルプルしてしまう。
力を入れない。でも形を崩さない。形に入る。固めない。
最後は自分なりに"導観法"を行う。
これらの練習の仕方が、形が"正しい"かどうかは全く分からない。分からない中やり続けるのは不安がある。
けれども、不安だから全く練習しないというわけにはいかない、のだろう。
間違ってもいいから、その間違いが間違いと気づくまで、間違い続ける。
そのときに、より確からしい形・動きになっていく、はず。
とりあえずこの施設がどんな感じかも掴めてきたので、次にまた機会があれば利用したい。
次につながるための一歩を踏み続けよう。