レンズフィルターとは?初心者向けの簡単ガイド
写真や動画撮影をしていると、「もっと印象的な写真を撮りたい」「眩しさを抑えたい」と思うことがありませんか?そんな時に役立つのが「レンズフィルター」。レンズフィルターはカメラレンズの先に装着するアクセサリーで、撮影のクオリティや表現力をアップさせてくれるアイテムです。この記事では、初心者向けにレンズフィルターの基本と代表的な種類について解説します!
1. レンズフィルターの基本的な役割
レンズフィルターは、カメラレンズの前に取り付けることで「光の調整」や「保護」の役割を果たします。まず、光の調整についてですが、たとえば太陽光が強い場合に、直接光を遮ってくれたり、反射を抑えたりすることで、写真が白飛びするのを防ぐことができます。特に風景写真や旅行先での撮影では、曇り空や逆光のシーンでもレンズフィルターが活躍します。
保護面でも重要で、レンズフィルターを装着することで、レンズそのものがキズや汚れから守られます。たとえば砂埃が舞っている場所や雨が降りそうな場面でも、レンズフィルターさえあれば安心ですね。
2. 代表的なレンズフィルターの種類
レンズフィルターにはいくつかの種類があり、それぞれ目的に応じた効果があります。ここでは代表的な3種類をご紹介します。
UVフィルター
UV(紫外線)フィルターは、紫外線をカットすることで画像のくもりを防ぎます。現代のカメラは紫外線に強いものが多いですが、このフィルターはレンズ保護にも使えるので、普段使いにおすすめです。NDフィルター
ND(ニュートラルデンシティ)フィルターは光の量を調整するためのフィルターで、太陽が強い日や長時間露光で撮影したいときに便利です。例えば、水の流れをなめらかにしたり、人物をぼかして幻想的な写真を撮りたいときに使えます。CPLフィルター(円偏光フィルター)
CPLフィルターは反射を抑えるためのフィルターで、水面やガラスの反射を減らしてクリアな写真が撮れます。特に風景写真では空の青さが強調され、鮮やかな写真になります。
3. レンズフィルターの選び方と使い方のコツ
レンズフィルターは種類が多くて迷いがちですが、最初は「どんなシーンで撮りたいか」を基準に選ぶと良いでしょう。風景を中心に撮るならCPLフィルター、動きのあるシーンを撮りたいならNDフィルター、普段使いにはUVフィルターなど、目的に合わせて選びます。
使い方のコツとしては、まずカメラに取り付ける前にフィルターが清潔か確認することです。レンズが曇っているとせっかくの効果が半減します。また、NDフィルターやCPLフィルターは角度を調整することで効果が変わるので、実際に撮影しながら調整すると良い写真が撮れます。
まとめ
レンズフィルターは、撮影環境を自分でコントロールする意味合いで使われるイメージが強いと思います。しかし、視野を広げていろいろ探してみると「フィルム感」を演出するものだったり、「柔らかさ」や「夏っぽさ」を演出するものまで多種多様に存在します。カメラを始めてみたいけど、デジタル現像で色味を調整したりするのは難しそう……とお思いの方は、このようなレンズフィルターを使って、撮って出し写真を楽しんでみてもいいかもしれません!
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