アラサー社会人の日商簿記1級合格への道①

2024年12月12日(木)
今日は製造間接費を勉強した。

○製造間接費はどれに使ったか分からないからいったん集計して、関与の度合いによって分ける。昔は直接費の比率が大きくて、製造間接費の比率が小さかったから、これで許されたけど、最近は機械化・自動化によって、人間が手作業でやってたものが機械化されて製造間接費の比率が増えてきた。だからより正確に計算しようよってなった。(例えば部門別計算とか)

○2級だと直接作業時間で製造間接費を配賦してたけど、1級では配賦基準がいろいろ出てくる。ちなみに配賦基準は金額、数量、時間、色々あるけど、測定が簡単であることと、相関関係があることが条件ね。特に時間基準が一番優れているらしい、なんでやろ?わからん。ああ、直接工と賃率が異なるから、金額でやると相関関係が崩れるのか。数量基準でいえば、1個当たりにかかる時間が同じくらいじゃないと、微妙なんだな。

○製造間接費は原則として予定配賦するんだ。なぜ?メリットは2つあって、1つは計算の迅速化。実績わからないと配賦できないなら、売上原価計算できなくなって、損益計算書も作れないし、利益がわからないと、計画も立てられない。これは困る。だから、予定配布使っちゃおうと言う話。もう1つは、原価が変動することを防ぐため。同じものを作ってても、例えばケーキを販売するとして、12月は普段よりケーキがいっぱい売れるから、金額➗数量の分母が大きくなるから、製品原価安くなる。作った数によって製品原価変わると正確に利益算定できないから、誤った経営判断しちゃうかも。

○基準操業度ってどうやって決めるんだ。実際的生産能力、期待実際操業度、平均操業度の3つ。実際的生産能力は、理論的生産能力から、避けることはできない休みの時間を除いたもの。期待実際操業度は、次の1年間の販売量を基準に計算されたもの。平均操業度は過去実績の平均に基づいたもの。基準操業度できれば、予算作れるね、損益計算書も作れる。原価計算基準上は、期待実際操業度を推奨していて、理論的生産能力は使っちゃいけないことになってるらしい。ただ、現代では理論的生産能力を使っている企業があるらしい。(試験に出た)

○予算といえば、公式法変動予算と、固定予算があったな。シュラッター図とか2級でやったな。これは財務会計側と言うより、工場側で必要なんだ。予算差異と操業度差異ってなんだっけ。どっちかというと、予算差異が知りたいんだな、何か無駄遣いしてることがわかる。操業度差異は、いわゆる見積もりの誤差みたいなもん、操業度をどれくらいに設定するかどうかで変わる。今年は製品1万個作る前提で設定したけど、思ったより売れ行き悪くて、5千個しか作れなかった、これって、工場が悪いわけではないよね。例えば身近な例だと、Amazonプライムを1ヶ月千円で登録したけど、1回しか映画見なかったら1本千円だよね、2本みたら1本五百円。でも結局払ったお金は千円で固定だよねって話。1級だと実査法変動予算というものがある。より細かく分析したやつ。計算問題やってみるか。

○固定予算で差異分析するときは、予算許容額は操業度とか関係ない。予算差異と操業度差異は結果一緒、内訳が違うだけよ。ちなみに、配賦差異ってどう取り扱うの?売上原価に足すのが原則、ただし、異常な差異は営業外費用へ。

とりあえずこんなところか、明日は計算問題やってみよう。
今日はここまで
試験まであと179日…


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