よそう。また夢になるといけねえ
ご存知、落語「芝浜」のサゲ(オチ)です。噺の展開とこの粋なサゲが好きです。
最近、聴き比べしたのですが、どの噺家も、このオチは変わらない。(ほとんどこの言い回しでした)
本当に粋なサゲです。
ところで、拾った財布の金額にいくつかパターンがあります。おそらく、習った師匠の流れかと思いますが。
三笑亭可楽(八代目) 五十両
古今亭志ん生(五代目) 五十両
桂三木助(三代目) 八十二両
古今亭志ん朝(三代目) 五十両
柳家さん喬(当代) 五十両
柳家小三治(十代目) 五十二両
三遊亭圓楽(五代目) 四十二両
立川談志(七代目) 四十二両
【聞き比べ】
https://youtube.com/playlist?list=PLLymwIt4gwctKlNhGurgo9T0LU0zEkia2
さて、この噺は、歌舞伎やドラマの原作になることがあります。最近では、映画プロデューサー・川村元気のベストセラー小説で映画化された「億男」がおすすめです。
https://eiga.com/movie/88329/