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SYN22056 [Album]

SYN22056は2024年6月24日に配信されました。前作『Nolymuseから約2年ぶりのアルバムになります。 商品の型番のようなタイトル名ですが、「2万2056年後からやってきたシン」という意味を含ませています。

01 ヴィーナスの真空管 - Venus' Radio Valve 3:57
02 デバッグ - Debug 2:26
03 擬態ジャイラス - Mimic Gyrus 2:18
04 リマネボット - Remanebot 3:56
05 エレクトロマシス - Electromasses 3:03
06 サイバービオトープの詩 - Poetry Of The Cyberbiotope 3:49
07 カートゥーン光×少女 - Cartoon Light-X-Girl 3:00
08 デジタル宇宙会議 - Meeting Digital Space 3:55
09 其ノ表面ニ印刷サレタ世界 - The World Printed On The Surface 3:55
10 οノード - Omicron Node 5:20
11 糸心 - Itosyn 2:20

『SYN22056』は、歌・セリフ・ナレーション・インスト・ノイズなどによるSFファンタジー・アルバムです。歌唱にはNEUTRINO (Merrow, NAKUMO)を使用。

あなたの人生の中で私は生きていた。あなたが味わった切ない記憶や、悲しみにうつむいたあのときの表情も私は知っている。駅に向かう途中、交差点の前であなたは振り向き…(ノイズ)…あなたは海岸沿いの道を走っていた…(ノイズ)…けれども、私にとって、ここは異世界と言っていい。何万年もあとからやってきた私は…(ノイズ)…さあ、そろそろ眠るのをやめて。今日はいいことがあるのよ。5つ数えたら目を覚ます。

糸心

2万2056年後からやってきたシン

現在から垂直時間で数えて2万2056年後に宇宙はοノードにつながり、それまで続いてきた時空は超知性的な永遠へと無化されます。過去も未来もなくなり、人はあらゆる時と場所に存在することが可能になりました。未来のある時点で起こった出来事が、全時空に影響を及ぼす。そのため、過去は最初から未来が含まれたうえで存在していた。シンは現在からは見えない存在ですが、いつもあなたのそばにいる。つぎの未来は過去のSFというか。

我々はエリダヌス座の方角から…

インフォモーフされた意識はほかの意識と混ざり合うことで『我々』へと変化します。『我々』は内部と外部の境界を明確に識別できません。『我々』の個は一じゃなく、ゼロでもなく、割りきれません。その集合性は「人間同士」という境界も超えてしまいます。やがて、宇宙の、どんな意識と混ざり合っているかもわからなくなる。しかしそれでも個というものは現れてきます。ときに名前を持った存在として。

アルバム内容に関する架空のエピソード

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秋山タイジ
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