書いてみる。

自分の頭の中を瞬時に言葉にして伝えることに苦手意識がある。そんな私の、言語化訓練の場として、これからこの場を使わせてもらおう。

人との会話の中でも、相手の言っていることが「あれ、私の思ってることと少し違うな」と感じたとしても、それを相手に言ったとして、的確に伝わらないのが嫌だから、ある程度まではうん、うん、と聞く。

それでも、どうしても、やっぱり違うよな、言っときたいなと思うことは言います。この場合、かなりのHPを消費します。少し息がしづらくなってる気がします。伝える対象の人数が多ければ多いほど、この傾向は強くなります。

一方で、文字を読むのは好き。一度読んでも分からないものは、何度も読み返せる。何度も読み返しても分からないものは、その文を一言一句違わず他人と共有でき、これって?と聞くことができる。

だからこそ私の発する言葉は、不明瞭で不安定で、不確かなものだという意識が、余計に会話の中で自分の意見を言うことを難しいものにしてしまう。

そこで、まずは「書く」ことにより自分の頭の中を言葉にする訓練をしてみようと思い立ったわけです。できるだけ自由に、自分で言葉を紡いでみる。

社会人になってもうすぐ4年。仕事で文字を打つことも多いけれど、決裁が下りるまでにいろんな大人が結集し、最終的には誰の文章かわからない資料が出来上がる。仕事としては、それが正解。あらゆる力を結集して最良の選択をするのだから。

だけど、その毎日に窮屈さを感じているみたい。自分のそのままの言葉を綴りたくなった。

書いてみよう。好きなこと。考えたこと。輪郭はぼんやりとしたまま。だけど、書いてみようと思ったこの頃でした。


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