TRPG制作日記(492) 脇差し飛(第四の妖怪)
『現代稲生物怪録TRPG』とは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。プレイヤーは登場人物を一人選び、その登場人物を演じながら妖怪屋敷からの脱出を目指します。
『現代稲生物怪録TRPG』には、主要な妖怪が6体登場します。第四の妖怪は脇差し飛です。
脇差し飛(わきざしとび)は稲生物怪録に登場する妖怪です。
稲生屋敷に現れた妖怪、大地震と大風により、妖怪ができるとは珍しいということで屋敷には多くの人々が集まりました。
そして、役所は危険なので、民衆は稲生屋敷に妖怪を見に行っては行けないと通達を出します。
そして、このような通達が出たことを稲生平太郎の兄は平太郎に伝えに行きますが、そのときに抜き身の刀が飛んできて、平太郎の兄の袖を切り背後の唐紙に根元まで刺さります。
平太郎が刀を見ると、家来に貸していた脇差しでした。
刀だけで鞘がありません。困っていると、額から声が聞こえて近づくと鞘が落ちてきました。
脇差し飛は刀の妖怪というよりは、家を揺らす大地震と大風のように、刀を操る妖怪のように思えます。
また、刀で平太郎の兄の袖を斬りましたが、怖がらせただけで誰も傷つけてはいません。
『現代稲生物怪録TRPG』においては、大地震、大風と共に脇差し飛は探索の第二段階で交渉する相手です。
流れとしては、
スリコギ手からミッションを与えられる。
巨大な髭腕から対戦の仕方や現在の状況を教えて貰う。
大地震、大風、脇差し飛に話を聞く。
次の日、白き物から話を聞く。
もう一度、妖怪たちに話を聞く。
犯人を当てる。
という流れを想定しています。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。