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TRPG制作日記(498) ゲーム制作のための準備
現代稲生物怪録TRPGとは、キャラクターを演じながら妖怪屋敷からの脱出を目指す対話型ゲームです。
ある朝、四人の高校生が目を覚ますと洋館の正面広間にいた。広間にはスリコギ手と名乗る着物姿の娘がいて、明日の二十四時までに銀の鍵を手に入れることができなかった場合は全員を妖怪館に永遠に閉じ込められると伝えた。銀の鍵は洋館にいる妖怪が盗んだ可能性が高いようだ。また、銀の鍵を手に入れるために、補佐として妖怪が封じられたカードをそれぞれの高校生に渡していると教えてくれた。確認すると、確かに六枚ずつカードが配られている。さあ、高校生達は無事に銀の鍵を手に入れて妖怪たちの暮らす洋館から脱出することができるのだろうか?
ゲーム制作を行う前に、一般的には、
目的 どのようなゲームを制作したいか?
仕様 システムとジャンル、予算
スケジュール 完成までの計画
要求 強み、特に重視するべき事
を明確にしておく必要があります。
現代稲生物怪録TRPGにおいては、
■目的
トレーディングカードゲームの要素を含む、妖怪を召喚しながら問題解決を行う対話型ゲームを制作。
■仕様
TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム、対話型役割を演じる遊戯)
シナリオ、キャラクターシート同封型ルールブック
人数は4から2人(ゲームマスターを含む)
■スケジュール
未定。今年中にプロトタイプを完成。
■要求
TRPGに一度も触れたことがない人もゲームマスターとプレイヤーを両方楽しむことができる初心者用。
短時間、少人数で遊べる。
気軽に遊べる。ロールプレイ(役割演技)が難しくない。
を予定しています。制作中だった『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGを簡略化したTRPGを目指しています。
プレイヤーキャラクターは四人を考えていましたが、人数が多くなるほどゲームマスターの負担が増えるので、プレイヤーは二人程度が妥当なのかもしれないと考えています。
今日は以上です。