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TRPG制作日記(362) 自然を支配する二体の龍

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGを制作しています。

現在、TRPGに登場する妖怪カードを制作しています。現在まで、106匹の妖怪をカードにしましたが、さらに加えることにしました。

今日は、中国の二匹の龍です。


アマテラスカード『

C107
カード名:蜃気楼[しんきろう]
攻撃力:200
効果:自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、手札の妖怪を三体まで選択して、攻撃力を100にして召喚する。また、相手の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、宣言された攻撃を無効にする。
解説:史記の天官書にいはく、海旁蜃気は楼台に象ると云々。海上に幻を吐き出す巨大な蛤または龍の妖怪。史記では、瑞龍である蜃の吐き出す気により高い建造物、楼が形作られるために蜃気楼と呼ばれた。鳥山石燕が蜃は大蛤と書いて絵にして、蜃を蛤として描くことも普及した。

C108
カード名:燭陰[しょくいん]
攻撃力:200
効果:この妖怪は効果では破壊されず、攻撃力を変化させる効果を受けない。自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手の場の妖怪をすべて手札に戻す。3以下ならば、相手の場の妖怪をすべて破壊する。また、この妖怪が墓地に存在している場合に、相手の戦闘前フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、この妖怪を墓地から召喚する。
解説:山海経に曰、鐘山の神を燭陰といふ。身のたけ千里、そのかたち人面龍身にして赤色なりと。中国神話の祝融と同一視される太陽神の妖怪。目を開けば昼になり、目を閉じると夜に、吹けば冬に、呼べば夏に、息をすれば風になると言われている自然を支配する人面の龍。鐘山とは北海の地。

』アマテラスカード

古典の設定としては、妖怪ではなくて神です。

今度、以下の妖怪を予定しています。

C107蜃気楼[しんきろう]
C108燭陰[しょくいん]
人面樹[じんめんじゅ]
人魚[にんぎょ]
返魂香[はんごんこう]
彭侯[ほうこう]
天狗礫[てんぐつぶて]
道成寺鐘[どうじょうじのかね]
燈台鬼[とうだいき]
泥田坊[どろたぼう]
古庫裏婆[こくりばば]
白粉婆[おしろいばば]
蛇骨婆[じゃこつばば]
影女[かげおんな]
倩兮女[けらけらおんな]
煙々羅[えんえんら]

紅葉狩[もみじがり]
朧車[おぼろぐるま]
火前坊[かぜんぼう]
簑火[みのび]
青行燈[あおあんどう]
雨女[あめおんな]
小雨坊[こさめぼう]
岸涯小僧[がんぎこぞう]
あやかし[あやかし]
鬼童[きどう]
鬼一口[おにひとくち]
蛇帯[じゃたい]
小袖の手[こそでのて]
機尋[はたひろ]
大座頭[おおざとう]
火間蟲入道[ひまむしにゅうどう]
殺生石[せっしょうせき]
風狸[ふうり]
茂林寺釜[もりんじのかま]

羅生門鬼[らしょうもんのおに]
夜啼石[よなきのいし]
芭蕉精[ばしょうのせい]
硯の魂[すずりのたましい]
屛風闚[びょうぶのぞき] 
毛羽毛現[けうけげん]
目目連[もくもくれん]
狂骨[きょうこつ]
目競[めくらべ]
後神[うしろがみ]
否哉[いやや]
方相氏[ほうそうし]
滝霊王[たきれいおう]
白沢[はくたく]
隠里[かくれざと]

今日は以上です。

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