TRPG制作日記(297) 攻撃力と能力値(ルールブック第五章)
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGでは、妖怪を召喚して戦うことができます。これを対戦と言います。
カードプレイヤーは六枚のアマテラスカードを持っていて、アマテラスカードから妖怪を召喚します。
アマテラスカードにはイラストを除いて、カード名、攻撃力、効果の三つの情報が含まれています。
攻撃力は戦闘で参照される値です。
基本ルールでは、以下のように設定されています。
■ルール20(カード) アマテラスカードは妖怪が封じられた紙札である。アマテラスカードにはカード名、攻撃力、効果の三つの情報がある。カード名に同じ単語を含むカードは同じ種族である。攻撃力は0以下になることはなく、効果はアマテラスカードゲームの対戦ルールより優先して処理される。プレイ中に入手したカードは他のカードプレイヤーに貸すことができ、初期デッキのカードは貸すことはできない。封じられた妖怪には簡易人工知能が搭載されている。
今日は、ルールブックの攻撃力に関する部分を制作しました。
ルールブック第五章『
攻撃力と能力値
攻撃力とは、元々の攻撃力である。対戦プレイにおいて、カードプレイヤーが妖怪を召喚すると、妖怪は元々の攻撃力を持つ妖怪として召喚される。攻撃力はゼロ以上で、マイナスの攻撃力は存在しない。攻撃力は主に対戦における戦闘で参照される。対戦では戦闘で相手妖怪を破壊できるが、相手妖怪を破壊する時には攻撃を受ける相手妖怪よりも攻撃する自分妖怪の攻撃力が上回ることが必要である。戦闘においては、攻撃力の高い妖怪は自分よりも攻撃力の低い妖怪を一方的に破壊して墓地に送ることができる。攻撃力が低い妖怪が自分よりも高い妖怪に攻撃すると、戦闘で、相手に損傷を与えることなく自分だけが破壊されて墓地に行く。攻撃力が同じ場合は双方が破壊されて、双方の攻撃力がゼロである場合は双方とも戦闘で破壊されない。アマテラスカードゲームの戦闘では、攻撃宣言に制限がないため何度でも妖怪は何度でも相手に攻撃できる。そのため、場で最も攻撃力が高い妖怪が存在している方が、戦闘で相手妖怪を全滅させて相手カードプレイヤーに攻撃することができる。すなわち、ゲームに勝利する。攻撃力はカード名と同じように効果により変化する。
原則として、攻撃力が高い妖怪は強力な効果を持っている。普通、攻撃力100以上の妖怪は上級妖怪と呼ばれていて、カードプレイヤーのお気に入り妖怪、切り札として活躍することが多い。攻撃力に上限はないが、普通、攻撃力150が最強格で、攻撃力150を超えるような妖怪は特殊な妖怪である。一方、攻撃力95以下の妖怪は下級妖怪と呼ばれており、攻撃力50以上の妖怪は戦闘を、攻撃力50以下の妖怪は効果で補助するのが普通である。攻撃力が低い妖怪は戦闘で活躍することは難しいが、戦闘では活躍できない分、強力な補助の効果を持っている場合がある。例えば、窮奇は手札にある時に、自分妖怪が攻撃される場合に六面ダイスを一回振り、その結果が4以上であれば戦闘終了まで攻撃力を30上げる効果がある。また、木魅(男の子)は召喚されると相手妖怪の攻撃力をすべて20下げる。対戦では、切り札の攻撃力では負けていても、他の仲間妖怪の助けを借りることで相手の攻撃力を上回り破壊することが可能である。場に木魅(男の子)がいて手札に窮奇がある場合には、自分妖怪の攻撃力が相手より50も負けていても相打ちで破壊することができる。
』ルールブック第五章
今日は以上です。読んでいただきありがとうございました。