TRPG制作日記(439) 雨女、小雨坊、岸涯小僧
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGとは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。
現在、登場する妖怪を制作しています。
雨女は雨を降らせる妖怪で、雨降小僧に似ています。小雨坊は雨の日に現れる妖怪ですが、雨を降らせる効果を与えました。
また、岸涯小僧はぎざぎざの歯で魚を食べるので、攻撃力45以下の妖怪は場に出ると食べられる、あるいは恐れてそのそも召喚できないという効果を与えました。
また、おまけで、上級妖怪に襲われると噛みつきます。
また、雨降小僧と日和坊の効果を以下に変更しました。
C083
カード名:雨降小僧[あめふりこぞう]
攻撃力:20
効果:自分の戦闘フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、自分と相手の場を雨にする。雨の状態にある場に存在する妖怪は攻撃力が20上がり効果を発動できない。この妖怪が自分の場に存在している場合は、玉藻前あるいは狐族の妖怪は雨の状態でも効果の発動が可能である。また、この妖怪は日和坊が場に存在している場合に破壊される。
解説:雨のかみを雨師といふ。雨ふり小僧といへるものは、めしつかはるる侍童にや。雨師に仕える雨の妖怪。頭に和傘を被り、片手に提灯を提げた姿で描かれる。昔、狐が雨降小僧に、「魚を供えます。娘の嫁入りをするので雨を降らせてください」と頼んだ。雨降小僧が提灯を振ると、雨が降り出したと言われている。【雨を降らせる】
C084
カード名:日和坊[ひよりぼう]
攻撃力:20
効果:自分の戦闘フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、雨の状態にある自分あるいは相手の場を晴れにする。また、この妖怪が自分の場に存在している場合に、相手の場に存在する妖怪は攻撃力が20下がり、簑火を除く相手の場に存在する火族の妖怪は効果を発動できない。
解説:常州の深山にあるよし。雨天の節は影見えず。日和なれば形あらわるると云。晴れの日にのみ現れる山の妖怪。日和坊は悪事を働くことはなく、村人は日和坊を見て天気を判断したと言われている。また、紙で「てるてる法師」を制作するのは、日和坊を祭ることで晴れを祈るためである。【晴れにする】
今後、雨とは、「攻撃力が20上がり効果を発動できない」状態であることに調整されます。
また、日和坊は、雨を降らせる妖怪の天敵で、この「てるてる法師」がいるだけで「雨を降らせる効果がある妖怪」は即座に破壊されます。
また、ぎざぎざの歯を持つ恐ろしい岸涯小僧は、日和坊を追い払い、雨女や雨降小僧を守ってくれます。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。