TRPG制作日記（405）　牛鬼、うわん（鬼の姿で現れない鬼）

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。

現在、登場する妖怪のカードの制作を行っています。

C051
カード名：牛鬼［うしおに］
攻撃力：１３５
効果：自分の戦闘前フェイズに、この妖怪の召喚成功時に発動できる。この妖怪のカード名は「濡女」となり、攻撃力は１２０になる。また、カード名が「濡女」であるこの妖怪が自分の場に存在して場合に、自分妖怪が墓地に送られた時に、墓地に送られた自分妖怪を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り３以上ならば、対象の妖怪を召喚する。この効果を発動したターン終了時に、この妖怪は墓地に送られる。また、この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り４以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
解説：海や河に住む水の妖怪。頭は牛、身体は鬼で、毒を吐いて、獰猛で人を食い殺すのを好むと言われている。ある時、男性が空腹の女性に弁当を与えると、彼女の正体が牛鬼で洪水で男性が流された時に助けてくれた。しかし、牛鬼は人を助けることが禁じられていたので溶けて消えてしまったと言われている。【女性に化ける】【交渉＋３（女性に化けている場合）】【水泳＋４（溺れている人を助ける）】【戦闘＋４】


C052
カード名：うわん［うわん］
攻撃力：８０
効果：相手の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り３以上ならば、攻撃を無効にして攻撃宣言した妖怪を怯えさせる。怯えた妖怪はターン終了時まで、効果は無効にされて攻撃宣言できない。また、この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り４以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
解説：お歯黒をした指が三本の鬼の妖怪。昔、夫婦が古い屋敷を購入した。しかし、屋敷で暮らしていると、夜に「うわん」と大きな声がして眠ることができない。近所の住人に話を聞くと、そのような声は聞こえなかったと言う。話を聞いていた老人は、古い屋敷にはうわんが住み着くと夫婦に教えた。【吠える（相手を怯えさせる）】【戦闘＋２】

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG

牛鬼といえば、女性の姿で現れて子供を抱かせる話が有名ですが、人間を助けて溶けてしまったという話もあります。

濡女の解説では赤児を抱かせる話を、牛鬼の解説では人を助ける話を採用して効果もそれに合わせました。

また、以前までは濡女の場合は鬼の共通効果である、

「また、この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り４以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。」

を持たせていませんでしたが、濡女も牛鬼も鬼なので、双方とも持たせるようにしました。

よって、濡女を以下のように変更しました。

C044
カード名：濡女「ぬれおんな」
攻撃力：１２０
効果：自分の戦闘前フェイズに相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り３以上ならば、対象の妖怪に赤児を渡して抱かせる。また、相手妖怪が赤児を抱いている場合に自分の戦闘フェイズ開始時に発動する。赤児を抱いた妖怪の攻撃力を１００下げて効果を無効にして、この妖怪のカード名を「牛鬼」に、攻撃力を１３５にする。また、この妖怪のカード名が「濡女」の場合に、この妖怪の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り５以上ならば、戦闘せずに戦闘相手の妖怪を墓地に送る。また、この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動できる。六面ダイスを一回振り４以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
解説：赤児を抱いた母親の妖怪。海で若い女性の姿で赤児を抱いている。通り人に赤児を抱いて欲しいと頼み、赤児を抱くと赤児は石になり、女性は海に消えて牛鬼が現れて通り人は殺されてしまう。また、濡女は上半身が女性の大蛇になることもあり、尾の長さは三町を超えて逃げる者を捕らえて殺すと言われている。【交渉＋３】【水泳＋４（溺れている人を助ける）】【牛鬼に変身する】【戦闘＋４（牛鬼に変身した場合）】

うわんは怯えさせる妖怪なので、怯えさせる効果を与えました。

今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。