TRPG制作日記(402) ぬらりひょん、元興寺、苧うに(海坊主と鬼と山姥の亜種)
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。
現在、登場する妖怪を制作しています。
ぬらりひょんは海坊主、元興寺は鬼、苧うには山姥です。
それぞれ、効果を調整しました。
C025
カード名:海座頭[うみざとう]
攻撃力:145
効果:自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手の手札と場に存在している妖怪をすべて墓地に送る。また、相手の攻撃宣言時に手札から発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、この妖怪を手札から召喚して、相手妖怪からの攻撃を代わりに受ける。
解説:海坊主の仲間で、船を難破させる琵琶を背負った巨人の妖怪。昔、海幸彦と山幸彦の兄弟がいた。ある日、兄弟は互いの得物である釣針と弓矢を交換したが、山幸彦は釣針を失くして海幸彦に責められた。山幸彦は釣針を探しに海神の宮へ行き、海の力を手に入れて海幸彦を支配した。【海を支配する+5】【山を支配する+4】【戦闘+4】
C054
カード名:鬼[おに]
攻撃力:100
効果:この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
解説:世に丑寅の方を鬼門といふ。鬼を描く場合には頭部に牛の角を書き、腰には虎の皮をまとわせるのが普通であるが、これは丑寅(北東)に鬼門があることから、牛と寅の二つの要素を合わせたためである。平安時代、在原業平は女性に恋して誘拐したが、逃げる途中で女性は鬼に食べられたと伊勢物語に書いてある。
C006
カード名:山姥[やまうば]
攻撃力:110
効果:この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力を40上げる。また、この妖怪の召喚成功時に発動できる。手札から山童を召喚する。
解説:山に棲む老婆の妖怪。ぼろの着物を着た老婆の姿で描かれる。人を襲って食い殺す山姥もいれば、人里に降りてきて富や福を授けてくれる山姥もいる。これは山姥が山の神として奉られてきた証明である。逃げる旅人を追いかけたり、死体から薬や金、食物が生まれたりするなど、日本書紀の伊弉冉尊と似た伝承が伝えられている。【治療(傷ついた村人や妖怪を治療する)】【戦闘+3】
ぬらりひょんは海座頭に比べると起動効果は控えめですが、六面ダイスの制限が軽く成功確率は高いです。
また、元興寺は破壊から逃げる効果を、苧うには手助けの妖怪なので周りの妖怪を助ける効果を与えました。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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