『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、プレイヤーが妖怪を召喚て対戦したり事件を解決したりする対話型ゲームです。
このゲームは通常プレイと対戦プレイの二つに分かれていて、通常プレイでは妖怪をキャラクターとして扱い行為判定に参加させて、対戦プレイでは対戦のためのユニットとして扱います。
通常プレイでは特殊能力が、対戦プレイでは攻撃力が重要になります。
今日は、ルールブックにおける攻撃力と特殊能力に関係した部分を推敲しました。
行為判定の基本ルールは以下です。
■ルール16(行為判定) 通常プレイではカードプレイヤーの行為の結果がシナリオとキャラクターシートの情報から必然的に決まらない場合に、あるいはシナリオに指定されている場合に行為判定を行う。行為判定はゲームマスターが宣言して開始される。行為判定が開始されるとゲームマスターは事前に目標値と参照される能力値を指定する。プレイヤーは六面ダイスを二回振り、その結果を指定された能力値に加えて達成値を得る。達成値は持ち物や特殊能力により補正することができる。達成値が目標値以上である場合は行為判定は成功になる。
■ルール17(行為判定Ⅱ) 行為判定で参照される能力値は、シナリオの指示に従うかゲームマスターが自然であると判断した能力値をゲームマスターが指定する。容姿は対人魅力であり、経済は購買意欲であり、運動は身体行為を伴う達成能力であり、社交は交渉能力である。能力値として技術とランクを選択することも可能である。また、自然であればプレイヤーが参照される能力値を要求することもできる。アマテラスカードから召喚された妖怪が行為判定に参加する場合は、妖怪を召喚したカードプレイヤーの社交に、六面ダイスを二回振り結果を加えた値を達成値とする。達成値は持ち物や特殊能力により補正することができる。
たとえば、通常プレイで川で子供が溺れているのを発見したとします。
このときに、河童を召喚して助けましょう。
C009
カード名:河童[かっぱ]
攻撃力:80
効果:この妖怪の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、この妖怪の攻撃力を30上げる。また、この妖怪が攻撃宣言された時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、攻撃宣言した妖怪を墓地に送る。
解説:河や池に棲んでいる水の妖怪。頭部には水を溜める皿があり、背中には甲羅、両腕の骨はつながり、秋になると山に登り山童となる。相撲を好み相手に勝つまで何度も勝負を挑み続ける。起源としては渡来説、人形説、水神説の三種類があり、人形説では春日神社を造営するための労働力として制作されたと言われている。【水泳+3(河や池で自由に泳ぐことができる)】【怪力+3】【戦闘+3】
行為判定は、六面ダイスを二回振った結果に、能力値と特殊能力の補正を加えた値です。
妖怪を召喚したキャラクターの運動の能力値が8、社交が8ならば、自分で泳いで助けるよりも、河童を召喚して【水泳+3】の特殊能力を発動する方が行為判定の成功確率は増えます(六面ダイスの結果に加える値は、自分で泳ぐと8、河童なら11です)。
しかし、キャラクターの運動が10、社交が6ならば、妖怪に頼み事をすることが苦手ということなので、自分で泳いだ方がましでしょう。
もっとも、もっとも成功確率が高いのは自分と河童の二人で川に飛び込むことです。
そうすれば、キャラクターと河童のどちらかが行為判定に成功すれば子供を助けることができます。
ただ、キャラクターが溺れて、新しい行為判定が始まるかもしれませんが。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。