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TRPG制作日記(490) 巨大な髭腕(第一の妖怪)
『現代稲生物怪録TRPG』は、妖怪世界に迷い込んだ高校生を操作しながら洋館からの脱出を目指す対話型ゲームです。
ある朝、四人の高校生が目を覚ますと洋館の正面広間にいた。広間にはスリコギ手と名乗る着物姿の娘がいて、二日後の朝六時までに銀の鍵を手に入れることができなかった場合は全員を妖怪世界に永遠に閉じ込められると伝えた。銀の鍵は洋館にいる妖怪が盗んだ可能性が高いようだ。また、銀の鍵を手に入れるために必要となる妖怪が封じられたカードをそれぞれの高校生に渡していると教えてくれた。確認すると、確かに六枚ずつカードが配られている。さあ、高校生達は無事に銀の鍵を手に入れて妖怪たちの暮らす洋館から脱出することができるのだろうか?
このゲームには主に六体の妖怪が登場します。
第一の妖怪は、巨大な髭腕です。
案内役になるスリコギ手を除いて、巨大な髭腕は、主人公の高校生達が一番初めに交渉する妖怪です。
元々は、稲生物怪録に登場する妖怪です。
妖怪たちはそれぞれ問題を抱えていて、彼等の抱えている問題を解決すると情報を教えてくれます。
巨大な髭腕は主人公達に好意的な妖怪です。そのため、スリコギ手と同様に困った時には相談に乗ってくれます。
また、妖怪たちのリーダーで、他の妖怪たちから一目置かれています。
『現代稲生物怪録TRPG』では、相手に何かを要求して、要求を叶えるために対戦することができます。
もし、彼が犯人だと思った場合は、巨大な腕髭と対戦することになる。
洋館の妖怪達は、それぞれ誰が銀の鍵を隠していると思うのかを主人公達に教えてくれるが、巨大な腕髭が犯人だと思っているものはいない。その分だけ怪しい妖怪です。
なお、彼は銀の鍵がなくなった時にスリコギ手といたようです。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。