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TRPG制作日記(400) わいら、おとろし、塗仏(鳥山石燕が描いた正体不明の妖怪たち)
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、プレイヤーが妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。
現在、登場する妖怪を制作しています。
C041
カード名:わいら[わいら]
攻撃力:110
効果:この妖怪は効果では破壊されない。自分の戦闘フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力は50上がる。また、おとろしが自分の場に存在している場合は、この妖怪の攻撃力は50上がる。
解説:山奥に現れる自然の妖怪。正体不明。鳥山石燕の画集では、前足に一本のかぎ爪がある巨大な牛が描かれている。わいらとおとろしで、恐い恐ろしい。【戦闘+4】【相手を驚かせて怯えさせる】
C042
カード名:おとろし[おとろし]
攻撃力:110
効果:この妖怪は効果では破壊されない。相手の戦闘フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力は50上がる。また、わいらが自分の場に存在している場合は、この妖怪の攻撃力は50上がる。また、相手の妖怪の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、攻撃宣言した妖怪を破壊する。
解説:神社を守る神道の妖怪。正体不明。鳥山石燕の画集では、鳥居の上で鳩を握りしめる巨大な顔が描かれている。わいらとおとろしで、恐い恐ろしい。【戦闘+4】【相手を驚かせて怯えさせる】
C043
カード名:塗仏[ぬりぼとけ]
攻撃力:100
効果:この妖怪は効果では破壊されない。自分の戦闘フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力は50上がる。また、相手の戦闘前フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力を100上げて、相手妖怪をすべて破壊する。
解説:仏壇から現れる仏教の妖怪。正体不明。鳥山石燕の画集では、目が飛び出した全身が黒塗りの仏が描かれている。【交渉+3】【攻撃+2】【相手を驚かして怯えさせる】
民間や古典に存在しない妖怪で、しかも山、神社、寺と続いているので、何か特別な意図があって三体がデザインされた可能性があります。今のところ修験道に関係しているのでは、と予想しています。
恐い恐ろしい(こわい、おどろしい)から、わいらとおとろしという名前が付けられたという説があります。
わいらは山を守り、おとろしは神社を守り、塗仏は目を伸ばして寺を守っているように思えます。どれも、不信仰者を見張る妖怪のようです。
場にとどまり、見張り続けるために、効果では破壊されず、しかも攻撃力が異常に上昇して壁になるようにしました。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。