『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。
現在、登場する妖怪を制作しています。
片輪車と輪入道は同じ妖怪の女性版と男性版と言われています。鳥山石燕が別々の妖怪として描いた理由は謎です。
鳥山石燕の画集には解説があり、片輪車には子供を失ったときに、罪は子にはなく私にあるので私を罰して下さいと言い、片輪車が母親の愛に感動して子供を返したと書かれています。
また、輪入道の解説には、「此所勝母の里」と書けば輪入道がその家には近づかないと解説がありますが、此所勝母の里とは、孔子の門人である曾子がある里が「母に勝つ」という名前だったので、考の精神からその里に足を踏み入れなかった故事と関係があるようです。
双方とも、母親への尊重と関係がある解説です。
効果としては、片輪車が相手が現れた瞬間に、その相手以外を破壊するがターン終了時に一人を返す効果にしました。
また、輪入道は仲間の妖怪が現れたら破壊する効果、相手の前に姿を現して破壊する効果、相手が近づいてきたら、その相手の仲間を破壊する効果を設定しました。とにかく、見られたら破壊するのが輪入道です。
片輪車と輪入道は、相手の場に母親妖怪、姑獲鳥あるいは夜啼石がいる場合は敬意を払い手札に戻ります。よって、姑獲鳥、夜啼石は天敵です。
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