シェア
Eiko Nakayama
2020年5月4日 12:12
アトリエを始めたのは、「絵を描くことが好きになってほしい」「工作を上手に作れるようになってほしい」のではなく、造形活動は表現のひとつだということを体験してもらいたかったのです。言葉にならない、言葉にできない感情を色や画材や素材が代弁してくれて、そこから出てきた本当の自分を怖がったり、嫌がることなく、むしろ、「やっと出てきた」と喜んでいた子どもたち。それをまわりも自然と受け入れ、ケンカしても前ほ
2020年5月2日 19:50
Mはいつもまわりの目を気にしていて、なにをするにも自信がなく、小グループの話し合いでも友達と遊ぶ時でも「なんでもいい」「それでいい」と自分の意見を飲み込むところがあった。「無理」「できないからしない」もよく言っていた言葉だ。少し離れた姉がいろいろとできるようで、母がよく比べていた。造形の時間は、いつも居心地が悪そうで、ソワソワしたり、まわりの子の様子を真似してみたり、でも上手くできなくて潰した
2020年5月2日 11:11
年長児から入園してきて、頭の回転とかけっこが早く、リーダー的存在のAがいた。その圧倒的な自信はみんなを強く惹きつけていた。その分、少し強引なところがあってケンカもよくしていた。男の子たちは、Aがすること全てが新鮮にうつったようだった。その園では造形の時間があった。グループに分かれて、それぞれテーマを決めて土粘土で作品を作った時、Aが友達と一緒に、あるグループの作品を壊してしまった。担任の私より
2020年4月20日 15:20
「えのぐテイクアウト」を始めてみました。中身は、大きさの異なる画用紙4枚、絵具4色、刷毛1本、コテ(もんじゃ用)1本、軽量紙粘土などを紙袋に入れて1セット、200円。お値段は刷毛と紙粘土代です。今回はお試しで、第2弾もやってみようと思っていますが、内容とお値段は変わると思います。これを作ったきっかけは、私が部屋で絵を描いていたら2時間も経っていて、その間はコロナの心配や、体のきしみな
2020年4月5日 11:22
2月の日記を読み返したら、「4月のアトリエをお休みする」と書いてあった。コロナでここまで、こんなことになるとは思っていなかった時。今のアトリエに疑問や課題が出てきていること。それから、仕事で疲弊しすぎてしっかり休みたいと思っていること。これは現在実行済み。それでも3月4日には、4月のアトリエお手伝いしてくれる人の募集をかけたり、普段開かない3月にアトリエを短時間、規模縮小して行ったり動
2020年4月4日 22:28
明日のアトリエを延期することをお知らせした後も、モヤモヤが残っていた。こんな時だからこそ、必要な場でもあったのでは?これまでやってきた中で、アトリエを始めた目的や意味を考える時が何度かあった。たくさんの方が来てくださるのはとてもうれしいし、楽しんでもらえたら私もうれしい。だけど、忙しすぎてゆっくり話すことができず、誰がどんなふうに過ごしていたか、あまり思い出せない時もあったことに少しジ
2020年4月4日 01:23
月に一度、野外アトリエを開催しています。今週末も予定しています。制作や感触あそびなどのコーナーもありましたが、今は絵具コーナーだけにしています。野外(公園)なので、換気はOK、スペースも十分とれる、絵を描いているので大声で話すことはまずありません。受付で、参加する人はもちろん、付き添いの方も除菌シートで手を拭いてもらってから入ります。ハンドソープも公園の水場に置いておき、しっかり手を洗
2020年3月24日 22:30
2015年の5月から、芦屋の公園で野外アトリエを開いています。参加者は未就学児と保護者が主ですが、小学生もちらほら、中学生も時々来てくれます。老若男女誰でも参加自由です。参加費は取っていませんが募金箱を置いていて、集まった募金で画材などを購入させていただいています。一人でひっそり、且つ衝動的に始めたので(ずっと考えてたことではあったのですが)、広報的なことは何もしないまま4年目を迎えた頃の