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何を解決していくのか…?

目の前の問題に目を向ける

職場で不満に感じることは何かありますか?

もしあるとしたら、あなたは何をしますか?

不満を周りにぶちまける?それを解決するために行動を起こす?

さぁ、ここで大きな差が生まれると思います。

園長でもないし、主任でもない、私は保育士だから無理…。

ではないのです。

あなたの今の立場でできることは何があるのか?を考えるのです。

保育者だからこそできること、主任だからこそできること、園長だからこそできること。何かあるはずなんです。

それを真剣に考えることが大事なんだと僕は思っています。

悩むイラスト

今の自分にできることは何かを考える

まず、不満を言うだけは誰にでもできることです。ここからは何も生まれないし、職場にとってよくない空気を作るだけです。

不満を述べるなら、「だったらどうするべきか」を述べなければ職場は変わりません。そう、ここを加えて話すことができると現場に変化が起こる可能性が増えるわけです。

例えば、僕は豊田市の公立の保育者時代に、“畑が遠い問題”がありました。畑が園から見える場所にない。歩道橋を渡っててくてく歩いた先に見えてくるのです。こんなの、育てる気持ちが薄れるばかりですよね。生長が見えないんですから。

そこで、僕は園長先生に、「園庭のどこかに畑をつくっていいですか?」と提案したのです。子ども達の気持ちを一生懸命代弁しました。

現場を変える第一歩

熱い気持ちが園長先生に伝わり、園庭の一角を開拓しても良い許可が出ました。子ども達と一緒に地面をスコップで掘り続け、砂場用の一輪車で土を運ぶ毎日の繰り返しです。

毎日遊びのように開拓をし、かなりの広さを掘り起こしました。さぁ、そこへ畑の砂をどうやって運ぶのか…。悩んでいると主任先生が自宅から軽トラで自宅の畑の土を運んできてくれることになったのです。

購入した培養土を混ぜ、畑の砂がみるみるうちに、美味しそうな土に変身していきました。そして、子ども達が看板まで手作りで作り、いつでも目の届く場所でで野菜の栽培が始まっていく過程は、乳児から幼児までを巻き込む最高のストーリーへと続いていくわけです。

嬉しいイラスト

畑のない保育園に畑ができたお話。

これは、僕が保育の現場で見つけた問題の一つです。保育者だったからこそ気づけた目線であり、保育のやりがいへ繋がった実践例でした。

さぁ、あなたの目の前に転がっている問題は何がありますか?それを拾う勇気はありますか?

ここのマガジンでは、保育の現場で転がっている問題に目を向け、主任や園長として、今は法人理事として僕が実践してきた一例をご紹介できたらと思います。

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