06の世界、2019終焉。
新年あけましたね!!2020年、令和二年の始り、始り。
2019年の締めくくりは、大阪でかなり長く続く劇団であろう『劇団ウンウンウニウム』さんの『06の世界』。
2008年から公演を打っている劇団だが、劇場公演はほぼ無しという非常にわけのわからん団体だ。アドリブやお客様のとの距離感が異常にうまい。
今年に入って、ビル一棟ロングラン上演『溺れる夢を最近見ない』に出演しているのだが、それも『劇団ウンウンウニウム』作、プロデュース。
この団体に関わったことによって、舞台芝居ばかりやってた俺に、リアル距離芝居のスキルが備わったような気がする。コンセプトカフェにも活かせる、お客様との近距離の芝居。
さてさて、舞台『06の世界』の話。まさに、大阪でしかできない、ギリギリコンプライアンスに引っかからないディストピア作品。
その内容だとアングラ作品やと思われがちですが、
コメディですから。
さすが、喜劇好きの大阪。こんなストーリーの中でも笑わすところが、さすが。
怪我なく全員無事っ!と言いたいところだが、稽古期間に事故に遭い骨折するメンバーや、箱入り前に事故に遭ってしまい怪我しながら舞台に臨むメンバー、貧血で倒れるメンバー…色々あったカンパニーでした。最後に演出家が手を挟んで怪我してた。あと、本番中にセット壊れたり、ドリフか!!!って笑いかけたわ。(本来は笑えるところじゃないが、このカンパニーはアドリブうまいので笑える)
しかし、劇場公演は、必ず舞台監督を雇うことを、舞台業界は義務化するべきだ。
そう考えさせられた舞台でした。いないを経験してわかる、何事も経験。
そんな年末のハードスケジュール、普段の仕事が役者ではない役者がほとんどの舞台。
連日の拘束時間の長さ、耐え抜けたのはお客様からの差し入れのおかげです。今回、大阪初となる『差し入れシステムトリート』を導入、水も買いにいく時間も無かったので、とても助かりました‼️✨
沢山ありがと〜っっ!!❣️
お祝い花💐普段は染色花はあまり好きでは無く、お客様もみんな知っていてくれているのですが、今回のタカシロ様は染色花っぽい人だなぁと思っていたら、
見事に染色花が届きました。
お花を送ってくださる方々と俺のイメージが見事に一致。いつも演じる舞台やキャラクターをイメージしてお花を頼んでくれてるんだろうな。
本当にありがとうございました💐
さて、タカシロさんのこと。タカシロさんの裏設定まとめます。
・ミクリリク、エナの両親と同期。・元落語家でミクリリク、エナの両親と同じ革命組織。(寄席で同志を集めていた)・ドールロボットの開発に携わり、ハダリとモリサを開発。なので、ジャックはお手の物。・モリサは唯一の友達。・初恋はミクリリク、エナの母のラナ。(ラナが作曲した曲が好き)・車椅子なのは、ミクリリク、エナの両親とともに脱東した際に捕まり、重洗脳措置にかけられたから。・好きな酒はビール。
彼のおかげで落語が好きになりました。幼い頃に落語家の弟子のような生活をしてた劇団員だったので、落語は身近にありましたが、こんなに楽しいものだとは…。落語はある程度人生経験積まないと楽しくないですねぇ。
この06の世界で、『裏も表もできる人』ってたくさん褒めていただきました。そのおかげで、『この規模ならできる』という自信を与えていただき、この舞台や木には感謝してます。
今年からは裏も増やしていこうかな。いや、でも、応援してくださる方々の為にも、まだ面もかな。
山本太陽
【追記】タカシロさんのファンアートいただきました!嬉しかったので、ここに掲載させていただきます。
イラスト→ @shiB06