御巫とFA―ダーク・ナイト・ランサー
AGE OF OVERLOADにて登場した【御巫】で使えそうな新規カード、《FA―ダーク・ナイト・ランサー》の現時点での考察です。
同時に登場した「アーマード・エクシーズ」群についてもここで考察していきます。
この後に公開予定の記事ではこれらのカードを使用した【御巫】デッキについて解説していきますので、そちらも合わせて読んでていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
《FA―ダーク・ナイト・ランサー》について
【御巫】において正規方法では出すことのないXモンスターに重ねられるXモンスターということで、基本的にはこれまで採用していた《迅雷の騎士ガイアドラグーン》に代わる形での採用になると思われます。
ほぼアーゼウスの下敷き増やしとなるしか仕事がなかった《ガイアドラグーン》とは異なり、効果自体も装備を活用する【御巫】と噛み合っているため、他のカードとの組み合わせによってそのまま役割をこなすことができます。
というよりもむしろ下敷きとしての役割のほうが薄いような気がします。
《神巫》採用型の【御巫】がランク6エクシーズを出すことは容易で、《神巫》1枚から成立させられるのは言うまでもありませんが、今までの動きの
《神巫》→《オオヒメ》→《伝承》→《水舞踏》落とし
の動きの中で妨害をもらった際にエクシーズする択を取っていたところが、《FA―ダーク・ナイト・ランサー》自体がそれなりに仕事をしてくれるが為に、逆にそちらに向かうことをメインにすることも大いに考えられます。
余った《伝承》の墓地効果で何をするかですが、《オオヒメ》の切りで「御巫」下級もしくは《迷わし鳥》を落とせているなら、そこから「御巫」下級を特殊召喚して妨害を作るのが無難です。
《フゥリ》を出して《FA―ダーク・ナイト・ランサー》と相性の良い《かみかくし》をサーチして対象を取らない除去を含めた2面除去を構えるのが良さそうです。
ランク6の択としてこれまで採用していた《交血鬼―ヴァンパイア・シェリダン》や《エヴォルカイザー・ラーズ》などに加えて《永遠の淑女 ベアトリーチェ》は《ダーク・ナイト・ランサー》の登場によってさらに選択の優先度を上げた1枚です。
ベアトリーチェの墓地落とし効果で「御巫」下級を落とすと《伝承》からの《迷わし鳥》と合わせて盤面を形成できるので、実質的に《神巫》1枚から《ダーク・ナイト・ランサー》と御巫ギミックの成立となります。
また《ベアトリーチェ》から「エクシーズ」カードを墓地に送るとそれをそのまま《ダーク・ナイト・ランサー》の回収効果によって擬似サーチができるのも覚えておくべきです。
《エクシーズ・インポート》を使いまわして毎ターン除去を撃ち続けることもできますし、タイミングこそ微妙ですが《エクシーズ・オーバーディレイ》を持ってくることもできます。
現時点では回収して使いまわすことが強そうなのは《エクシーズ・インポート》ないしは《エクシーズ・ブロック》くらいですが、「エクシーズ」カードという増えやすいカテゴリ群なので、カードプールが増えればより価値が上がっていくことでしょう。
問題は《神巫》を使ってランク6を作った場合、《オオヒメ》を使用して作ることも多いので、《オオヒメ》2枚目がないとその分次のターンの動きの幅が大きく狭まってしまうということを意識して、そのあたりはかなり慎重に選択したいところです。
ギミックの都合上打点が欲しいときもそれなりにあるので、逆に《オオヒメ》や《儀式の準備》が被っているときなどは積極的に出して攻めにいくことも考えたいです。
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