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映画「君は放課後インソムニア」~寝れないあなたに~
insomnia(インソムニア)
不眠症
日本人の5人に1人が不眠症と言われている。
不眠症という共通点から出会った二人の高校生
不眠症なんて誰にも言えない
そんな暗闇に星空は光輝く
石川県七尾市に住む高校一年生・中見丸太は、不眠症のことを父親の陸に相談することもできず、ひとり憂鬱で孤独な日々を送っていた。そんなある日丸太は、学校で使われていない天文台の中で、偶然にも同じ悩みを持つクラスメートの曲伊咲と出会い、その秘密を共有することになる。天文台は、不眠症に悩む二人にとっての心の平穏を保てる大切な場所となっていたが、ひょんなことから勝手に天文台を使っていたことがバレてしまう。だが天文台を諦めきれない二人は、その天文台を正式に使用するために、天文部顧問の倉敷先生、天文部OGの白丸先輩、そしてクラスメートたちの協力のもと、休部となっている天文部の復活を決意するが――。
近づいていく二人の距離
この映画の魅力は丸太と曲伊咲のこれでもかという青春。
丸太がはじめて撮影した曲伊咲のランタンを持ってはしゃぐ写真。
シャッターを切った瞬間にもう丸太は曲伊咲に惚れてるやん
そして「真脇遺跡」での告白後に曲伊咲から
「人生で一番嬉しい瞬間」
と言われてその笑顔を写真に収めたあのシーンは最高。
終盤に窓からの二人の会話は微笑ましい。
この3つのシーンはみんながみたい森七菜なのでこれだけでも見る価値があります(笑)
生きた証
私が一番心に響いたシーンは「真脇遺跡」での歴史資料館の館長の言葉です。
自分が過去に言ったことは自分が忘れていても相手が覚えている
その時に相手のなかで自分は確実に生きている
これはなかなかに深い
常々思うのだが、人間は過去で形成されていると思う
過去の体験から行動や言動が変化する
そして相手を過去の行動や言動で判断する
すこし論点がずれたが、自分が生きた証が完全に消えることはない。
つまり、人は消えることなく情報として生き続ける気がする。
まとめ
原作未読のためどこまでが映画で描かれているのか分からないが、非常に続き気になる。
2時間で収めるには限界があるのでしかたがないが先輩や友人にはあまりフォーカスがされていなかったのでそこが少し残念でした。
しかし青春映画としては十分楽しめるのでみなさんもお時間のある時にご覧ください