🟢訃報だが、修(おさむ)会長の真の想いは誰が受け継ぐか？【あると】便利なクルマ。おさむオヤジシリーズ③ また、どっかで④を。

おさむオヤジシリーズ③

元は、鈴木自工。
現在のスズキ自動車。

スズキブランドの車輌は、
我も、九州佐賀の妹も、
遠い昔に乗ったことがある。

妹は、この初代のアルトに。
多分、両親に買ってもらったろう。

我は自分のクルマは、
自分でこれまで用意した。
老齢の親に
クルマを買ってくれとは、
余程言えないから。

まずは、
全国統一価格で売り出した、
初代のアルト。
この統一価格は、
買いやすい47万円。

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しかし、
少し不思議な事が。

🔶全国統一価格の意味。

問題は、この中身だ。

雪寒地区〜北海道、東北。
防塵地区〜鹿児島など。
また離島、沖縄地区。
特に、
離島、沖縄への運搬には、
これは輸送費が掛かる筈だ。

こんな地区は、
防塵や雪寒地区の客には、
それなりの対策を
するはずだが、
この対策を含めて、
この価格だったか？

バッテリーも、雪寒地区だって
違うバッテリーを積んで
出荷している筈です。

🔶ここまで。

これは、あとから説明します。
この🔶印を
覚えておいてください。

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これは、
我も、
確かめてられていない。

これらの対策と
輸送費用を
47万円の価格に含めていたとすると、、

47万円は、ほんまに
かなり安いんですよ。

これは企業秘密やから、
↑の、費用は、
公開はしないと思うけど。

解りますかあ？
皆様がた。

クルマ関連の仕事を
している方々はお解りだろうが。

殆ど儲けは10万円も
無かったんじゃないか？

最低でも、一台当たりの
アルトで33-5万円は
コストとしてあり、
下らなかった筈だ。

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どちらにせよ、
この全国統一価格。
47万円。

これは、アルトではありません。
フロンテ5ドアです。

これは、
安いし、安すぎる。

この低価格、低コストで
かなり抑えてクルマ作りを
してきた筈です。
これで、この価格でも、
よく成立させたものだ。

これは、他のメーカーでは、
絶対に無理です。
トヨタなんかには、無理も無理。

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ここで、、
Wikipediaより。
少しだけ、ピックアップします。

🔷は我の追記です。

下の鈴木とは、
鈴木修会長のことです。

これは鈴木が1978年に社長に就任してから
初めて発売した車であるが、
排ガス規制対応の新型エンジンの開発に失敗して
スズキ全体が打ちひしがれているなか、
発売を1年間延期して開発したものだった。

工場の従業員が
軽トラックで出勤していることからヒントを得、
「乗用車」ではなく、
荷室を広くした「商用車」として開発。

🔷平たく云えば、
乗用車、、セダン
商用車、、ライトバン
であります。

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商用車には
乗用車にかかる物品税が
ゼロというメリットもあった。

1台あたりの製造コストを
35万円にして儲けの出る車を作る、
という目標のもと、
技術陣の徹底したコストカットを経て誕生。

🔷やはり、な。
そうである、筈やわ。
35万くらいは
掛かっているはずや。
これが、コスト分です。

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🔷即ち、35/47→74%は
コストであり、
残りの12万円が利益です。
台あたり利益ですよ、
云うまでもなく。

🔷これは会社経営、存続には
ホンマにギリギリです。
利益は、25%強である。
よーやってきている。

🔶🔷普通なら、
少なくとも45%以上は利益を
稼がないといけないんですよ。
これが、中小企業のオヤジの考えの
その所以です、な。

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「安くするために軽くする」という
スズキのクルマ作りの原点が
体現された車だった。

また、同じ自動車でも格上のグレードを見るのは、

下位グレードに乗っている人間
にとっては不愉快という人間心理にも着目。

🔷この心理的な圧迫を
巧く使って、纏め上げたと
云ってもよいんです。

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アルトにはグレードを設けなかった。
売りである価格を際立たせるため、
業界で初めてとなる、
全国統一価格47万円を設定。

これにより
従来は地域ごとにしていた販促を、
全国統一のコマーシャルとして展開。

---

🔷🔷しかし、

実際に、、は。
初代がデビューしたころ、

九州佐賀では、
こんなラジオCMが
ありました、、よ。

「そぎゃん便利な、ヨカクルマがあると？」

「そぎゃんクルマは、何処探しても、
なかとばい！？なんば言いよっとね。」

「いんにゃー！あっとよ！
そいは、スズキ(あると)、ばってん、があ。」

「あんた！アルトば、知らんとねえ！？」

↑↑
意味は、我が説明せんでも、
なんとなしに
解りますやろ？
佐賀の方言です。
佐賀のアクセントです。
長崎県でもこう云うわ。

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キャッチフレーズにも
鈴木のひらめきがあった。
営業企画の資料では
アルトの名前の由来は、
イタリア語で才能などに「秀でた」という
意味と説明されたが、鈴木はピンと来ていなかった。

🔷格好付けて、
説明しても、修会長には、
わからへん、ねんて。

筆者や。

🔷もっともっと
泥臭く、いかな、なあ！
例え、営業企画会議でも、な。
中小企業のオヤジには。

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京都での発表会の前日、

🔷何で、
京都で記者発表を
していたかも、
これも不思議やね。
普通ならば静岡でやるのが、
そうやろ。

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たまたま浜松の実家に訪れた
外注先の社長の奥さんから聞いた亭主の愚痴、

「うちの主人があるとき～、またあるときは～」

からひらめき、

『あるときはレジャーに、
あるときは通勤に、また
あるときは買い物に使える、
あると便利な車、それがアルトです。』

というキャッチフレーズをひねりだし、

発表会の会場が大いに沸いたという。
こうして誕生したアルトは、
その後売れ続け、
スズキの屋台骨を支える、
自動車として成長していった。

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🟢実は、、

全国統一価格設定とは
地理的価格設定の一種で
全国で統一的な価格を
設定することをいう。

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と説明されているが、
これでは、話にならない。

🔷これは、上記の
🔶をご覧になって下さい。
話の核論が抜けている。
なぜ、こんな価格設定になったのか？

🔶から🔶までを。

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また、
以下の
名車文化研究所の
サイトをご覧下さい。

アルト | 名車文化研究所

その中から
一部抜粋です。

🔷アルトは、
日本の法律の盲点を見つけ、
それを破壊した
最初のクルマでも、ありんす！！
最初の、クルマで、あると、よ。

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アルトの好調が引き起こした税制変更

アルトの「全国統一価格47万円」は、
徹底的なコスト管理とともに、

🔴商用車には物品税が課税されない🔴

という税制面の利点を
生かすことで実現していた。

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🔷🔷これは、

日本のクルマに掛かる
税制の、当時の盲点を
巧みに突いて出来たクルマ。

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その法律の盲点を突いた、
この企画力が、
当時のスズキ自動車には
あったのだ。

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と、云うより、
修会長の身体に自然と染みついた、
ちょっとでも、
クルマそのものを安くしたい
この気持ち。

解りますか？
皆さん。

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どっかの、
金儲けにばかり走る、
背の小さな眼鏡御曹司とは
雲泥の差や！！！

🔷あいつは、
身長170センチもありません。
父、豊田章一郎さん。
祖父、喜一郎さん。

彼、章一郎さんも
我は、
また東京モーターショーで
拝見したことがあるが、
めっちゃ小さいんです。
背が。

小学生が背広を着ているみたいだった。
うしろから、蹴飛ばしたろか、
と思ったくらいだった。

身長は
だから公表されていない、か。

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豊田家は、背が高くない家系。
だからこそ、
金儲けに走りやすい。のか。

🔷木下藤吉郎秀吉と一緒ですわ。
同じ名古屋やしな。だから
猿のように飛び跳ねる。
これを見て、信長は「猿」と呼んだ。
吉本新喜劇のあいつ、と同じような、、
身長150センチもない。

名前は、海の金魚、やったかいな？

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話は、
元に戻りますが、、。

しかし
アルトの好調な販売が、その状況を変えた。

1981年10月から
商用車でも工場出荷値に対して
5％が課税されることになったのだ。

乗用車の15％と比較すると
それでもメリットはあったが、
課税はストレートに
車両価格に反映された。

47万円から49万円への値上げを
余儀なくされた。

🔷これは、
我もよく覚えています。

とはいえ
2シーター仕様の場合は
引き続き課税されなかったため、
新たに2シーターの
Bタイプを設定し47万円を継続した。

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ちなみに
課税前の1981年9月は
駆け込み需要のため
販売が沸騰。

前月の2万7440台から
4万3599台へと倍増した。

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しかし

🔶良いものは、
国が反対しようとも、
新たな課税をしようとも、

🟠全国のユーザーが、
しっかりと底辺から
支えているんです。

スズキ自動車の
応援者は、
トヨタ以上にいる筈です。

見えない力で
押しやっています、な。

そんな、
日本の生活を支えている
クルマを続けてきた、
スズキブランド品は、

セリカ以上に
好きです。

血の滲むような、、開発者の思い。
生活者の味方になろうと云う。
これがスズキ自動車です。

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最近では、
我だって、
トヨタなんか、もう、
どうでもよくなっている。

別に、我が、
態々、無理して買わんでも
ええもんなあ！？

買いたい者だけが、
好き勝手に買ったらええやんか。

🔷だから、今や
我はトヨタを卑下して
見ています。
なんで、こんなにも
高くすんねん、とな。

カローラが、
300万円超えなんて、
何考えてんねん、
てめえ〜！！
この、野郎！！！

ほんまに、そう思ってんねんで。

最早、トヨタは、
生活者の応援、味方になってない！

1983年の、AE81系。
E-AE81-AEPEK、即ち、
カローラ1500SEリミテッドが、
車輌本体価格は
128万円だったが、
いまはこの倍以上だ。

このブログでも
かなりの
勢いで、云ってますよな。

怒りまくってますわ。

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🔶我は、しかし。
我が死ぬまで、
トヨタからの企業年金は
貰い続けるけどな。

これは、これで、
トヨタカローラ京都で
そこそこ頑張って
仕事をしてきた分は
貰って当たり前やろ。
せやん、か。
ようお。

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🔷ハワイ、シンガポール、台湾、上海の
四つの海外旅行も
トヨタカローラ京都時代。
まあまあ、良かったけどもな。

それと、
🔷レビンAE92の45万円引き、
🔷その後のセリカST183の40万円引き、
🔷そしてセリカST202の50万円引き、

これは、かなり得したしな。
また、愛妻が乗った、
🔷セレスAE101の45万円引きもそうや。
あとは中古車の、
カローラKE55、TE50、AE70。
そしてカムリプロミネントハードトップ。
VZV20-もな。
これもまあまあやったかな？
カローラ時代に、
我は、我が7台。プラス愛妻が1台を
会社に費やした。

えーと、レビンが、
セリカよりも先やったっけえ？
レビンの蘊蓄はあとから、な。

---

ハワイ、シンガポールは
全社員が参加した、社員旅行でした。

阪神タイガースの
2023年の優勝旅行より、
凄い人数でした。
この倍以上の社員、家族が
京都からハワイに向かった。

家族含みで、
450人以上でしたから。
一度には行けてなく、
3回に分けて行きました。
新婚当時の愛妻も
連れて行きました。

だから、愛妻は
ハワイにも。
シンガポールにも。
シンガポールには、産まれた長男を
愛妻の実家に預けて行った。

せやけど、
あとが、アカンわ。

---

🔴我も、最近考えているんです。
次は、何に乗ろうかと。

スズキのアイツか、

スズキのこいつに、

しようかなあ、と、ね。

スズキの二つの
クルマをイメージしてます。

🔷最近のスズキは、
ダイハツよりも、
クルマ作りが巧いで。
ホンダと同等レベルか、
それ以上だ。

---

だんだんと
上手い、巧い
クルマ作りが出来ています。

これは、
本当にそう思うよ。
昔のカローラ以上だ。

軽自動車でも、
クルマの使い勝手と
質感が全然ちゃうねん、で。
カローラなんかよりも。

---

トヨタなんか
今やゴミと同等以下や。

トヨタ車輌は、
道を、走るゴミや。
街を、汚すダニや？
どちらも、要らない。
また、トヨタ車輌は
交通ルールを守らない
ドライバーが多いと感ずる。
特にレクサス系な。

---

中小企業の
おやじ、さんの、
修(おさむ)会長の、

この修会長の考えが
いまでも、
社員に浸透している！

🔶カラーコピーはダメ
🔶使わない電気なら、コンセントから引き抜く！

こう云う事を
社長ボスが実践させている。
こんな当たり前の事を、ね。

だから、
この安いクルマを
作り続ける気持ちに、
社員全体が
自ずと変わっていく！
いつも、そうなっているんや。

---

我こそ、
死ぬまで、これからは
スズキを応援していきたい。

せやけど、息子の、
今の社長は、
ちょいと、頼りなさすぎと、
見てんねんけども、な。

ちゃうけえ？
やはり、戦国武将並みの
カリスマ社長の方が、いいでえ。
何と云っても。

---

しかも、スズキの販売の第一線にある、
若き後輩たちは云う。

相談役は、
「いつも、カンの経営だった！」と。
「これが良い、なら、これで行く」と。
何回もそれを口に出していた、と。

---

だから、山村もカンの捜査を
大切にしてきた事もある。
「これこそ、山勘」だ。

七曲一係の鬼も云っていた。
「カンの捜査を馬鹿にするな！」と。
しかし、勘ばかりに頼った捜査は、
アカンで、とも。
そう云う風に、28歳のボンに云ってます。

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最後に、
初代のアルトのテレビCFが、
残っていました。

アルト47万円！
1979年5月です。

太陽にほえろ！は、
ボン⇒スニーカーに
移行する時代です。

コストを抑えて
造ったが、宣伝広告費には
金をかけてんなー。
フランスのパリ。

ここでロケやんかー。

やるときは
やるなー、おさむオヤジ！

我が乗った、初代ワゴンRも
この名前の出来た蘊蓄話を
いずれ申しましょう。

これも、おさむ社長時代に
おさむ、さん自身が、
名付け親です。

こんな社長が、いま居るかなあー。

みな。そう、思わへんかあ？

あんたん所の　社長は　どうやあ？

十数人の社長を見て来た　我である。
昔は、これでも
社長室長の経験もありんす。
トヨタ以外やけどな。

ほな、な。
今日はこれでおやみし。
せやけども。
外は寒いのおう。

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