渡りくる人々2021-22シリーズ O
刀伊とは、
プリモルスキー(沿海地方。ロシア)に住む民族の事。
刀伊入寇 と 京都貴族①
1019年。
彼らが朝鮮半島沿いに
南下して、
壱岐・対馬では
掠奪、住民拉致を行い、
九州博多まで迫ってきた。
壱岐では、
国守が殺害される程、
激しい侵略行動だった。
尤もただの海賊ではなく、
交易・交流にも携わった
人々と思われるが、
環日本海地域における、
海民全体の存在形態のなかで、
考えてみないといけないだろう。
2021/12/24
「あいの風」のこと①
丹後では、
日本海から陸向かいの
風を「あゃーの風」と呼びます。
北陸などの
「あいの風」と同じく、
「あい」は、饗(あえ)
好ましいものを齎す。
つまり、この風は、
アジア大陸。
朝鮮半島から、日本海を、超えて文化・文明を、
人や物を運び、
それは追い風の西風に乗って、やってくる事が多く、
この名が付いた。
古い時代の日本列島が、
日本海を渡る風のおかげで
様々なものを吸収していたことをよく物語っています。
2022/1/1
伏見稲荷大社の創建②
稲荷の神は、
人々の厚い信頼を得ました。
稲荷(いなり)は
稲(いね)成り(なり)が
通説ですが、
文字の意味から、
農業の神です。
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