72-73マカロニ青春偶像五編(5/5) 第50話「俺の故郷は東京だ!」前半部⭐️追悼坂口良子2013.3.27没⭐️あの名曲が太陽!で初演奏初披露。〜これは後半部でリンク。必ず来るアコを待つ「ぶーげんびりあ号」の待合室にて。
1973.6.29放送
脚本:小川英、中野顕彰
当時は(旧名が中野顕彰)
現在は中野圭一郎(なかのけいいちろう)
監督:山本迪夫
★マカロニジムニー最後の疾走
初代スズキジムニー、初代第2期(1972年-1976年)型。
水冷エンジン。1期は空冷式。
オートマチックは設定がない。車両型式LJ20-1型。
これまで撮影を重ねる度に、殿下、ゴリ、マカロニの激しい使用で
前バンパーが段々と凹み曲がっています。
第一話マカロニ刑事登場!綺麗な姿と見比べて下さい。
⭐️♫「マカロニジープチェイサー」が2回間奏。
この名曲はジーパン期以降も使われます。ドック活躍期にも。
最終回までの幾回の放送で使用。
🔴 アコを待つ「ぶーげんびりあ号」の待合室に注目!
〜ジーパン時代にも2回の登場間奏された、あの名曲。
ひとつは
皆さんがよくご存知で有名な第111話。
ぶっきら棒でごっつい顔のジーパンが、
互いに慕い合うシンコにプロポーズする
宝石店の店内BGMとして、
この曲が間奏されています。
あとはどの回?村岡房江第二弾の回です。
お判りですか、何処で演奏されたのか?
この回は、バスに乗ってたグーなひと、で奏でられた
あのレストランでのBGMが再度間奏もされます。
この曲をご存知のかた,いらっしゃいませんか?
🟠シンコは欠場です。
CAST
この回をご存知ない現在の10代20代の若者にも、
脚本に則して以下ダイジェストでも記します。
この方が皆様イメージしやすいでしょ?
野口麻子(坂口良子)アコと読む
古谷三郎(頭師佳孝)さぶちゃん、三郎君
倉田工場長(松尾文人)
加賀と屯してるチンピラ(中村俊男、現中村ブン)
加賀の屯してるチンピラ(磯村健治)
本田誠司(※園田裕久)せいさん
加賀高志(亀谷雅彦)社長ジュニア
🟢ちょっと休憩★蘊蓄太陽にほえろ!50-A
※ 園田裕久はゴリの初恋人を脅し、ゴリの拳銃を
奪い彼女に向ける!第122話「信念に賭けろ!」
準レギュラーで以降何度も太陽!に出演します。
これも「危険な約束」同様に女に横恋慕する犯人。
しかし奪ったゴリの拳銃は空です。
■ストーリーダイジェスト
「これはこれは。まだお寝(やす)みですか?」
朝8時で署内で昨夜当直マカロニが、
山村席と自席の椅子を並べベンチ状態にして
まだお寝み中。
ここにゴリと野崎がご出勤してきた。
✅公務員(警察官)の朝は早いんですね。
通常は8時半からボスが出署し捜査会議。
殿下と好きなジャズのコンサートを見る
約束をしていたマカロニ。
しかし、二人の先輩は、「あんな喧しいのは
音楽ではない」とか、なんとか。
ロックだの、(酒の)オンザロックだと間違われる。
「あれはロックじゃないの!」
「何にも分かってないなあー」と淳。
✅マカロニは七曲署に赴任する前は
ミュージシャンですよ、ゴリさん長さん。
出演者は勿論、
皆様分かっていると思いますが。
テンプターズのボーカル萩原健一。
ショーケンはジャズが本当に好きだったみたい。
「拳銃とトランペット」や「つかみそこねた夢」
にもジャズが登場します。
今回の悪たちが屯する"スナックL"でも。
ショーケンのたっての希望でそういう設定をしたのか?
※NHKラジオ深夜便でもジャズの特集を
たまにやってます。第して
「ジャズ、ジャイアンツ」聴いてみて下さい。
お好きな方は。
2022/7/6にはジョンコルトレーンの特集でした。
因みに私はタイガースファン。
ジャイアンツでなくて。あのどうしようもない成績の
「阪神のしがない応援者」です。
ストーリー続き↓
早く行かないと遅刻しそうな殿下との約束に
マカロニは、、、「早見さん、!」
署入り口の門番の警官に呼び止められる。
「何、?話って」
七曲署の前にやってきた
古屋三郎(頭師佳孝)と
恋人の野口麻子(坂口良子)が
警察に相談事があるという。
二人は、友達の片桐宏が殺されて、
死体が自分たちの部屋にあるという。
淳は二階の一係室に二人を連れてきて、
「何だマカロニ。日誌の付け忘れか?」とゴリ
マカロニの顔を見て
事件か?と察知する鬼。
「殺しだそうです」
「俺はちょっと急いでいるんでー」と
逃げようとする。
捜査を他の先輩たちに任せようとしたが、
「こらっマカロニ!」
鬼は先輩達と一緒に現場検証に行けと
顔で命ずる。
※怒ると怖いことをこれまで何度も実体験
しているマカロニは、
渋々二人を同行して現場へ。
井上堯之バンド
♫「現場検証〜謎は霧の中(テーマ3A)」
物語で使われたのは別のバリエーション曲
マカロニへこの二人は
今朝、深夜映画を見て帰宅した際に
片桐の遺体を発見した、と供述。
尚二人は21時5分発、出発は本日。
「ぶーげんびりあ号」で故郷である、
福岡の玄海島へ帰る予定だと。そのために、
実は黙って行くつもりであったが、
さぶちゃんが「それはダメだ」と。
それで警察に来たのだ。
「当たり前だ、友達の死体を放っておく奴が
あるかよー」
アコは2週間前にこの船の切符を購入し、
どうしても島に帰るつもりであったのだ。
さぶちゃん曰く、
島に帰ってアコと結婚する予定であること。
またこれまで
死んだ片桐と3人で同居していたこと。
さらに、私たちに最近片桐が冷たかったこと。
をマカロニに。素直に打ち明ける。
現場検証では、
二人のバックをゴリは「誰の?」
「僕たちんと、です」
山村が、「凶器のナイフは?」
これはさぶちゃんの所有物で、
彼が言うには
「夕べ、荷物ば纏めとった時、こげんものば
持って行ってもしょうがなか、と
その机に置いといたとです」
掛けていたコートは?とゴリが質問。
それは「ひろし、んです」
とコートの中にあった手帳は
片桐のものであった。
場面がかわり、12時59分
BGMは、山本リンダ「狙いうち」インスト
殿下は来る筈だったマカロニを
喫茶店内で待っていた。
「マカロニの奴!また遅刻かっ!
自分で誘っといて。ちゃんと来りゃ良いのに」
その頃、七曲署調べ室。
さぶちゃんは山村が、別室で
アコは淳によって取り調べられていた。
これが切符だな?
「ぶーげんびりあ号 切符代10,000円」
※東京から福岡までなら、とても安かった時代。
※また消費税もかからない時代。
さぶちゃんは五年前に
3人揃って上京した事。
3人一緒にセントラルレコードの東京工場に
勤務していたことを話した。
しかし現在は、
アコは喫茶店に、死んだ片桐は
セントラルレコード本社の秘書課に
勤務していた。
マカロニには、同世代の仲間意識か、
アコはさぶちゃんと1ヶ月前に婚約したこと。
楽しそうに話してくれた。
何故二人で故郷(くに)に帰るのか?
「どうしてって?
もう東京の暮らしに疲れた」と言う。
刑事さん故郷(くに)はどこですか?
「俺は、東京だよ」
※萩原健一は、さいたま市出身。
別室では、しかし、藤堂が、
さぶちゃん(三郎)に
「前日の夜、片桐と金の貸し借りで激しく
言い争っていた、と聞いたが。
片桐は三郎が貸していた28万円を返さず、
今は100円も無か!と言うとたい。
金が工面できたら返す」と。
藤堂は三郎(さぶちゃん)に対し、
片桐の死亡推定時刻の午後10時にどこにいた?
と尋問。
さぶちゃんは故郷の先輩である本田誠司(せいさん)を
尋ねていたと供述した。
「TVの野球中継が終わって
出掛けたとじゃっけん、丁度向こうに
着いたのが10時頃ですたい」
「ほう?そのせいさんと言うのは?」
本田(せいさん)は
喫茶店「DOELL」のバーテンダー。
井上堯之バンド♫「マカロニ行動のテーマ」
淳とアコは愛車ジムニーに乗って疾走。
「俺がきっと時間の無駄にはさせないからな」
「だけど色々とモツれると」
つまり「色々食い違ったり
アリバイが成立しなかったり、な」
「三郎君が人を殺せる奴じゃないんだとは
俺も認めるよ」やはり若者同士、
顔と目を見たら犯罪者でない事が判る。
直ぐにマカロニには。特に。
「良かった。担当の刑事さんが
あなたみたいな人で」と
屈託のない笑顔を見せるアコ。
「褒めてんのか貶してんのか?」
マカロニに打ち解けてきたアコだった。
殿下と行く筈のジャズコンサート会場の前を
通るジムニー。
「おい見ろよ。
あの切符を無駄にしちまったんだぜ」
「あたしたちの為に」
「まあいいさ。
君たちの結婚は一度しかないけど、
ジャズはまた聴けるからな」
「っしかし殿下の野郎、
上手くやりやがったな」と舌打ち
しかし内ポケットを探って、
「あっいけねー!殿下のチケット、
俺が持ってたんだっけ?ああーあ?」
コンサート日と
放送日が一緒の1973.6.29
心憎い「細かい演出」 この様に
画像を拡大しないと分からなかった。
🔴ちょっと休憩★蘊蓄太陽にほえろ!50-B
✅ドック加入前に、
先輩を呼び捨てにした後輩は、
後にも先にもマカロニだけ。
先輩を敬う気持ちは欠片"かけら"もない。
マカロニは先輩を先輩と思わないところがある。
「俺は俺流にやる」と。だからタメ口を使う。
⭐️七曲署一係のヘソ曲がりの俺流のやり方が
私生活にも浸透している早見淳。
当時の出演者は、みな役と同じく渾名で
演技終わっても、飲み会🍺でも
呼び合う事が少なくなかったと。
だから本当の俳優名を忘れてしまう事はあったと。
しかし、7年後ドック加入後は、
人生の先輩ドックを親愛を込めて渾名で呼び合う後輩たち。
警察学校38期を鼻に掛けるドック。
先輩だから、常に「俺を敬え」と教えたがる。
死んだ大先輩マカロニがドックを見たら、
きっと張り飛ばされるだろう。嘗めるなお前!と。
ロッキー41期、スニーカー43期、ラガー45期、
ジプシー40期、ボギー40期、
そして期が不明なマミー、ブルース、マイコン、DJ。
尚、渾名で呼び合うのを徹底して避けて通したのは
デュークのみ。また渡哲也演ずる橘警部も、渾名で呼ばない。
だが井川には「トシさん」と呼び、最終回のみ、
瀕死の部下に「ブルース!」と。
DJはドックが名付けたダサイジュンの事。
太宰準。最後の6人目ジュン刑事。
🔴ちょっと休憩★蘊蓄太陽にほえろ!50-C
✅殿下はマカロニよりも二つ歳上の設定。
この時ゴリは32歳。殿下26歳。マカロニ24歳。
殿下とボスのみ大卒の設定。あとは皆高卒。
80年代になり医大中退のドックが加入する。
ドックは殿下の後任だから、大学まで行った刑事
としては物語設定上の繋がりを持たせている。
また、俳優小野寺昭の「昭」大卒と
役名の西條昭の「昭」医大中退もリンクさせ、
時代が新しくなっても80年代の新時代も
「昭」は継続させてますよーという
制作側から、視聴者及び太陽!ファンへの
見えない配慮です。
ここにお気づきでしたか?皆様。
この「昭」の代替りを明確に印象付けた物語作品。
「第425話 愛の詩-島刑事に捧ぐ」
ドックの席はかつての殿下席。
物語最後のゴリの行為が、
ドックは事故死した殿下の正式な後任、
後継者だと。そういう位置付けと印象付けた。
マカロニ同様、殿下も、所謂「殉職」ではない。
お間違えなく。不運な死を迎える。
結婚まで決めた四人目の恋人が空港で待ち侘びている、というのに。
殿下はもういないと伝えるボス。
恋人の驚愕の涙目。
他にもあります。それはまたの蘊蓄話で。
ストーリーに戻ります
その時殿下は信号待ちで停まる。
「チキショウ、マカロニの野郎。
まさか引っ掛けたんじゃ?」
ウィンドウの向こう。反対車線に
マカロニのジムニーが。
しかも女とデート中だ。殿下には、そう映った。
「あの野郎!!」
女に簡単にモテるマカロニに嫉妬する。
横断歩道の下にジムニーは信号待ちで止まる。
マカロニは左折。殿下は追いかけるにも
対向車が行き過ぎるまで待たないといけない。
殿下は対向車が居なくなってマカロニを追跡。
✅殿下の自家用車は
昭和45年型か?トヨタカローラ2ドアセダン。
この先代の初代KE10型が43年に現実に起きた、
あの三億円強奪犯人が使ったカローラである。
※現在の貨幣価値では15億円とも言われる。
しかも2台も使ったのだ。
今回の物語に登場したのは、
カローラ二世代目KE20型。グレードは
おそらくデラックス。しかも2ドア。
これは4世代目70系前期まで継続された。
70系後期から2ドアはラインナップから消滅。
今では昭和中期の珍しいクルマ。
※いずれ、
殿下が自家用車モスグリーンの
カローラTE27レビンで「狂気の容疑者女性」と
デートする回が、ジーパン時代にあります。
それはまたいずれ。
やっと殿下は喫茶店「DOELL」に
マカロニジムニーが駐車しているのを発見。
マカロニとアコは「DOELL」に居たのだ。
BGMは当時のヒット曲
それでも少しふるいかな?
ガロの♫「学生街の喫茶店」インスト
「DOELL」では、
「アコ、ニュースで聞いたばい。ヒロシが
殺されたと?」
「そげんたい。刑事さんが、さぶちゃんの
アリバイば、確かめとるとよ」とアコ。
(坂口良子発音。ちょっとイントネーションが
おかしかばってん、、佐賀出身の筆者感想)
本田(園田裕久)は犯人の心当たりがないこと、
また「田舎から出てきて工場の主任。また
一足飛びに本社の秘書課勤務。
普通じゃなかですよ」アリバイについては、
「あれは午後8時頃じゃなかったかな?」
「せいさん、なにば言うとっと?」アコ
↑これは少しおかしい、坂口良子の台詞。
なにば、ではなく、なんば
意味は「何を」ということ。
「せいさん、なんば言うとっと?」が正しい。
※ちょっとした佐賀弁講座です↓
隣りの県の佐賀弁なら、若い女性ならば、
「せいさん、なんば言いよっとねー。
そぎゃん事は、なかばってん?」かな?
または
「せいさん、なんば言いよっとね。
そぎゃん事は、なかとやんもん!」と抗議する。
「嘘なんか吐くかよ。丁度野球が始まった時で
あれは8時たい。」さらにマカロニが確認。
10分で帰ったことを発言した。
「嘘?どげんしてそげん嘘ばつくとね!」
とまたアコがかなり抗議。
※感情移入すると中々難しいが、坂口良子は
九州弁がまあまあ、板についちょるばい。
それよりも、野球は8時から始まるかな?
せいさんの証言に疑問が残る。
10時で野球が終了とは。
アコはさぶちゃんのアリバイを証明して
くれない本田を非難し、淳のことも
「やはり刑事さんも信じてないんだ?
そうなんだ!」もう誰も信じないと、
店から走り去った。
マカロニから走り去るアコが
何者かに車で拉致されようとなる。
アコの悲鳴を聞いたマカロニはジムニーから
走り出し車を置いて飛び出すシーン。
井上堯之バンド♫「マカロニジープチェイサー」
殿下カローラがその進行に被せ、
この妨害で車が止まった隙にアコは脱出。
殿下がアコを確保する。
殿下が見たナンバープレートは
数字がペンキで汚され読めないようにしてあった。
マカロニは追跡しようとした時に
頭を強打してしまう。
「マカロニ!大丈夫か」
この時、2時59分
「マカロニが軽い脳震盪を起こした程度で
済んだ」とボスに報告。
山村も「そりゃ良かった」
野崎も「彼女を襲った二人は、、?」
しかし,ゴリがあの手帳について、、、
このうちの2人が判明。
「K」はセントラルレコードの倉田工場長。
「宝」というのは、意外に簡単で、
工場の近くのトンカツ屋「宝亭」であった。
しかし
「J」だけは見当が付かない。ボスは
野崎には倉田工場長を、
ゴリには「宝亭」の店主を当たってくれ、と。
倉田工場長(松尾文人)は
片桐が殺害されたことを知らなかったが、
知った途端に安堵の表情をみせた。
野崎の勘で、それを突くと、、
倉田の弁では、自分は入り婿だったが、
バーのホステスと男女の関係だったことを
片桐に知られ、金ではなく自分に
「主任のポスト」を要求。
それで片桐を昇格させていた。
※当時は「不倫」という言葉は無かった。
男女の道ならぬ関係、といったほうが良い。
倉田は片桐の出世に対する異様な執念を
感じていたと、野崎に話す。
ゴリが話を聞きに行った「宝亭」の店主(木田三千雄)は、
「あ、あ、あ、あいつが、、」
「こ、こ、こ、こ、殺されたあ、、、」
片桐が殺害されたことを聞いた途端に大笑い。
「こ、こ、こいつは、いいーや、い、、」
店主はゴリに怒鳴られ、競馬のノミ屋をしていたこと、
片桐にチビチビ渡し、小遣い30万円を恐喝されたことを供述。
マカロニはアコと一緒に再びジムニーで走る。
「大丈夫ですか?運転」どうやらね?
ここから
九州弁でなくて
突然標準語になる坂口良子。
「確かに何かある。三郎君はヒロシ殺しの
嫌疑が向けられ、君たち二人は誰かに
狙われているかも知れないな」
「刑事さん、やっぱり信じてもらえるんですね、
さぶちゃんが無実だって?」
「そうは言ってない。単なる推理だ」
「三郎君がせいさんと会ってた、という事を
君は証明できるのか?」
「もう4時2分。あと5時間しかないわ」
「私たち、一刻も早く東京から離れたい」
「何故?」
「こんなに嫌な街はないからよ。
煩くて、冷たくて、空気は汚くて」
「東京の悪口は止めろ。
確かにあんまり綺麗な街とは言えないんだが、
何も逃げ出すことはないじゃないか?
逃げるなんて敗北主義だよ」
◆マカロニの台詞も、聴き取りづらい。
ショーケン、しっかり発音しろよ。
声が小さい!
アコはマカロニに、
「私たち島を出る時違ったんです。
東京もんに負けないように頑張ろう。
3人の力を合わせて中の1人でもいいから
偉くなろうと」
井上堯之バンド♫「幸福のテーマ」
トライアングルバージョン 09.幸福のテーマ(TVバージョン)
https://www.billboard-japan.com/goods/detail/199412
このトライアングルバージョンが、
三郎を慕うアコの気持ちと
同年代若者同士のマカロニからの
応援旗のように優しく奏でられ
互いの心中で旗めく。
「でもね刑事さん。東京では失敗ばかりしたけど、
島では土を耕しても魚を獲っても、生きていけます。
あたしとさぶちゃんはその方が性に合っているんです」
「今まで何度島に帰ろうと話合ったかもしれません。
でもその度にいつも邪魔が入って潰されてしまって。
もしも、もしも今後もダメだったら」
「今度も船に乗れなかったら、私たちはもうダメ。
一生島には帰れないんだわ?そんな気がして。
だからあたし。」
「分かった。協力するよ。しかし
もう東京の悪口はやめろ。東京生まれの
俺が協力するんだからな」
マカロニは、最後の手段。
ボスを説得しようと、応援をもらおうと
ジムニーを七曲署に向けて、ローギアに入れた。
映像を通じてエギゾーストサウンドが、
4速マニュアルトランスミッションの2速→4速ギアに
変わる音が拾えます。
※この初代ジムニーには、
オートマチック車の設定はありません。
また5速マニュアルでもありません。
マカロニの運転は、ゴリに次いで上手い。
この時代一番上手いのかも知れない。
ここで、初めてのコマーシャル。
後半部で、あの名曲を披露します。
リンクしておきますので。
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