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第38話に入る前の基礎知識 ✅女性刑事誕生蘊蓄話α.β.γ.と追記θ(1)

①七曲署一係に女性刑事は、実は3人いた!
②捜査一係を志願した女性があと1人いた?
③ロッキー刑事(木之本亮)は松田優作が
推薦した!
松田の一言でデビューが決まってしまった。

以下 蘊蓄太陽にほえろ!38-A
をご覧下さい。


ちょっと休憩✳️

蘊蓄太陽にほえろ!38-A🔺α

◆今回38話のサブタイトル解説と
   3人?の女性刑事誕生蘊蓄話◆

38話「オシンコ刑事誕生」を
あるTwitterでは、オシンコ刑事登場!だと
誤った表記をされているものがあります。

検索すると上位に表示されますが、
管理者の方。これは訂正されたほうが良いです。
間違ってますから。
この意味を当蘊蓄話でご説明します。
また最後の「!」はついていません。

✅女性刑事誕生蘊蓄話α.β.γ.と追記θ

🔺α 内田シンコについて

シンコは元々太陽!第一話からのレギュラー
であり、当初は少年係の婦警でした。
◆これも少年課ではありません◆
◆七曲署に当時少年課はありません◆
◆捜査一課でなく捜査一係ですから◆

厳密には、捜査課の捜査第一係です。
捜査第二係もありますから。
第一話で、初めて事件の通報を受けた藤堂が、
「はい、捜査課!」と言っている。

裕次郎が、焦った台詞なのか分からないが。

しかし、シンコへの辞令には、刑事課 捜査一係勤務を命ず、となっている。当初制作側のちょっとしたミスですね。

歳下だが、マカロニの半年先輩でもある。
(これは第一話で殿下が赴任した早見淳に説明済)

それが、正式な捜査係の女性刑事として、
つまり手錠、拳銃携帯許可、及び容疑者逮捕権が与えられた。
婦警➡︎所謂、刑事(司法捜査官)に
昇格し、誕生した訳です。
シンコはすでに最初から婦警として登場しており、
この回でオシンコ刑事登場ではなく、途中回だが
上記理由で「オシンコ刑事誕生」なんです。
言わばオシンコ刑事推挙、推薦なんです。

署長推薦だったとしても、かなり勉強し資格を得ないとダメだろう。
ここは、署長が「資格は揃っている」と、
この回ではボスの前で、また視聴者に説明している。


ちょっと休憩✳️

蘊蓄太陽にほえろ!38-A🔺β

🔺β 三人目の女性刑事とその夫ロッキー

以降の話で、ロッキーの嫁さんとなる早瀬令子は、
第275話「迷路」から初登場。

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第280話「狼」で交通課と一係。

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二人揃って初めての共同捜査。ここから次第に接近し出し、
一年半後、第362話「デイトヨコハマ」でロッキーと初デート。

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ここで事件に巻き込まれる。
さらに互いを意識し、徐々に恋愛、結婚となった。

どうも令子から接近して行ったみたい。
あのむさ苦しい髭が、女心をくすぐったか?

ロッキーは映像通じて夏場では少し胸毛も見せる。
ジーパンとは違う男臭さを醸し出す。
令子との結婚後だが、第481話「闇の中の殺人者」では
プールに落ちて格闘。胸毛がはっきり見える。

※実は、木之本亮は
松田優作推薦だった事を皆さん知らないでしょう?
知っている人は知っている?

それを匂わせる台詞がゴリの台詞から発言されます。
登場2話目、第257話「山男」。

松田優作も文学座先輩村野武範が麻雀に負けて、
その代償で岡田プロデューサーに松田を紹介推薦したのだった。

その松田優作が別に推薦紹介したのが、文学座の
研修生中村雅俊。この二人は後に「俺たちの勲章」で共演する
キッカケとなる。
実は中村雅俊は太陽にほえろ!でデビューしている。
「第84話 人質」で。これはまた後の蘊蓄話で。


かつての、そのジーパン、シンコの熱愛を、
制作側が、時代を超えて、

新たな七曲署のニューカップル(故小林恭治の第420話の
次回予告ナレーションから拝借)を
結婚、その後出産まで押し上げたストーリー展開は拍手もの。

第420話「あなたは早瀬婦警を妻としますか」

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子供が誕生し新たな家族愛の物語が始められていった。
一係にはこれで野崎、山村に次ぎ妻帯者が3人目。

80年代には4人めの妻帯者。
新人なのに妻帯者、が新たに登場しますが、
誰だか皆様お判りになりますか?

シンコは純との結婚準備でボスに退職届を提出、
ジーパンはそのすぐ後に殉死する(111話)が、

令子は結婚後も仕事を継続。
この時代の「結婚後も仕事を続ける女性への
応援メッセージ」を番組の代表者として
彼女の台詞をして伝えていった。

そういう時代の「仕事を持つ女の強さ」を長谷直美は演じた。
しかも実生活でも国内A級ライセンスを持つ
彼女のドライビングテクニックは特筆すべき腕前を見せた。
交通課時代にも。ミニパト「スズキフロンテ」の
スピンターンでひっくり返るシーンなど。
スタントマンに頼らない運転を見せていた。

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ロッキーとの間に、子供は、双子を授かる。
この子供の名前が、裕太と陽子。
太陽にほえろ!と裕次郎絡みで名前を
名付けたことは、明らかに解る。
その後はロッキーはカナダで死亡。

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撃たれた時に、遠く離れた日本で岩城創 夫の湯呑み茶碗が割れる。
このシーンに令子は「まさか?」と。

不穏な空気を感じる令子。

遠く離れても夫婦の愛の絆は確かなものだ。
そういう細やかな演出であった。
その後に、令子は
殉死した夫の意思を継ぎ刑事志願する。

また独身新人刑事が役の中で結婚したのは、
ロッキーが初めて。その職場結婚した妻令子は、
交通係から昇格になった交通課が勤務先。
その婦警だったが、
ロッキー死亡後は、夫の岩城創(はじめ、と読む)
の仕事を理解せんと上記のように自ら刑事志願した。
新人木之本亮は、全ての役作りの初体験もあり、
このような今後の結婚予定の演出を含め、
制作側はロッキーを「はじめ」と名付けたか?


38-A🔺γ

38-A🔺θ

は、またあとで。

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