三億円強奪事件1968年。昭和43年12月10日。これを参考にしたか?太陽!第68話「一万人の容疑者」
警視庁が直面した、
日本初の現金強奪事件発生!
まんまとヤラレた!白昼堂々と。
これは、映画やドラマではない。
事件捜査において、
容疑者リストに載った人数は
11万人。捜査した警察官は約17万人。
捜査の費用には7年間で9億円以上。
刑事事件時効が7年です。
民事事件はもっと年数は多く。
どちらも、未解決で、
迷宮入りとなった。
我が、10代の頃から、
つまり、
30年以上前から
考えていたんですが、
この実際にあった事件を、
太陽にほえろ!では、
参考にしている、?、と
我は推察します。
太陽にほえろ!
第68話「一万人の容疑者」
1973年11月2日。
これが、放送日。
実際の事件は、
その五年前。
1968年12月10日。
ボーナス支給日です。
しかし、
太陽に!を放送当時は、
警視庁は、
全国的なこの事件をまだ、
捜査渦中であり、
この事件に絡む容疑者を
模索中。であったのだ。
1973年11月2日。
この日に放送は、しても、
恐らくは、
我の勘だが、、、
その後の再放送は、
見送られた感がある。
こんな、こういう理由で。。
何故。
再放送出来ないのか?
他人様の、
色々なサイトやブログを見ても、
放送局側の汚点ばかり
取り沙汰されているも、
我は、そうじゃ無いと見てるが。
何やかや、と憶測はあるが、
この事件を真似た事件が
以降も、まだ登場したことも
鑑みると、、、、
これ以上の
憶測は、我としてもやめておきたい。
三億円事件は、この事件の
他にもあと二つある。
Wikipediaで調べてみると
簡単に見つかります。
また、当局からすると、
真似されたら困る訳だ。
類似の事件の発生は、
何としても、防がないといけない。
だからこそ、現在でも
【欠番】扱いです。
実際の事件は未解決になったが、
それでも、真実は謎のまま。
だから、良い作品だが、
太陽にほえろ!の
作品群からも、永遠に
葬り去ろうと言う結論だ。
放送当時は
九州テレビ桟敷で、
視聴の記憶はあるも、
断片的な絵の記憶しかない。
🔷しかも、当時我は中学生。
期末試験の勉強中で、
しっかり見ていなかったと
記憶している。
これは11月の放送だから。
ただし、番組では、
やはり、以上の
現実的な捜査活動で
ピックアップされた、
【11万人の容疑者】を
捩って、、
番組サブタイトルにしようと、
太陽!流に解釈をさせたく、
参考にしたのではないか?
当時の事件捜査に当たったのは、
警視庁捜査一課。
実在の著名な刑事。
映画にも取り上げられた。
NHKプロジェクトXでも
取り上げていた。
平塚 八兵衛
(ひらつか はちべえ。
1913年(大正2年)9月22日 -
1979年(昭和54年)10月30日)
最後の階級は警視。
この方は中卒ですよ。
🔷山さんよりも出世してます。
三億円事件の前の
小さな『いたいけの無い』
子供の生命を奪って死に至らす。
吉展ちゃん誘拐殺人事件
(よしのぶちゃんゆうかいさつじんじけん)
において、
容疑者をゲロに追い込む。
山村精一並みの、落としである。
誘拐された当時、吉展ちゃんは、
我と同じ、4歳だった。
生きていれば、今なら65歳だ。
年金世代に突入している。
この吉展ちゃん事件は、
これも、太陽にほえろ!で
モデュファイしているストーリーが
存在しているのを、皆さんご存知か?
🔷これは、いずれまた。
熱りが醒めた暁に、
蘊蓄します。濃い脚本です。
この方。故平塚八兵衛氏。
元本庁捜査一課責任者です。
後に、、、途中からですが、
彼が、三億円事件の捜査をも
指揮していた。
尚。平塚さんは。
旧制常総学院中学校卒業。
卒業後は土浦で農業に従事していたが、
ある事件で誤認逮捕され、土浦警察署での
取調中に殴る蹴るの暴行を加えられた。
平塚さんはこの暴行の経験に発憤し、
警察官になろうと決意して
上京、警視庁に入庁する。
刑事に簡単に
なれるものではないと
思うけどなあ?
凄い馬力の持ち主だ!
中卒から、警視になったんだから。
まあ、中卒ならぬ、
小学校卒で総理大臣になった方も
この日本国にはいらっしゃる。
みんな、知ってますやろ!?
我が言わんでも。
これって、スニーカー。
五代潤の動機と少し似てるか。
どちらにせよ、
この「一万人の容疑者」は、
太陽にほえろ!
当時の、
本放送を見た者でないと
話が出来ないだろう。
もうあれから、
令和7年で、52年が過ぎた。
追加
1988年12月10日。
民事時効が成立 (時効期間20年)。
1989年が平成元年。
同時に1月7日が昭和の終わり。
昭和64年であった。
翌1月8日から平成の開始。
しかし刑事事件としては、
現金強奪事件としては、
犯人検挙に至らなかった。
よって1975年(昭和50年)12月10日に
刑事訴訟法250条における公訴時効が成立。
しかし未解決事件となった。
1988年12月10日には、
除斥期間の経過により損害賠償請求権も消滅した。
よって被害者は、
日本信託銀行国分寺支店。
被害金額は、
現金2億9430万7500円。
もっともっとの被害者は、
東芝府中工場の従業員
4525人に支給されるボーナス
2億9,430万7,500円。
この事件を契機に、
日本の企業は、
社員の給与やボーナスは、
職場での現金渡しを取りやめ、
銀行振込に代わっていく。
同時にATM端末機も増加。
引き出す為のキャッシュカードも
増加していく事になる。
それでも、
七曲署一係の刑事たちは、
三階の経理係に直接、
自分が稼いだ金を貰いに行ってます。
これが解るのは
第204話「厭な奴」のラストシーン。
ほなな・・
2317字