マカロニを語るのに外せない四つの作品2-c 第2話「時限爆弾 街に消える」本編第二ステージ


当時番組スポンサーのスズキ自動車。
だからマカロニの愛車は
初代ジムニーなのだ。
いつの間にか警察無線機を装着している。

マカロニは、
その鈴木自動車提供の250ccオートバイで、
指定された河原に急行し、
貸ボート「たまりや」の主人(里木佐甫良)に
爆弾が仕掛けてあることを伝えた。

「皆んなを非難させてくれー」
「俺は警察だ!
  ここに爆弾を仕掛けた奴がいる」

◆彼(里木佐甫良)は、
「そのとき、時計は止まった」の
クリーニング屋主人。あの人です。
太陽!準レギュラーとして初出演。
これから何回もゲスト出演している。

「たまりや」の主人は客に避難を促した。

「大至急みんな上がって下さーい」
「あたりに爆弾が仕掛けられている!
 早く上がってくださーい」

ゴリはいつもの風来坊で
釣り人を装ったスタイルで張込み、
(全然似合っていないが)

殿下も、
当時としてはイカした青年風。
(本当にこんな兄ちゃんが居ましたよ、あの頃は)

マカロニジムニーで待機、土手から河原を観察。
事あれば二人ともマカロニを援護するために。

主人は、「何だあれは?」

1台のボートが川に浮かんでいたが、突如爆発した。

くっそー!
やりやがったな!

「あのボートを借りた人は?」と淳。

「たまりや」の主人は、
ボートを借りたのは水色の綿シャツを
着た若い男であることを話した。

「あっ!あいつだ」

男はホンダオートバイで逃げようとしている。
奴は赤ヘルメット。

マカロニは
スズキオートバイで、青ヘルメット。
即座にスタート。

ゴリは、「殿下!Uターン!」と。

井上堯之バンド♫
「マカロニ刑事 行動のテーマ」

土手沿いの二台の乱走から
バイクを乗り捨て、二人の乱闘に。
井上堯之バンド♫
「アクションM1のテーマ」に変わる

男のズックが脱げ、男の動きが鈍くなる。
二人の先輩が追いつき、男と格闘に。
ゴリが体勢を崩して
殿下が抑え、マカロニが手錠をする。

_________________________

第一調べ室
マカロニと山村が男を調べる。

「三田幸吉 25歳修理工」
マカロニとは同世代。

「声紋とした列記とした証拠もあるし、
 ネタは割れているんだ。
 いい加減で 黙秘権なんて馬鹿な真似は
 止めたらどうだ!」と山村

「バーカ。何だい偉そーに」

突っかかるマカロニ。
「ーん野郎っ!」
止(と)める山村。「止(や)めろ」

「ひっ!ふぁっ!はははーっ」と三田
「ざまーみろ、早見。
    暴力反対!民主警察万歳!」

「おい、なんで俺を指名したんだ?
 訳言ってみろっ!」と淳。


それを見る山村。
三田の出方を観察。

「解んなかったら考えろよ、6時までによ。

 今度は6時に
 もう一個がどカーンとくりゃ、
 確実に何人はぶっ飛ぶもんな!
 (次回予告で使われた台詞)

 早見刑事よ、オメーっちの責任だぜ!」

「俺の?」

「だーってそうじゃねーか!折角
 名指しで教えてやったんじゃねーか?」

「今日の6時にはよ、2発目がどカーンと。
 其れを止めるのは
 オメーの責任じゃねーか」

BGM...これも恐らく
前作「東京バイパス指令」時の効果音。

「今2時だ。まだ時間はある。」と山村

タバコを差し出す山村。
「何だハイライトか!シケテやんなー」

火を付けようとするのを吹き消して
自分のライターで火を付けて吸う三田。

「なあ、もう一つの爆弾、ヒントくらい教えてくれ。
 
 我々が其れを解けなかったら
 笑っていいよ」と山村

「そんなに知りたいか?」と三田
「ーん、知りたいね」と山村は返す

「そんじゃあ、教えてやろうかな?」
マカロニが三田に近づくと、
とタバコの煙を淳に吐き掛ける。

「やめたー」


「この野郎っ!」と怒り、両肩を掴む。
また殴りかかるマカロニ。
それを制する山村。

「山さん。
 この野郎の言いなりになっていたら、、」

「調べは俺がする。
   俺の言う事が聞けなかったら
   出て行け!」

出て行こうとするが、
やはり調べ席に戻るマカロニ。

「そうそう。それでいいのよ。
   おめえが居なくなったら、おいらも
   寂しいもんな。ひゃははは!」

場面が変わる

ここで25分54秒。
第一のコマーシャルが入る。
___________________

コマーシャル後の場面。
野崎と殿下は三田の勤務先を訪ねる。

「三田が爆弾を!?」と社長。

「まだ何処かに仕掛けている可能性が
 あるんです」と野崎

「何かに不満を持っているのは
 確かなんですがね」

「冗談じゃない!
 うちが酷使したとでも?
 うちは社保、土半、寮、賞与2だよ」

「何ですか?それは」と殿下

「社会保険完備、土曜日は半ドン、寮完備、
 賞与は年に2回。だと言っとるんですよ。
 他に社員旅行もあれば
 部屋にはカラーテレビもある。
 寮は風呂付。それでも文句があるとでも
 言うんですか!」と社長。

※最近の若い人は、半ドンの意味は分かりますか?

当時は休みは普通は日曜、祝日だけ。
週休2日なんて、ほとんど無かった時代。
土曜日は午前中で仕事は
終わるっていう事です。大概は週休2日ですからね。

長さんは、ため息を漏らす

工場長に突っぱねられ、野崎と殿下は
これ以上は無理だと引き下がるを得なかった。

山村は三田に、
近所から出前して貰ったカツ丼を食べさせた。

ガツガツ喰う三田
茶なのか?白湯なのか?不明

「どうだい、美味いだろうー」
「この辺じゃ、そこのカツ丼は一級品なんだ」
茶を淹れてやる山村。
「一々恩着せんなよ!味がしねーや!」

_____________________

◆ここでちょっと休憩◆

🟠知っている人はよくご存知の店🟠
🔴実際にあるお店🔴のご紹介

「銀座七丁目 七曲署」は
取調室とカツ丼のある隠れ家Bar。

ジャパニーズウイスキーと
太陽にほえろ!のファンが集うお店。
カウンター6席と
テーブル(取調机)4席。

↑顔ブックからの抜粋です。

〒104-0061
東京都中央区銀座7-8-1 丸吉ビル4F

電話03-3574-9006 です。

https://katsudon.7magarisho.com/

◆筆者は一度も行った事はおまへん◆
何ぶん、住まいが京都ですから、東京は遠いなー。

上記の取調室で、
定番メニューのカツ丼を食べたいなー。
2002年東京に出張して以来、
東京には行ったことはありまへん。

BAR七曲署 顔ブック↓

東京都中央区銀座7‐8‐1丸吉ビル4F
https://www.facebook.com/7magarisho/



では、ストーリーへ戻ります。


思いっきってマカロニは、、、

「なあ、頼むから教えてくれよ。
 一体俺とアンタ。何処で会ったんだい?」

カツ丼を喰いながら
「オメー本当に覚えてねーのか?」

「ああ。本当に覚えてねー。」

「謝れーっ!」

箸を強く握り締め、
ここから三田は、突如、強く発狂した!

「謝れえ?」と淳

「お前の為に、
   俺は一生を棒に振ったんだ!
   あの時は悪うござんした、と謝れっ!」

井上堯之バンド♫
「愛のテーマ(テーマ1A)」
途中から

「あんた、何か勘違いしてんじゃないかな?
 俺にはそんな覚え、全然?」と
首を横に振るマカロニ。

「いやだ、っつうんのかい?」と三田

「あーいやだ!」と強く返答のマカロニ。

今度は三田が、
マカロニの胸倉を掴み突き上げる。


「待てっ!」と山村

「早見が何をしたのか知らんが、
 代わりに俺が謝る!」と山村

「あんたがっ?」と三田

「山さん、止めてください
 そんな馬鹿なこと」と淳。


「お前は黙ってろっ!」と山村

席を離れ後ずさり、

「悪かった」と山村
「ダメだ!土下座しろ!」と三田

「そうか」と山村は、三田の前で

山村は、
膝を付いて土下座して、謝る。

それを見たマカロニ。

「どうだ、気が澄んだか?」と山村

「アンタが謝ったって、俺の虫は
   収まりはしねーよ。
   喰いたかねーよ、こんなもん!」

と食べ掛けのカツ丼を右手で、
部屋の隅に放り投げる。

「勿体ない事すんな、よ」と山村


場面は代わり、
午後2時52分。
扇風機だけが首を振っている。

※扇風機は、マカロニ時代の夏場にしか
 登場してきません。

初代署長がボスに詰め寄るシーン。
その他署員が七、八名。
そして、ゴリ、シンコ、ボス。

初代署長は役名無しの
野口元夫氏。今回が初登場。
あと数回のご登場となります。

「藤堂くん。
 時間が無いんだよ時間が」と署長。

「みすみす犯人を逮捕しながら、
 二度目の爆発を阻止できないとなったら、
 君?これは、大問題だよ。」と制服署員。

「聞屋さん(マスコミ=新聞屋)も、
 公式発表をしろと騒いどるしな?
 何とかせんことにはもう?」と、
三人目制服署員:御影伸介の弁。

※上記の御影伸介氏は、右端の鋭い目の人。
彼がテキサスの息の根を止めた犯人役で、超有名。
仁王立ちのテキサスをライフル散弾銃で
蜂の巣にしたあの男。

第216話「テキサスは死なず!」
"死んでも俺たちはお前を忘れない"という意。

太陽!史上最高視聴率42.5%を取ったあの回です。
1976.8月末。次週から、
即ちテキサスの本庁栄転の予定日だった
9/10から、

この死んだテキサスを小馬鹿にし、
一係の鈍間(のろま)な捜査方法を侮辱して、
屋上でゴリの熱い鉄拳でぶちのめされた
鼻っ柱の強い跪座な奴。滝隆一。

一係のこれまで続けて来た固い仲間の
信じ合う絆を徹底して掻き乱す
そんな役回りの問題児。
「スコッチ刑事登場!」となります。
その217話が41.5%。


続いて

218話 「殿下とスコッチ」が40.5%となり、
3週連続して40%超えを達成したのでした。


この視聴率は外資系ニールセン社の調査による。
いまは視聴率調査はしていないこの会社。

次に高視聴率40%達成は、
「スニーカー刑事登場!」
これはビデオリサーチ社調べで40.0%。
ボンを殺した犯人を、新任五代潤が逮捕する。
初めて、殉職➡︎登場編、二週連続の前後編と
なった為に視聴率が高くなっている。

ストーリーに戻ります。

そこに、山村が部屋に戻る。
「山さん、吐きましたか?」とゴリ。

頭を振る山村。
署長が部屋にお出でなすっている事に、
日頃からの署長への嫌味を
暗に言う山村。

「ここは蒸し暑くて、気に入らんそうですわ
 この建物は、、」と。
   ※この台詞は、露口さんアドリブかも知れない。

「そんな事を言ってる場合ではない!」と。署長。

そう言って、
ボス席を向いている扇風機に身体を向け、
ワイシャツの二つめのボタンを外し、
本当に暑そうな細かい演技をする露口さん。

やはり演技が上手い山さん。

やはりアドリブかも?
ボス役裕次郎も、じっとその露口さんの
台詞と演技を、自分の背後で
観察しているような映像である。

※実際の撮影所、国際放映第7スタジオも
 暑かったのだろうな?
扇風機二台で、スタジオ内には山さんを入れて
何しろ12人だから。数えると。

「署長、私がやります。こうなったら
 攻めて攻めて吐かしてみせます。」

「無理ですよ」と鬼
「山さんがやってくれますよ」

「まっ、私に任して下さい。
 外に連れ出して、時間までには
 必ず突き止めてみせます!」

覆面車ファアット1800Bで街中を走る。
ゴリの運転。
後部座席にはマカロニ、三田、山村。

「甘えーな?外に連れだしゃ
 場所を言うとでも思ってんのかい?」

「まあそう言わずにヒントをくれよ、
 何でもいい」と山村

「あっそう、何でもいいの?
 そんじゃ教えてやるかな?は、へへ!」

三田はゴリとマカロニに、
指示された、
ドラム缶置き場では、何も発見出来ず。

「どこにもありはしねーや!」とゴリ
「いい加減な事ばかり言いやがって、
 この野郎」
と淳

「何でもいいって言ったんじゃないかよ?」


と三田は揶揄って、デカを自分が動かしているのが
面白い、嘯いた眼差しでマカロニを見る。

「それじぁ次はよー」と山村を誘導する。

ドブ川では、
裸足になって川を探すゴリと淳。

「早見君、こっちこっち!
 何してる!こっちを探しなさい。
 ぼさーっとしてない!」

怒るマカロニを抑えるゴリ。
「その調子、その調子!
 いくらでもカッカしなさい、早見君!」
と小橋の上から指示を出す三田。

そして、またマカロニを馬鹿にする高笑いを浴びせ掛ける。

バスの車庫なども、何も無い爆弾を
探させる三田!
捜索中のゴリとマカロニ。
外で待ってる三田は欠伸をしている。

「ここも違うようだな?
 次は何処だ?」と山村

「もう飽きたよ、俺」と三田

「まあ、そう言うな」山村
「馬鹿みたいだな?
 これがデカの仕事かあ?」三田
「まあそうだ、これが、な」と山村

「次は何処だ?
 いやにスタスタ歩くな?」
「この辺には詳しいのか?」と山村

「別に。
 ちょっとウンザリしてるだけだ。
 賑やかな何処を歩きたくなっただけだよ」

「それとも、この辺に仕掛けたのかな?
 俺」と三田

「あんた、どう思う?」

突然に喋りだす三田を見て、
山村は三田の心の変化を見い出す。

「台詞無しの山村の眼の演技」が
真実を言いたがろうとする三田の眼を捉えた。

そして、
さっき一係に電話した電話ボックスが
ある駐車場に、三田は入っていく。

三田の心理状態が、口とは逆で
真実を教えたがっているのだ。

この心理状態の揺らぎを瞬間で察知する、
名警部補山村精一。

四人は、芸能プロダクションの駐車場に。
「どこかな?あっちかな?」

その右を向き、左を向いた三田の顔。
そして、また直ぐに右を向いた顔と
その中の眼。眼の向いている方向を
すぐ察知した山村。

三田の心では、
「さっき爆弾を仕掛けたオープンカーが
 もう既に駐車場にいない!」ことに驚く。

◆良寛の辞世の句だと伝わる、
「裏をみせ、表をみせて、散るもみじ」

表には誇らしげにしているが、
三田はちょっとした裏の顔をみせ、
その眼の動きを山村は見逃さない。

◆あっという間に枯れて行く、
自分の中での寒々しさ。
撮影時期は初夏で蒸し暑い頃だが。

「どっちかなー?」と
この場所を離れようとする三田。

先程の視線を確信だと。「ここだ!」と
捉えた一係の名警部補。

三田の動きを駐車場で止める。
手錠で繋がれているために
一方が動くと、手錠は手首に食い込む。

「イテーじゃねーか?
 何すんだよぉ?」

そして、
鋭い山村の眼光が三田の顔を捉え
眼は三田の心の真実を突こうと、
全く閉じない。そしてじわじわと貫く。
山村の心の眼の刃は
三田の心中に鋭く突き刺さり、
三田は顔を下向く。

「この駐車場に何かあるな!?」

「何もありゃしねーよ、何言ってんだい!」

そのあと「来いっ!」と
強引に手錠を引っ張る山村。

「やったぞ山さん!」とゴリ。
マカロニの胸を右手で叩く。
山村の走る方向に淳を手向ける。

駐車場に隣接している
芸能プロダクションの事務所に
三田を連れ込んだ。

「警察のもんです。
 ちょっと部屋を借ります。」とゴリ。

「キチショー暴力振るうのか?」
山村は応接席で、
三田にぶん殴りを8回。


「言え!ここの何処に仕掛けた?!」
「言えっっー言えーっ!」

「人権蹂躙で訴えてやるぞー」

「貴様が口を破る(わる)まで、俺は
 何でもするぞー!」と山村

事務所のスタッフには
「どうしても聞き出せないと
 多くの人命が○んだ、、」とゴリ。

◆この時は、
ゴリの台詞○も聞き取れない。

太陽!始まって以来の
初の山村の迫真の演技。
もう二度とは見られない。

それを静かに見つめるマカロニ

だから、山村の罵声とぶん殴る音が重なり
ゴリの、この台詞をかき消す。

カメラでもうまく拾えない。
二度とは撮影出来ないからである。
当(まさ)に一発勝負の演技です、露口さん。

山村があと2回、計10回ぶって、やっと
三田は白状した。

「パンダのぬいぐるみだよ。クルマの中に」
「クルマはもう居ねー」

「誰かは名前は知らない。
    派手な縞のズボンを 履いた若い野郎だよ」

「クルマの型は?」

「外車の水色のオープンカーだ」

「誰のクルマか、解りますか?」とゴリ。

所有者は
芸能プロダクションの専属モデルで、
現在テレビに出演中の笹川だった。

山村は鬼に電話報告し、
藤堂は、爆破処理班を呼んだ。
「お前さんたちは、そこで待機してくれ」

ボス席の前の署長たちも一安心した。
しかし、犯人が自白しても
爆弾の所在がやっと分かったに過ぎない。
一係は爆弾をまだ止められた訳ではない。
あと一時間数十分しかない。

ここで、2回目のコマーシャルが入る。
次は、第3ステージに入ります。

次の第3ステージでは、
最終ステージですが、
今の令和では、
2回目のコマーシャル開けの
後すぐ、あまり見掛けない光景を
ご覧になってください。

これが、当時のテレビで放映されたのです。
現代令和からすれば何が問題か?
皆様分かりますか?

人命に関わる事象でも
令和の現代で、こんな事を警察がすると
大問題になるでしょう。
マスコミは黙ってはいないでしょう。
そんな映像です。
他に方法は無かったのか?と。
しかし、時間は押し詰まっていた。
山村も、藤堂にも  こうするしか無かったのだ。

ここまで35分09秒

🟠昭和豆知識🟠

上野動物園に
ジャイアントパンダが来たのは、
50年前の昭和47年10月28日です。
1972年です。太陽!放送開始と同年。
だから今年2022年は
昭和でいうと97年ですね。

因みに、またマクドナルドの
日本初オープン、日本第1号店は
太陽にほえろ!放送開始の丁度1年前の
1971年7月20日、銀座・三越の1階に
華々しくオープン。

パンダの初来日は、
日中の国交正常化を記念して、
オスの「カンカン」と
メスの「ランラン」が中国から
日本に初めて贈られ、
珍しい動物を一目見ようと
動物園には大行列ができるなど
パンダブームが巻き起こりました。

同じく沖縄が日本に返還されたのも同年。
1972年(昭和47年)5月15日、
米国との沖縄返還協定が発効し、沖縄の施政権が
日本に返還された。

その年の総理大臣は63代佐藤栄作氏。
その後に64代田中角栄氏に代わる。
筆者は九州の中学一年生でした。

この第二話は、
昭和47.7.28ですから、
日本にパンダがやって来る三ヶ月前の
放映だったわけです。しかし
この時は、両国の間で、既に
パンダ日本来日は決定したかも知れませんね。
だから既に来日予定のパンダが
ぬいぐるみとして出回っていた?のか。
子供たちとしては、
欲しい玩具だったのかも?

太陽!では、ストーリーの中で、
事件に関係はないが、
もう一度パンダぬいぐるみが登場するのは、
ジーパン編「子供の宝、大人の夢」。
次回は、第三ステージ、最終となります。

7324字

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