人とアートと自然が混ざりあったパワースポット。西成釜ヶ崎cocoroomにいってきた。
西成散歩〜
関西国際芸術祭で出逢った釜ヶ崎藝術大学。
「学びたい人が集まれば、それは大学。」
そんな価値観で集まってきた多世代アートコミュニティ。
その総本山♪
アイスコーヒー飲んで、庭や井戸、東南アジア感を味わって、ゲストハウスを案内してもらって、1日店長されてる方におすすめの本を紹介してもらって、代表と久々の再会を果たし、「非常に参考にしたい発想、インスピレーションが湧いてくるワクワクする空間でした。」
おくりびと的な特殊清掃員の漫画
罪に真っ向から向き合わせる本質的な更生プログラムを実践している島根の刑務所を撮った映画監督の本
カルト信者で、今は脱退してカルトの脱会支援をしている住職さんの本
そんな、新しい扉をひらいてくれたのは、ヤクザの組長に救われた16歳の家出少女をもつ老ちゃんだ。
ここでもう一個大事な冊子をもらった。
超エリートの道を捨て、西成へ。
ふるさとの家をつくり、毎週キリスト教のミサの会をひらいてる本田哲郎さんのレポートだ。
残しておきたいエピソードは2つ。
1つは、Unnderstand(理解する)について
2つ目は、アガベを愛とは訳すな。について
1つ目は、驚くほどそうだな、、、と深く納得した。
理解するを英語で訳すと、Understandだ。
下に立つって意味だ。
上智出身からエリート街道を進んだ本田さんは、
日雇い労働者の人たちをみて、この人達こそ、
イエスがいう、人を理解するために、下に立つことを体現しているじゃないか。
自分は、上から見ていたから、あの人達を蔑んでいた。
そんな自分が恥ずかしくなった。
また本田さんは、自身も日雇い労働者として過ごしたが、
当事者たちのことを本当に理解することはできないのではないかとし、
だからこそ、その人達より下に立ち教えて下さいという姿勢を示すことをされた。
三畳一間に住む本田さん。
かっこいい。
もう一つ。
アガベは、愛と翻訳されたことが混乱の始まりだと説いている。
愛や、好きという、いわゆる感情は時間とともに薄れていくものであり、
アガベを「大切にする」と訳すことで、絶え間ない行為に変換した。
大切にするというのは、時間が立っても薄まることはない。本人の意識次第でずっとできることだ。
そんなことを教えてくれた老野生さん
ありがとうございました。
2022/7/25