日本で1番暑い夏とTHE FIRST SLAM DUNKとぼく
また久しぶりのnote投稿です。
こいついつも久しぶりの投稿って言ってんな。
今年は日本の観測史上1番暑い夏だったそうで。
まあ言われなくてもわかってたけど。
今年の夏前まで、過去の記事を読んで頂いた極小数の人はご存知かと思いますが、わたしは心身ともに堕ちていくのか踏みとどまるのか極限の状態にありました。
ここから、映画THE FIRST SLAM DUNKのネタバレおよび、またくさくて重苦しい話がありますので、またかよ、読みたくねーよってひとは読むのをおやめください。
昨年12月に公開されたこの映画、公開翌日に観に行きました。
冒頭5分でこの映画、もう数年は観ないだろうなと思ったのを覚えてます。宮城リョータの少年時代からはじまるのですが、親父が亡くなる、兄貴で最良のバスケ相手だった兄貴のソータが亡くなるのです。
俺も親父を亡くして一年未満、わけのわからない兄貴の夫婦喧嘩に巻き込まれて怒りと悲しみに打ちひしがれていた時期でこれはもういくら山王戦とはいえ見れないなと。
その後やはり観にいく気が起きず半年経った今年6月、なぜか何となく2回目の鑑賞に行ったんですよね。
確かにまた宮城の過去は観るのが辛かったんですが、2回目に観て感じるポイントが違ったんです。
山王戦、コミックでもある熱くなる部分がわたしの消えかかっていた心の火を再び点火してくれた感じでした。
まだとても小さな火でした。
そこからサントラを買い、7月になると公式から朝練、昼練、夜練のチラシを配る、原作の山王戦の日である8月3日限定、チケット風の特典を配るアナウンスがあり全部観に行きました。
映画館に足を運んだ日はいつもものすごい酷暑で、鑑賞前、鑑賞後、サントラを聴きながらとにかく暑かったことをやけに覚えています。
山王戦で何が再び俺を熱い気持ちにさせてくれたか。
原作にはない、宮城の兄ソータからリョータが言われた言葉、
『キツくても、心臓バクバクでも目一杯平気なフリをする』
全国のプレイヤーの心がへし折られてきた山王の深津から圧力をかけられたリョータが言う、『40分付き合ってやるよ、この野郎!』
と、原作にもある、
『ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!』
個人的にこのリョータのふたつはめちゃくちゃグッときました。
俺も死ぬまで辛いんだったらそれでも前のめりで付き合ってやるよ、って思ったしドリブルで抜くシーンは、いつか今の俺のこの境遇を突破してやるよ!って思ったんですよね。
先日、井上先生もXのスペースで話してらっしゃったけど、観た人がなにか光のようなものをかんじてくれたらいい、と言っていてまんまと術中にハマった感じです。
あとはやっぱり1番好きな三井のゴールしか見えねぇ、とかもかなりグッとくるポイントでしたし、原作にはない沢北がロッカールームに引き上げる途中、泣き崩れるシーンも色々考えさせられました。
劇中、沢北が神社でお参りする際に『俺に足りない経験をください』って言ってるんですよ。
わたしもいつかこの1年半の経験が足りない経験になるのか。
映画も8月で終わり、久しく聴いていなかったサントラを聴いているのですが、今年の暑い中何度も映画館に足を運んで、帰りにまた暑い中余韻に浸っていた事を少し懐かしく感じながらこの記事を書きました。
いい年こいたオッサンがなに臭いこと言ってんだよって思う人もいるかと思うけど、リアタイしてた当時中坊だった私をお許しください。
公開前に炎上した声優問題個人的にはほぼ違和感ありませんでした。晴子さんは中の人がライトニングさんで珠世さんでしたし。
ただ、花道と流川の声だけどうしてもアニメと同じ草尾さんと緑川さんがよかった。
花道はイケボすぎたし、流川は緑川さんのクールで少し高い声しか合わない。
個人的意見ですが。
あとは余談ですが、魚住、仙道、海南の面々もほんの一瞬遠目からのシーンがあったり、わたしは確認出来なかったですが愛知の星や、森重なんかも映っているそうですよ。
それは円盤を買ってのお楽しみってことで。
また長くて読みにくい稚拙なものを書いてしまいました。申し訳ありません。
最後に。
今のわたしですが心身ともにだいぶ暗闇から抜け出して結構悪くないです。
まだ40とちょっと、まだまだこれからだと思える心境に戻っています。
これからも色んなことがあるのでしょうけど、キツくても、心臓バクバクでも目一杯平気なフリをして生きていきます。
ではまた。
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