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REDBUBBLEで販売するための登録時の注意点


REDBUBBLEとは

POD(プリントオンデマンド)で商品を販売するプラットフォームです。Tシャツなどのグッズを作成するだけでなく、販売まで可能です。

https://www.redbubble.com/

登録自体は無料で可能です。日本で言えばSUZURIやTシャツトリニティ、UP-T、ユニクロのUTme!などと同じようなシステムです。

デザインだけ考えて、それをアップロードすると、注文があればTシャツなどのアパレル、雑貨、日用品、ステッカーなどに印刷して販売し、顧客に郵送までしてくれます。

PrintfulなどもPODで有名ですが、Printfulはあくまでも印刷だけ。販売は別のプラットフォーム(Shopify、eBay、Etsy、BASEなど)と連携しなければならず、面倒度は増します(その分販路は広がります)。

売れたら収益が入り、売れなければ何も負担はないので、ノーリスクでスタートできるビジネスです。特別な初期費用は必要ありません。

でもデザインなんてできない、と言う人も多いと思います(私もそうです)。本来はPhotoshopやイラストレーターを使った方が良いのですが、無料のGIMPでも大丈夫ですし、それも無理なら商用フリーの素材を使って加工しても大丈夫。

例えばcanvaを使って、canvaにある素材を組み合わせたり、加工したり色を変えたりすればOK。AIを使って画像を生成してもOK。これなら多くの人ができると思います。

つまり、本格的なデザインの勉強をしていなくても、誰でもやろうと思えば気軽にチャレンジできるのです。しかも無料で。リスクなしで

プロのようなカッコ良いデザインができれば売れるというものでもなく、ダサいデザインでも売れるのがこの世界です。あえてダサいTシャツを着ることがユニークであり、個性的であると考える人たちも多いのです。

あなたもどこかで見たことがあるでしょう。変な日本語が書いてあるだけのデザインや意味不明のマークがあるデザイン、小学生が描いた落書きのようなデザイン。そんなレベルでも可能性は十分あるのです。

既に同じようなプラットフォームであるTシャツトリニティAmazon Merch on DemandでPODビジネスを始めていた私ですが、REDBUBBLEもやってみようと思い、登録してみました。

その理由は、

  1. AmazonはAmazonリピーターだけが顧客であり、(初期はティアが限られるため)販売できる国も少ない上に、アイテムも限られるので、世界にいるはずのニッチな層になかなかアピールできない。

  2. Tシャツトリニティは日本人だけが顧客。しかしネット上の専門店とは言え、販売店としてのプラットフォームとしては弱く、Tシャツトリニティ自体を知っている人しか購入しない。

  3. REDBUBBLEは日本では知名度は低いものの、世界に顧客が500万人以上いて、ドメインも強いので、Google検索結果にも表示される。

Amazonは世界最大のネット販売プラットフォームですが、あらゆるものを売る何でも屋です。大量生産品ではなく、オリジナルの個性的なTシャツを探す人がどれだけいるのかは不透明です。

REDBUBBLEはその点、大量生産品ではなくオリジナルの自分のお気に入りのデザインを探す人がわざわざ訪れるプラットフォームです。しかも世界に多くの顧客がいる

しかし、もしまだAmazon Merch on Demandで出品していない人は、まずはAmazon Merch on Demandに登録しておくことをお勧めします。

まずはこれをやって、プラスアルファでREDBUBBLEなど他のPODでも販売してみるというのがおすすめな方法です。

Amazon Merch on Demandで販売するためには審査がありますが、以下のページを参考にすればきっと良い結果が出ると思います。

私はいくつか有料noteを販売していますが、これが最も人気な上に好評で、また高評価もいただいています。300円ですが、Tシャツ1枚売れば回収できる金額です。

実際はREDBUBBLEと同じような欧米中心に世界で販売できるPODプラットフォームとしてzazzleTeespring(現Spring)Society6TeePublicなど有名ですが、その中でREDBUBBLEを選んだのは正直言って適当です。強いて言えば、購入者のためのトップページになっているかという点を重視して感覚で選んだだけです。

なので、他の場所でも良いですが、PODをやるなら販売できるプラットフォームを増やした方が良いと思います。それだけ世界の誰かの目に止まる可能性が増すのですから。

REDBUBBLEの始め方

審査後、プレミアムティアで販売スタートしたというメールが届きます。

販売者としての登録自体は英語であるというだけで特に難しくはありません。

ただ私は少し躓きました。何かと言うと、収益化の方法としてPayPalを選んだのですが、これがなぜか認証されなかったのです。

原因はPayPalでクレジットカードを登録していなかったためでした。PayPalには銀行口座は登録していましたが、クレカ未登録であったため、これを登録。

しかしこれでもダメでPayPalに問い合わせたところ、カードの画像を提出しろとのこと。しかも名前やカード番号があるものでなくてはダメで、ナンバーレスカードは不可とのことでした。

普段仕事用で使っているカードがナンバーレスなので、これを使いたかったのですが、仕方なく別のカードにしました。

でも、これでREDBUBBLEの認証も通りました。

REDBUBBLEの注意点

認証された後、REDBUBBLEで販売をスタートするために注意すべき点は下記です。

  1. PayPalアカウント必須。クレカも登録すること。

  2. 最低5点以上のデザインをアップロードしておくこと。

  3. 上記の1と2を満たした上で、REDBUBBLE側で審査があり、最大5営業日の時間が必要になります。

REDBUBBLEの3つのティア

審査後に3つのティア(スタンダード、プレミアム、プロ)にREDBUBBLE側で勝手に分類されます

https://www.redbubble.com/account/account_tiers

上記が3つのティアのそれぞれの特典です。私はプレミアムに分類されたようです。

スタンダードになった場合は、販売手数料が必要になります。これは定額ではなく、売れなければ1円もかかりません。売った分の利益から手数料が引かれます。

https://blog.redbubble.com/2023/04/how-account-fees-may-apply-to-you/

具体的に言うと例えば15.5ドル稼いだ月は8.4ドルが手数料として引かれ、利益は7.1ドルになります。87ドル稼いだら45.45ドルが手数料として引かれ、48.65ドルが利益となります。

プレミアムになるとこの手数料がないと言うのは大きな違いです。

どのような基準で振り分けられるのかはわからない上に、販売実績に基づいて今後も変動するのかもしれませんが、スタンダードはちょっときついですね。儲けが半分以上減るのは厳しいです。

なので、スタンダードになってしまった場合は、もう辞めて他のPODプラットフォームを探した方が良いのかもしれません。

アジア圏でPODするなら

REDBUBBLEもAmazon Merch on Demandもその他の有名なPODプラットフォームも欧米中心です。

日本国内は別にいくらでもありますが、もしアジア圏で販売したいという人がいたら、KUSDOMがおすすめです。

台湾の企業が運営するPODです。香港、マレーシア、中国にも拠点があり、アジア圏での販路を期待できます。

詳細は上記をご覧ください。台湾のPODプラットフォームです。

REDBUBBLEまとめ

私の販売ページ

REDBUBBLEの私のページは下記です。台湾関連のデザイン主体です。参考にしてください。

https://AsianWalking.redbubble.com

どのプラットフォームもそうですが、販売価格は自由に決められます。原価ギリギリにして安く売っても良いですし、自信作や苦労したデザインはある程度高くして利益分を増やしてもOK。

1つのデザインを色んなプラットフォームで売っても良いですし、それぞれ別にしても良いです。そう言うのは全て自由。売れるか売れないかだけの世界です。

なのでAmazon Merch on DemandもREDBUBBLEのプレミア以上も合格しただけでは実際は意味はありません。スタートラインに立てただけ。

折角頑張って作ったデザインなら、日本だけでなく、世界に向けて販売した方が可能性は広がります。SUZURIやTシャツトリニティしかやっていないのなら、もったいないです。

あなたのそのデザイン、日本だけではなく世界で販売してみませんか?

最近はやや円高傾向も見られますが、それでも日本円で稼ぐより外貨で稼いだ方が儲かります。長期的に円安なのです。日本の市場ばかり相手にするより効率よく海外の市場から売上を上げることを優先した方が良いです。

誰でもできますので、まだやったことない人はぜひチェレンジしてみてください。


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