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あなたはなぜ台湾を選んだのか? 台湾に移住した人の台湾を選んだ理由とその魅力


海外にすむことは とても勇気のいること。

文化も、人々の気質も、生活リズムもちがう国の土地でくらすことはたのしみでもあり、不安なことが沢山。

そんな中 なぜ台湾に移住をきめたのか、

今回は 実際に日本から台北に移住していた Aさんに お話をおうかがいしました。

Aさんが 台湾に移住したのは、 36歳のころ、2012年2月から 2013年の12月までの一年10ヶ月の期間。
仕事がどこにいても収入をえれる環境になったので、長年 夢であった海外でくらすことをきめたそうです。

色んな国があるのになぜ台湾を選んだのですか

台湾には一度旅行したこともあって、日本にも近いし、キレイで、ひとも日本人とにているから親しみをもてる。
コンビニが多く、日本食もある。他の国で 屋台を食べるのは抵抗があるけど、台湾の屋台でお腹をこわしたなんて きいたこともないし、治安もいい
食に対してや、治安に対して 信用できたことは移住を台湾に決めた大きな要因かもしれない。

実際に住んでみて、どう感じましたか

台北で借りたアパートにはキッチンがなくて、湯沸かし器と冷蔵庫しかなかったし、自炊よりも外で食べた方が安いので
外食テイクアウトでした。食べ物に苦労したことはないですね。
日本語はあまり通じなかったです。
中国語は 最初は全くしゃべれなかったのですが、街の人が大体 カタコトの英語が喋れたらつうじるというのが僕が受けた印象です。
台北にいって まず最初にジムに入会したのですが、中国語がはなせなくても スムーズに入会できました。
日本人というと みな 親切にしてくれました。 ただ、住宅をみつけるのが、中国語をしゃべれないので結構苦労しました。
台北では師範大学に入学していたのですが、移住してきて最初の3ヶ月は 大学の寮に入っていたのですが、大学から遠くて、一人暮らしをはじようと決めました。
サイトなどをみれば、住宅情報がたくさんあるのですが、日本みたいにすべてキレイな物件とはかぎらず、契約するとなると中国語がしゃべれないと むずかしくて、台北にいる 知り合いや友達の力をかりました。
西門にある ワンルーム の高層マンションに住みました。家賃は10000元、日本円で約35000円くらい。相場もこのくらい。
台北の中心の繁華街でこの家賃は日本と比べるととってもやすいですよね。

交通手段はどうしていましたか

西門駅から大学までバスが出ていたので 毎朝 バスを利用していました。
バスは路線も多くてとても便利です。
ただいつくるかわからないので、いきたい方向の番号のバスが来たらのるっていう感じです。
レンタル自転車も多くて便利だし、地下鉄もよくつかいました。
夜はタクシーを使うことが多くて 台北の街の端から端まで走っても1000元(日本円で3500円)になることはなくて、大体300~400元くらい(1050~1500円)
日本みたいに通勤ラッシュとか 帰宅ラッシュがあるわけではなく、台湾では人々の生活スタイルが本当にそれぞれバラバラだから、集中して混むことはなく、いつでもある程度は人がいる状態でした。

台北で驚いたことはありますか。

まず僕がビックリしたのは 野良犬がおおいこと。日本だとほぼみることがないけど、台北には沢山います。
一番驚いたのが スーツをきている人をほぼ見ないことかな。
日本で働いている人はだいたいスーツを着ているけど、台湾ではみんなそれぞれ いろんな服装をしてる印象。
女の人もメイクをしている人は日本に比べて少ないですね。
もう一つ ビックリしたのが、
貧富の差がおおきいこと。
台北では地下鉄や、道路にホームレスの人が沢山いるし、日本みたいに大部分が 同じくらいの収入、同じくらいの金銭感覚ではないですね。
台北には、お金持ちや、貧困の人たちや、原住民が それぞれの価値観で共存していて、東京とはまたちがう。
台湾で出世するには、日本で出世するとはちがって 若いころ から本当に努力しないといけない。

台湾で楽しんで暮らすコツはありますか

さっきいったみたいに、台湾では100%外食でした。
朝早くから 朝食屋さんがひらいているし、夜は夜市が夜通しにぎわっている。
だからこそ、きにいったお店をみつけたら、かよってみて 常連になること
日本ほど 店員さんとお客さんとの 間に壁がなくフランクで 世話好きなおばさんや、気さくなドリンクスタンドのお兄ちゃんも多い。
個人営業のお店が多い分、仲良くなりやすいし、いきつけのお店がいくつかあると、
すごく台湾の生活がよりおもしろくなる。
オープンマインドに色んな人と話して つながっていければ、きっと台湾での生活が豊かになっていきます。

台湾に移住や長期滞在しようとしている人に何かアドバイスはありますか?

まず、日本と台湾だと物価も給料もちがいます。日本の給料からしたら台湾の物価はすごく安いけれど、ただ台湾ではたらくと給料が安いので、けっして物価が安いわけではない。むしろ高い方です。
日本の給料で台湾で暮らすのはきっとバラ色ですね。
台湾ではたらくことを かんがえている人は、しっかり日本に帰ってこれる貯金をしてから台湾に移住することをお勧めします。
台湾はキレイで 食べものもやすくて美味しいから、とっても住みやすいところ。
人がフレンドリーで、親しみやすい。
中国語が喋れなくても、あまり苦労することはないし、日本人に対して好印象なので、よくしてもらえる。
何より台湾は安心できる。
とてもいい場所だと思います。


台湾はとても好印象。
でも実際に旅したり、住んでみないと分からないことはたくさんあります。

今回 Aさんのお話をお伺いして、僕が思ったのはやはり 台湾は親近感があるといえども、日本とはちがう価値観で人々が生活しています。
旅をとおして その土地の人たちがどういう感覚や価値観でいきているかを、実際にふれて知ることは人生においてとても大切なことです。

今回の記事が皆さんの参考になれば幸いです。是非 皆さんも台湾に行って、その文化に触れてみてください!

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