火龍果(紅肉)
果物屋で美味しそうな火龍果(ドラゴンフルーツ)を見つけて買ってきたところに、知り合いからも火龍果を頂きました。
大好物なのでありがたく頂戴することに。大小の火龍果。
火龍果は紅肉、白肉、黄肉といった感じで果肉の色味が複数種類あります。今回食べたのは紅肉。というか、本当は色味の対比写真を撮ろうと思って2つ取り出したのですが、小さい方のが白肉かと思って切ったらこちらも紅肉だった。てへぺろ。(ひらひらの所が緑っぽいのが白肉……らしい)
ちなみに、一般的には、紅肉と白肉だと紅肉のほうが甘いらしいです。黃肉は今のところお目にかかったことがありません。
食べ方は、一口大に切って食べても良いですが、私はものぐさなので半分に切ってそのままスプーンですくって食べています。水分が多いので、こうすると果汁が垂れなくて便利なのです。
食感としては、果肉がシャリシャリとしていて、そこに種のつぶつぶが感じらます。食感だけなら、キウィをイメージしたいただくと近いです。キウィとくらべて酸味はほぼ感じられません。水分多めのさっぱりとした甘さの果物です。
凍らして食べたら美味しいんじゃないかと思っているのですが、残念ながら我が家の冷蔵庫には冷凍庫がありません。どなたかぜひ挑戦してみていただければと思います。
台湾では火龍果果汁(ドラゴンフルーツジュース),火龍果牛奶(ドラゴンフルーツミルク)など飲み物になっているのをよく見かけます。口の中にあとを引くような甘みではないので、氷と一緒にスムージーなどにして飲むとさっぱり暑気をはらってくれます。漢方的な考え方ですが、火龍果は火気(のぼせなどの体の熱)を抑えてくれるらしいです。火の玉みたいな見た目なのに、そこは逆を行くんですね。
自分でも飲み物状にして飲んでみたのですが、火龍果だけで飲み物を作ると食感がちょっとぬるっとしてしまうので、やはり氷などを入れたほうがいいなぁ、と思いました。もしくは寒天等でゼリーにして食べても良さそう。
また美味しいだけでなく栄養も豊富なようで、ドラゴンフルーツ、栄養、とネットで検索をかけると果物に含まれる栄養の一覧がずらずらと出てきます。また整腸作用があり繊維質も多く含まれているようで、腸が割と快調になります……ちょうだけに。
ただ、甘みが薄い割に糖度が高いので、ダイエットには不向きのようです。糖尿病の方も控えたほうがいいと言われている模様。
紅肉は色素が強くて一つ完食すると次の日血尿みたいなのが出て驚愕することがありますが、特に問題はないようです。あのびっくりする感じも含めて、ぜひ味わっていただければと思います。
火龍果、紅肉(レッドドラゴンフルーツ)
甘味 ★★★☆
酸味 ☆
大きさ こぶし大〜(まちまち)
繊維感 ☆
価格 1斤59元(2019.8)
※台湾の1斤は600gです。
台湾在住者による台湾についての雑記と、各ウェブサイトに寄稿した台湾に関する記事を扱っています。雑記については台北のカフェが多くなる予定。 そのうち台北のカフェマップでも作りたいと思っています。