イベントレポート 里地帰さんトーク&ライブ
11月22日に、青山のライブハウス「月見ル君想フ」で、台灣文化倶楽部のイベント「里地帰さんトーク&ライブ」を開催しました。
台湾でのライブも数多く経験している里地帰さんには、台湾との出会いについて伺いました。
出会いのキッカケは、何と勘違い!
台湾の友人との待ち合わせ場所の都市、そして日程までも見事に間違えた結果、台湾で大きなライブを経験することに!
里地帰さんのお話に、みなさん興味深々。驚いたり、笑ったりと会場は、穏やかな空気に包まれていました。
続いて、トークは、里地帰さんが演奏する楽器「和胡」について。
二胡の弾き語り奏者をされていた里地帰さんが、"もっと自分らしい音色を追求したい" という想いが高うじで製作した楽器が「和胡」。
日本産の木材を使用して、皮には和紙を使用しています。
音色は使用する木材によって異なるそうです。また、皮の和紙も意外と丈夫で少し濡れたぐらいでは破れないそうです。
和胡を作るまでの経緯や、日本以外での和胡を用いた演奏でのお客さんの反応など、さまざまなお話を伺いました。
そして、最後に里地帰さんも二胡演奏で参加している、ドキュメンタリー映画「塩月桃甫」の紹介をして、トークショーは終了し、ミニライブに。
和胡の音色に包まれた会場で、参加された皆さんは思い思いの時間を過ごしていました。
オリジナルの楽曲から「赤とんぼ」などの日本の唱歌も披露いただきました。ミニライブでしたので、あっという間でしたが、コロナが収束したあかつきには、ぜひワンマンライブで楽しみたいです。
さて、会場の「月見ル君想フ」は台湾にも非常に縁が深い場所です。
台北にも、「台北月見ル君想フ」があり、台湾のアーティストだけなく、日本のアーティストもライブをしています。
もちろん、青山にも多くの台湾アーティストがライブを行ってきました。
日台音楽交流の大切な場所のひとつでもあります。
また、ここの名物が、ルーローハン。
お客さんも出演者も大好きなフードです。お出かけの際にはぜひ食べてみてください。
今回のイベントは、ステージの装飾を台湾カフェ的にしていました。
台灣文化倶楽部部員たちでアイデアを出し合い、机にかける布も客家花布を台湾から取り寄せ。提灯も取り寄せて飾ってみました。
台灣文化倶楽部では、台湾と日本の相互理解と文化交流につながるようなイベントを今後も企画し、開催します。ご参加お待ちしています。
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