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台湾 昔の情景 檳榔編
ヤシ科の植物、檳榔(ビンロウ)。
写真に写っているヤシの木のようなものが、まさにそれです。
南の島の風に揺れて風情は南国情緒たっぷりですが、台湾の街では必ずといっていいほど、見かける看板。
「檳榔大王」や「太陽神檳榔」など、怪しげな…笑
昔は、檳榔西施と呼ばれるような、セクシーな衣装を着た女性が路上で檳榔を売っていたりもしました。
しかし、2000年代取り締まりが強化されて、大都市を中心に姿を消したようです。地方では今も檳榔のお店は見かけますが、以前のようなセクシーな衣装の女性はいないようですね。時代とともに台湾も変化しています。
檳榔の実をガムのように噛むと、高揚感や酩酊感が味わえる。(試したことはありません!笑)
以前、台中で乗ったタクシーの運転手が檳榔噛みながら運転、目的地に着くまで、不安でしょうがなかったことがありました。心なしかふらふらした運転だったこともあり…
今では健康を害することもあるという理由で、昔よりはお店の数も激減しています。
檳榔は、昔の台湾の情景のひとつなのかもしれませんね。