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Ableton Noteを触ってみた。
こんにちは、Taitoです!
スケッチ用iOSアプリAbleton Noteがリリースされたとのことで、早速試してみました。
どんなアプリ?
音楽制作の初期段階向けにフォーカスしたアプリだそうで、セッションビューを彷彿させるUIを使って、思いついたフレーズやアイディアをすぐにiPhoneやiPadに入力でき、しかもそれをAlbeton Liveのプロジェクト出力・共有することができるアプリだそうです。Liveのドラムキット/メロディー系音源/シンセを厳選して収録し、また、サンプラーを内蔵しているため周囲の音を録音してサンプリングすることも可能ですだそうです。
電車の移動中に音楽作ってるマンの僕にぴったりのアプリだすな。
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詳細については公式からのリリースをご覧ください。
試してみる
早速、App Storeで購入!
5.99ドルでの販売でめちゃ安いって思ったのですが、円安のおかげもあって1000円で販売中です。ふん〜、日本経済をもっと盛り上げいかないとですなぁ〜。その辺の話は、また別の機会に(笑)
Noteを起動
とりあえず起動すると、あらかじめランダムにドラム、ベース、上物って感じで、ロードされるようでした。素晴らしい。また、サムネイルの画像も自動で挿入されているのが地味にポイント高いです。
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適当にフレーズを打ってみます。特にチュートリアルもなしに始めることができますが、前のページに戻すボタンと、Undoボタンを間違えて押してしまうことがあったので、次のアップデートで改善されそうな気がしています(笑)
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Albeton Liveを使ったことがあれば、セッションビューはお馴染みだと思うので、難なく使い始めることができ、右下の再生ボタンを押して、パッドを叩くと、ステップ入力のような感じ?というか、パッドを叩く感じで、入力できている感じになるので、そのまま、一番下のクリップを作成を押すと、入力したMIDIノートをキャプチャーしてクリップを作成してくれるようです。
Ableton Cloudを試してみる
もうこれだけで無限に遊べそうですが、僕が一番良いなと思った機能がこれです。Cloud技術を使って、Ableton Noteで作ったプロジェクトのオーディオサンプル、MIDI、インスツルメントを同期できる機能です。
Ableton Noteの設定
セッティングからAbleton Cloudをオンにします。
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するとAbletonのメールとパスワードのアカウント情報を入力するように求められるのでログインします。
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するとAlbeton Cloudにアップロードできるようになるので同期。
次にAbleton Liveでの設定です。
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Ableton Live 11.2.5にアップグレードします。環境設定 > Libraryでshow cloudをオンにします。
するとMIDI、オーディオサンプルが同期されます。
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解説するまでもなく簡単でした。
Ableton Cloudの可能性
実は僕自身、iPhoneなどのモバイル端末から簡単にオーディオ素材を同期できるというこの機能がものすごく欲しかった。
今まではDropboxのフォルダをAbletonから読み出す方法で、オーディオ素材をD&Dできるようなパイプラインを構築していました。
録音アプリだと、同期を忘れたり、書き出しに時間がかかったりして、
結局Air Dropの方が早いという感じの使い方になったりしていましたが、Ableotn Noteであれば、プロジェクトごと同期され、しかもAbleton Liveを開いたままでも同期されるということで、制作の幅が広がるようにも思えます。
まとめ
iOS向けの音楽アプリもたくさんラインナップが増えてきて可能性が一段と上がってきているように感じました。今回Abletonが本格的に参入してきたことで、モバイルアプリとも連携が楽しみなばかりです。