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ケミカルブラザーズのライブ見てきたよ。
コロナ禍を経て、来日したケミカルブラザーズの追加公演が買えたので見てきた。
結論から書くとすごい!の一言。
まず、90年代から変わらずやり続けているところが嬉しいですね。
SDGsですね。違うか。
YouTubeでツアーのライブ映像は拝見していたので、セットリストや演出については大体想像がついていたけれど、やっぱりライブはいい!
巨大なビジョンの裏に、ムービングライト、レーザーが仕込まれ、
楽曲シーケンスにバッチリと合わされたオーディオビジュアルライブの
100点満点の正解を見せつけられたという感じも良かった。
アメリカのショービジネスで鍛え上げられたエンターテイメントショーとはこれだって感じがして、没入とはこれだって感じでいいもの見た感。
実は昨年2023年8月のソニックマニアに来ていたAutechreの暗黒ショーを体験して、ビジュアルはイラねぇんだよ最高だわこれだわ。という気持ちで半年くらいオーディオとビジュアルの相互作用なんてものは中途半端な感じならやらない方がマシだって思って過ごしていました。
それ以降の半年間は自分自身でライブやる時も音楽に集中して、ビジュアルは他の人に任せちゃうっていう形で映像の方への興味を失いかけていたのですが、ケミカルのショーを見て。改めて、0か100しかダメなんだなっていう気持ちになりました。
そして完全な個人的な感想ですが、ケミカルブラザーズのビジュアル演出は、電子音楽に不足しがちな身体性を強化するというところに特化して作られているところがやはりいいなぁというところです。もうね、ずるいよね。あんなの。パクリたいですよね。
特徴的な音やフレーズに対して、バッチリ視覚的な動きを合わせて来るとあたりがVJの方の音楽的才能を感じる。
音楽的な構造や楽曲理論をある程度理解して音楽聴いている人じゃないと、あれは作れないよなって思います。
https://twitter.com/Midimatt001/status/1614967705056022528
ケミカルブラザーズのサウンドをわかりやすく言ってしまうと、
ロックとテクノの融合ということなのだろうと思います。
OASIS、RADIOHEAD、ケミカルブラザーズっというロックからテクノへの道筋があるような気がしていて、ある日突然、ビールをうまいって感じるようになるみたいなそんな道筋があるように思えるんす。
僕自身は80年代のKISSやACDCのようなド派手なエンタメショービジネスが大好物で、全然生まれてない時代ではあるんですけれど、YouTubeやツタヤでDVD借りてきて見てたという青春時代を過ごしていて、、、笑
ケミカルのライブの途中、目からレーザーが出るロボットが出てきたりしたんですが、あの懐かしさ見たいなものが溢れてきました。