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子ども心を持ち続けるという話
子どもの心を 一生のあいだ
自分の中に持ち続けるということは
知りたいという好奇心や わかる喜び
伝えたいという気持ちを 持ち続けるということ
ブルーノ・ムナーリ・著、阿部雅世・訳 『ムナーリのことば』
今日の朝、職場に向かう途中。
偶然見つけた素敵な書店で、この言葉に出会った。
ブルーノ・ムナーリはイタリアの美術家で、他にもグラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家と、多彩に活躍していたみたい。
お世話になっている人に5月に子供が生まれ、
ほんの30分前まで、その子の笑顔と無邪気さに癒されていたことも影響しているかもしれない。
この言葉にとても心惹かれた。
ボクはだいぶ大人になったと思う。
自分のことは自分でできるし、
毎日きちんと仕事もしている。
だけど時々、子どものことがとても羨ましくなる。
子どもは素直だ。
自分の好きなものは好きだと言うし、
嫌いなものは嫌いと言う。
嬉しいときは笑うし、
悲しいときは泣く。
子どもは正直だ。
自分がやりたいと思ったことには、すぐ挑戦する。
周りが何を言っても、どう思っても関係ない。
自分がやりたいからやる。
大人になるなかで、こうした自分の心に対する素直さや正直さが、少しづつ隠れてしまっていたのかもしれない。
いわゆる世間的な常識というもの。
「あれはやっちゃいけない」とか
「これは普通じゃない」とか。
あとは他人の評価を気にしすぎてしまうこと。
「これはやったら変に思われるかな?」とか
「これを伝えたら、嫌われてしまうかな?」とか。
ボクたちは大人だから、
TPOや伝え方はある程度、気にする必要はあると思う。
でも、あまりに気にしすぎて、
自分のなかの子ども心を押し込めて、
縮こまっているのはもったいないと思う。
子ども心を大切に。
好奇心に正直に。
喜びに素直に。
伝えたいことは伝えよう。
さしあたって、
「これいいな〜」とか
「この人のここが素敵だな〜」とか
いいなって思ったことは素直に口に出して、
相手に伝えてみようと思います。
そういえば、「ブルーノ・ムナーリ展」が今年の頭までやってましたね!!
行っとけばよかった〜〜涙
ひとまずこのあたりの本を読んで、ブルーノ・ムナーリの思考に触れてみようと思います。