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note 7 教えるということは教わること

ぼくがテーマパークを卒業して
初めて出演したミュージカル『王様と私』の
アンナ先生の言葉。
本当に一生大切な言葉です。

教えをする際には
一番大切にしている言葉です。

2011年4月〜2017年までの6年間
所属事務所でもおる
M&Sカンパニーの西葛西スタジオにて
一年間のカリキュラムを組んで
パフォーマーを集中的に育成するコースの
TAP講師を務めておりました。

ミュージカル出演が増えて
代講ばかりになってしまうので
生徒にも失礼だなと感じ
講師活動は2017年のビリーエリオット出演に伴い引退しました。

あの6年間で出会ったたくさんの生徒達とは
たまに現場で出会ったりします。
とてもアツくなる瞬間の一つです。

そこから教えるという活動は
個人レッスン(関係者に限り)と
振付のお仕事だけということにさせていただいておりました。

ですが
今年、スタジオアッシュという恵比寿にある
とっても素敵なスタジオで
オープンクラスはないにしろ
“アッシュプロフェッショナルアカデミー”
という一年計画のクラスの
タップ講師として招いていただきました。
今年は出演する作品も多いので
なかなかクラスをすることができないのですが
先日初めて
受講している生徒達に出会いました。

※このクラスでは
週一回のレッスンを一年間行い
その週毎にジャンルの違うレッスンを
受けていくシステムです。
豪華な講師陣で
とても贅沢です。

とっても真面目な生徒さん達で
僕にできる全てをお伝えしたいくらいですが
時間が足りませんでした。
2時間のレッスンが2時間半になってしまいましたが(許可はとってます)
その内の1時間は喋り続けてました。
僕が経験してきたいろんなことを。

みんなに響く言葉や
みんなの人となり
意気込みや
想い
いろんなものを2時間の中で
どれだけ濃く共鳴し合えるか
そんな
大切な時間でした。

大切なタップダンスというスキルは
2時間でどうこうではなく
これから毎日どれだけ向き合えるかの方が大きいので
練習方法をたくさん渡していくつもりです。

袖振り合うも多生の縁

です。
これから大輪の花を開くみんなのことを
全力で応援し
何かできることがあれば
なんでも言ってください。

お互いに
刺激しあえますように。

たいすけ

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