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THE WHO 2017 TOMMY AND MORE



2017年のTCTのTheWhoは 

TOMMY AND MORE

という事でTheWhoとして初めて『TOMMY』を完全演奏するというイベントだった。2017年は2回開催で3月30日と4月1日。僕は2回目の4月1日を観戦した。

あれから5年、当時アメブロに掲載したものをもとに色々手を加えてみた。


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さて前半は『TOMMY』のパート。
結論から書くとやはり「俺たちはしないよ」が言わずものがな絶対的にハイライト。
「ピンボール・ウィザード」勿論最高。結局はこれに尽きる。

最初に戻すとトミー開演?後の場内のそわそわ感というか期待感というか膨らみ感は素晴らしい雰囲気だった。

特にオープニングからスパークス迄は客席の反応も頗る良かった。

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がしかし、この後には、信じられない光景が!


・・・って事ではないんだろうがポツリポツリ席に座られる年輩の方々。
総立ちだったオープニングに比べて3割位は座りだした。
そりゃ内容的にも体力的にもここで一息入れるあなた達の判断は間違っていないと思います。

次に総立ちになったのは「ピンボール・ウィザード」そりゃもちろんの反応です。
しかし、その頃僕の前の前の席の男性がスマホを客席に向けだした。
いや、僕を映すのは良いが、
ちと長過ぎじゃねぇ?
と思っていると僕は気付いた!


「はっ!」


やられました。
この方、ピートと同じ画面に映り
「ピンボール・ウィザード」を自画撮りしている・・・。そんなこと想像すら出来なかった。
確かにそれなら目の前のピートを観なくとも何よりの記念になる。
羨ましい。
「アシッド・クイーン」「アイム・フリー」
やはり盛り上がる。
「ゴー・トゥ・ザ・ミラー」
この曲は「シー・ミー~」が曲中に含まれている為良いウォーム・アップになる。

フィナーレは
「俺達はしないよ」
思い思いの受け止め方でハイライトの
「シー・ミー,フィール・ミー/リスニング・トゥ・ユー」迄流れ込みます。
この曲の受入れられ方って
「無法~」「ババ~」とは違うステージなんだなと説明の出来ない解釈をしたくなる。

演奏終了後の場内は
スタンディング・オベーション(まぁ、既に総立ちなんだが)半端なかったです。
すんごい心のこもった拍手、声援。
この場面が、本気でこの日一番の輝いた時間だった。

だったのだが、その後にピートから信じられない発言が··一言でいうと

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もう『TOMMY』はやらない!

どうにもピートの中でトラウマが半端ない状態になったらしい。

因みにこの後、同内容でUKツアーを組んでいたが『TOMMY』の部分をハイライト的にして通常に近いセットリストに戻し続行することになる。

僕は『TOMMY』の最期(←敢えての表記)に立ち会った事になる。

and More

・アイ・キャント・エクスプレイン
イントロからの盛り上がりはかなりのもの。この感じはたまらんよ~。

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・ジョイン・トゥゲザー
この曲って単純なリフの繰り返しだけど良いよね~。というが良きリフを繰り返しているのか(笑)
ロジャーがマイクスタンドをかざしてこちらに来ると客席がもうぐちゃぐちゃで反応を見ていても面白かった。

・恋のマジック・アイ
この曲、ライブでどんどん進化してきている気がする。
サビの部分の高揚感が気持ち良い。

・フー・アー・ユー
ロンドン子の「ふぁあゆぅ~」でのロジャーへの指の差し方は半端でないよ!
んでね、昔のロジャーのようにその場で走る格好してたんですね、したら今回、発見しましたよ。僕と同じ動きしている人。
ロジャーはギター持ち出してから走んないもんね。

・愛の支配
YouTubeでアップされているこの日この曲の、イントロ50秒過ぎ位で「格好いい」と明らかに聞き取れる日本語の声援は僕です。
とにかく静かになる瞬間にぶちこみました。
喉の手術をしてからのロジャーは恐いものなしです。

・ババ・オライリィ
来ました。イントロのループが流れたら場内手拍子、掛け声、ウンウン。
勿論ロジャーの歌い出しから皆様御一緒!
ピートのパートでは一際大きな、オーディエンスの歌声がケンジントンの夜空迄・・・スンマセン。ホールでした。
お馴染み後半のロジャーのパートの前、僕が「来いよ!来いよ」みたいなポーズをとっていたら回りにも「かもん」的な人が複数いて何か鳥肌が立ってしまった。
でロジャーがマイクを向ける訳ですよ。
♪てぃ~ね~じ・・・♪
結構まわりはグチャグチャに盛り上がってんだけど、ホールでの響き的には・・・やはりピートのパートにはかなわないんだよ・・・。
相手が悪いやね。

・無法の世界
やはりね、ザ・フーのライブのハイライトはこの曲なんですよ。
ループに合わせた手拍子も以前ほど絶対的なものでもなく、見回したら凝視してる人達もいる感じで、それぞれの思いで向かい合っているみたいです。
で!
♪うぃどんげっふーだげいん♪
それだけでも満足。

いつでも圧巻は後半ドラム連打後の
ロジャーの雄叫び(スクリーム)!

この瞬間にザ・フーのエネルギーが解き放たれる訳です(←ちょいオーバー)

それにしてもロジャーが趣を変えたエンディング。
なかなかボスに会わせないアレンジは
どうにも馴染めない···。

が、しかしTheWhoを堪能したのは間違いない。しかも『TOMMY』+名曲。まぁ正直、「マイ·ジェネレイション」を観たい気持ちはあった。でも怒涛の後半3曲は演奏してくれたのでネガティブな気持ちは無い。




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掲載画像は全て私が撮影したものです。

そこそこ引きの画像は良いのですがアップになるとスマホの限界を感じました。


以上、偏頗で稚拙なnoteになりましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。




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