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求人広告に書かれている休日制度って、分かりにくいので解説する。

あいさつ

こんにちは、採用コピーライターのオヤマダです。
いまでこそ求人広告制作の専門家としてチト偉そうな感じになっていて大変申し訳ない僕ですが、20代の頃は求人広告の見方すら全然分からなくて結構恥ずかしい失敗を数多くしていました。「週休二日制のことを必ず週2日休める制度」と思っていことも、その1つです。

求人広告や求人票に書かれている休日制度って、日本語で書かれているのですが、独特のルールがあって分かりにくい、と僕は常日頃から思っていました。仕事探しをしている求職者のみなさんには、休日って大切なことですから、きちんとした知識を持って仕事探しに臨んでいただきたいとも思っておりまして、今回、休日制度の解説みたいなことを行ないたいと思います。


週休2日制

よく間違えやすいのですが、週休2日制は必ず週2日休める休日制度ではありません。月に1回以上、週2日休みの週があって、他の週は週1日休み…という制度です。ひと月に休める日数は5~9日と幅があります。

週休2日制は会社によって休める日数が異なるので注意が必要です。求人広告や求人票に月に何日休めるか記載がないこともあるので、必ず面接などで確認したほうがいいですよ。


完全週休2日制

週に2回必ず休める休日制度です。求人広告や求人票にこれが書かれていたら安心ですね。


週休3日制

これは、週休2日制の時と同じ引っかけがあります。毎週3日休みがあるとは限らなくて、月に1回以上、週3日休みの週があれば「週休3日制」になるということです。

働き方改革の施策の一つとして挙げられている「週3日必ず休める週休3日制」は、求人広告や求人票では「完全週休3日制」という表記で分けています。これは、月に1回以上、週3日休みの週がある「週休3日制」と間違えないためなのですが、ちょっと分かりづらいですよね。


完全週休3日制

毎週必ず3日休める制度のことです。


隔週休2日制

隔週休2日制、このように書かれてしまうと分かりにくいのですが、一週間おきに週2日休める週、週1日しか休めない週が交互にくる、と考えると分かりやすいかもしれませんね。

月単位ではなく、2週間単位での休みの取りかたなので、月によってたまたま週2日休める週が多かった、反対に週1日休みの週が多かった、ということもあり、これによって休みの多い月、休みの少ない月が生まれます。


週休制

その名の通り、週に1日しかお休みがない休日制度のことになります。大手の求職メディアではほとんど見かけませんが、郊外や地方のメディアだとたまに見かけます。

昔の日本は、月2日休みとかがザラだったのですが、「もっとも休もうよ、週1日ペースで」という流れで作られた休日制度らしいのですが、さすがに今では時代遅れ感がありますよね。解説すると長くなるのでくわしいことは省くのですが、条件付きで労働基準法としては問題ない休日制度となっています。


〇勤〇休制

これは、〇日働いたら〇日休めるという休日制度です。〇日働いたら〇日休めるというパターンがくり返されていきます。病院だったり、介護施設だったり、工場の仕事などは、このようにカチッと働くパターンが決まっている場合が多いですね。


〇週〇休み制

〇週の間に休日が〇日休めるという休日制度です。こちらも、病院や介護施設や工場系の仕事に多い休日制度かなと思います。

労基法では基本的に週1日休みを入れることが保証されているので、前半に休みが集中していて後半は一切休みがない、なんてことはありません。

月〇日休み

月〇~〇日休みと幅がある場合もあります。飲食店や販売店、サービス系の仕事で見かける休日制度ですね。


動画

今回の記事に書いていることの動画版です。

  


さいごに

YouTubeではこんな感じの動画を随時アップしています。採用したいけれども採用活動が上手くいっていない企業様へのアドバイスになる動画が他にもあります。興味がある方はチャンネル登録していただけると励みになって嬉しいです!

それでは、別の記事でまたお会いしましょう!
今日があなたにとって実りの多い一日でありますように!


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