嫌いな自分を調伏する・・には自分を祝福する・・。
ダライラマのおっさんが、
「え~そんなに自己嫌悪・自己否定が、西側社会では酷いのですか。
で、仏教は「まず 自分を大事にする」 のです。」
この「自己祝福」は、「自己嫌悪している人」に有効と思う。
いや~嫌悪しているのに、できるか!
てのはわかる。
でも「祝福する」ってのは、調伏するような形で用いられるのですは。
たとえば
羅喉星御真言は
オン ラゴ シリ ソワカ
計都星の御真言は
オン ケイト シリ ソワカ
というように星の名前に、
シリソワカを付けることによって、不祥なものが吉祥なものに変わるのだ。
シリソワカは吉祥成就と訳される。
そして悪い星だけではなく善い星(白星)の真言にもシリソワカをつけて唱える。
あと有名な話では、
真言律宗の開祖の叡尊が「蒙古調伏」の祈祷を、調伏でなく「敬愛法」で行ったのだ。
「殺し合わず、蒙古兵が故郷に帰れるように」
まあ、一部はそのようになったわけで。
結構有効かもしれない。