治療も、社会復帰も、「タイミング」が大事。
故に火を以て攻むるを佐くる者は明なり。
危険な方法なので、効果もある。むろん過つと自分を焼く。
そんな治療法や社会復帰法も当然あるので、明察なくて使うのは自殺行為。
メンタルが治療できても、身体を壊してしまった。家計が破綻してしまった。
そんなのを意味がない。
社会復帰できても、勤め先や学校がブラック化して潰れてしまった。それも意味がない。
怒は以て喜びに復る可く、慍は以て悦びに復る可きも、亡国は以て復た存す可からず。死者は以て復た生く可からず。
怒りは悦びに変わることが出来、慍りも悦びに変わることが出来るけれども、いったん滅亡した国をまた興すことはできず、死者を再び生き返らせることは出来ない。
命がけで働け・自分を捨てて社会や組織や長に奉仕しろ・・てよくいうが、孫子のこのセンテンスを見ると、そんな輩が如何に偽物か、よくわかる。
で、偽物ばかりが社会を支配しセレブとなっている。当然に心が病む人が爆発的に増えるのは、当然なのだ。
人命を「駒」「単位」みたいに考えもする軍事学の孫子ですら、
「死者を再び生き返らせることは出来ない。」と悲痛な言葉を残しているだ。
まあ、まず「命をまもる」てことで、引きこもっても良いから、生き延びてください。