治療法や、回復策も、状況・時期を見極めてこそ、有効。
それを過つと、それ自体が、病を悪化させる・・・
これも同様。
軍は高所を選んで低地を避け、陽のあたる南面を選んで北面を避け、給養をよくして気力体力を充実させておけば、病気や災害を防ぐことができる。これを必勝の用兵という。
を鵜呑みにしても、旨く行くわけではない。
すぐれた方策も、相手の出方次第で、自分の首を絞めるのだ。
これは、治療や復帰策でも言いえることに思います。
危険なところは、まず避けましょう。
精神的に「キツい」ところも、普段は避けないと、悪化の一因になります。
症状にしろ、周囲の危険性にしろ、なにか標識なり予兆なり前兆があるものです。
ブラックな職場・学校か、まともな職場・学校か。こういう兆候で見分けることができます。
幹部が怒声をあげるのは、敵兵が戦意を失っている。
学校や職場でもよく見ますよね。
賞が多すぎるのは、軍の動きが取れなくなり、将が苦しんでいる。罰が多すぎるのは、兵が疲労している。将の言動が、最初は乱暴で後に部下を恐れるようになるのは、統率を知らないのである。
日本の職場って大概そうですよね。
って日本社会自体がこれなので、精神を病むと「引きこもる」ってのが、マストな手段になるのですけどね。
そういうことが、わかります。
力づくで物事を進める人は、失敗する。
親しんでもないのに、話は聞いてもらえるはずもない。て医療関係者も心すべきことなんでしょう。
「当たりまえ」って事で教えてないと、力ずくで物を言わせても、聴いてはくれない。
普段からの信用を重んじないと、命令すら聞かれず、法も守られることも無い。
ましてや治療や社会復帰の再教育となると・・・
普段の信用が、心をつかむ元です。
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あまり消化し切れてませんが、こんな感じです。