バブル景気は、日本人の浅はかさを露見させた、と思う。
バブルの時代。私は氷河期世代の団塊ジュニアだったので、その中で学生でいた。まあ高校生・中学生くらいだったか。
余りの「社会の浮かれぐわい」を、少し呆れていた。まあ父がJRマンで、発達障害だから、その恩恵は、ほとんど無かったけど。
その中で冷めた目で見て感じたのが
「いくら終わらない好景気でも減速するときはある。その時に備えて、今こそ、教育・福祉・農林水産業・医療とか、金をつぎ込んで補強して、「次の好景気」のための仕込み&来るべき不景気を早く終わるための対策をすべき」
と思っていた。
でもあの時代は、富裕層・現役世代は、みんなある意味で馬鹿だから、
「ひたすら儲けて、勝ち逃げ」だけで、多くの「弱点・欠陥」を補強せずに、「ジャパンアズナンバーワン」とか言って、夢見て酔って、挙句に、破綻したのだ。
バカだよね・・・。
あの時に
「好景気の時にこそ、気たるべき不景気・その後の好景気に備えて、社会自体を強靭化する」
ってたかが中高生でもわかることを、少しでもしていたら、ここまで不景気が長く続かなかったように思う。
さらに、、日本人の富裕層っていうか成功者の「浅はかさ」を痛感したのが「ネトウヨ」に多くの、プチブル・ちょっとしたお金持ちが、腐るほど居たってこと。
公務員・会社役員・・・まあ私のようなニートや庶民からしたら、「成功者」が、ネトウヨ・統一教会の犬に熱狂しているのは、あまりの「脳みその破壊」ぶりに、慄然とした、、震えあがるような恐怖を感じた・・
ヨシリンの「戦争論」などで、その後の政治の指針にしていたら、まず日本は滅びる・・・まあ下手したら、アメリカから刺されて滅亡ってな・・てすら気づかない。
中韓のヘイトに熱中しても、「アジア人の共食い」を狙う米英の工作には無力。
菊池さんが「総合知が足りない」って書かれていたが、その通りだろうね。。
〇陰謀追及では個々の事物事象の解明も大切だが、世界の権力構造など物事の全体像を把握する総合知が非常に重要になる。そういう意味で陰謀追及は、蛸壺的に細分化した近代的学術よりも、「道」という「統名」で物事の全体や根本を認識・体得しようとした古来の伝統的学問に性質が近いと考えるのである。
〇個々の分野では一流の専門家が大勢いるのに日本がこの状態なのは、物事の全体像や構造を把握する総合知が普及していないからだと思う。例えば、特定の分野に精通する専門家が惑沈を頻回接種してボロボロになったり、逆に惑沈問題に精通している研究者が特定の勢力(参政党など)に取り込まれたりする。
〇よくない言い方だが「専門馬〇」という言葉がある。これは特定分野には精通していても総合的な思考・判断力に欠ける所がある状態を指すと考える。その点、総合的な思考・判断力を磨く事を重視するのが、昔の「道の学問」だと考える。その点が全体の構図理解が重要な陰謀追及に通じると思うのである。
〇「枠」は「構造」と言い換える事が出来る。人類発祥の時点でない限り人は必ず先行世代が作った「構造」の中に生まれるので、構造と言うと如何にも牢固な印象だが、実際には如何なる構造も歴史的に形成されたものである。構造を構成する契機である各要素が変化する事で構造自体が変化する事もあり得る。
〇ある時点に於ける「構造」は構造を構成する要素の変化で次の時代には変化したり崩壊したりしているかもしれない。共時的に見ると「構造」だが、通時的に見ると「歴史」である。共時的視点と通時的視点とは、謂わば「構造」と「歴史」である。陰謀分析に於いても、この両方の視点が必要であると考える。
〇裏権力支配という「構造」を構成する要素の一つが「人々の無知」だとすると、人々が事実を知るなどして無知でなくなると、構造を構成する要素が変化するので、裏権力支配構造に微妙に影響を与え弱める事が出来るはずである。だらこそ彼らはメディアやインフルなどを使い人々を洗脳し思考誘導するのだ。
バブルという余裕があるのに「物事の本質」を知ろうとはせずに、目先の利欲に溺れる。。。それが日本の成功者・富裕層。
そんなものを頼りのするのは、バカであるのは、結構正しいかもしれない。
て言うおいらは、もっと馬鹿だけどね。