アフガン再興、帝政日本を滅ぼして日本を復興だ。


上記文抜粋・・・・・・・

バイデン演説、ブリンケン中露にお電話

は、過去20年の米の方針の総まとめとすると嘘だが、今やっていることの方向性は見えるんじゃなかろうか。

この中でバイデン大統領はアフガニスタンの状況について「リスクは理解していたが、正直なところ、予測していたよりも事態は速く推移した」と見通しが甘かったことを認めました。
一方で「われわれのアフガニスタンにおける任務は国家を樹立することでは決してなかった。われわれの唯一の重要な国益はアメリカに対するテロを防ぐことで、いまもそうだ」と述べました。


テロを防ぐことというか、この政権は、テロリストを作って騒ぎを作って全球支配をしてやろう、みたいな話を受け継がないという意味だと思えば、なるほだなと思う。

2014年の、プーチンによる「テロリストは傭兵なんだよ」発言から7年、傭兵をもりもりかき集めて、事件化して楽しく世界中を混乱させる作戦にとうとう陰りが出たといったところだとも言えますね。
40年越しのアフガン騒乱 & 次の秩序へぼちぼち
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/8a74b0453478c011a2203260eb422454


ブッシュ時代のあのノリは実際ない。ISも目立った活動はしてないのでは?

トルコが抱えるシリアのアルカイダはまだ残っているものの、2015年ぐらいからテロリストの頭数は、本当に減った。シリア、ロシアとの戦闘で死んだ人も多いし、脱落した人もいる。

そして、ISの資金源のサウジは昔日のようなポジションにはいない。

パキスタンもこれ以上テロリストの温床になりたくないという態度を取ってる。イランは、別建てで過激派の温床だし、協調派というより強硬派の大統領が出てきてどうなるのかと思ったけど、方向性として、過激イスラム擁護を貫くといった感じでもない。

というわけで、2015年ぐらいと今日を比較すると、実は大分平穏になってる。

アフガニスタン動向はもちろん大きな事件だけど、テロリストという名の傭兵を使って騒乱を起こすというプロットから言えば、アレッポの陥落の方がよほど重大事件だった。西側はアレッポで敗北した。


■ ブリンケン

バイデンが米国内対応をしている中、ブリンケン国務長官は、ロシアと中国にそれぞれ電話して、それぞれの外相とアフガニスタン情勢について話してた。

Blinken reaches out to China and Russia on Afghanistan
https://thehill.com/policy/international/568044-blinken-reaches-out-to-china-and-russia-on-afghanistan

基本的に、アフガニスタンのガニ大統領が勝手に職場放棄して金持って逃げちゃった状況なので、これまでの政府が機能するわけもない。また、米+子分たちの声が届く機能も失われている。

ということで、近隣のパキスタン+中国、スタン諸国+ロシア、イランのモニタリングが重要。


全体として、米・中・ロがパワーだわな、っていう体制ができつつある。逆に、ずり落ちているのがNATOを使って東方拡大を試みていたヨーロッパ諸国って感じじゃなかろうか。ドイツ3度目の敗戦みたいな感じもする。


■ タリバン1日目、ガニ政権下よりいい感じ

在アフガニスタンのロシア大使による、タリバン支配の1日目の感想は、ガニ下よりいい感じ、だそうだ。

Kabul situation better under Taliban than it was under President Ghani — Russian envoy
https://tass.com/world/1326653

"I judge by the first day of their control of Kabul. The impressions are good. Now the situation in Kabul is better than it was under Ashraf Ghani. That is, it is better under the Taliban terrorists than under Ghani," he said.

思い切ったことを言うな~とは思う。思うものの、多分、大使は一般人が快活になってると観察しているのではなかろうか。だって、ガニ政権って要は外国人の軍事政権だから、だからこそ一般の人々はおとなしくしてた、って感じでしょう。

だもんで、最近は多くの一般人が外に出てきてて、それが故に快活な感じがしているんじゃないかと想像する。

日本を含め西側諸国が心配しているのは、自分たちのコントロール下にある人員の心配で、その人たちは、多くの場合、一般アフガニスタン人にとって気にくわない人たちである可能性が高い。そこを一緒くたにして、アフガニスタンは危険です、というのは全くの偽善でしょう。

だからこそこれら使われていた人員の安全確保が必要でもあるわけだけど、米軍は犬は撤退させるが、現地アフガン人は置いてきぼり。

画像1

‘US saved dogs over Afghan lives’: Washington accused of valuing animals over civilians, after soldiers evacuate K-9s
https://www.rt.com/usa/532197-us-saved-dogs-over-afghan/

もうちょっとまともな対応取れなかったんでしょうか。

とはいえ、撤収時とはこういうものだというところもある。

考えてみればいい。日本だって占領中なわけでしょ。ここで、いきなり米軍がある日をもって撤退したら、今まですべてを安全保障の故でくくってきた人たちは立場を失う。反対者から今まで言ってきたことは何だったのだと石を投げらるとしても不思議ではない。

また、70年前のことを思えば、パンパン・ガールが派手なスカートはいて、だから日本のこれはダメ、あれはダメ、遅れてる、私のところにはこんなおいしいものがと米兵からもらった缶詰だのお菓子だのを見せびらかしつつ、米兵の肩にもたれるの図、みたいなのを見ている男子諸君を思い出せばいいのではないのか。いささか極端な気もするけど、でも占領の終わりってそんなシーンがいつでもあるでしょ。

・・・・・・・・・抜粋終わり

ふと思うのが・・・明治維新もある意味で「天皇家と米英の占領」だった・・・


もう、天皇と米英を、石をもって追い出せないと、日本人は死滅です。



天皇の無い 蒼い空を取り戻す



て、日本人にはあまり期待できないのが、絶望的だ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?