そりゃこうなるは、、、差別意識だらけだもの・・
上記文抜粋
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グレイゾーンが米国政府の他国の政権転覆促進機関であるNED(全米民主主義基金)にとって「史上最悪のPR工作の大失態」の原因となったことが、漏洩メールであきらかに
<記事原文 寺島先生推薦>
The Grayzone caused ‘biggest PR fiasco in history’ for US govt regime change arm, leaked emails reveal
筆者:キット・クラレンバーグとマックス・ブルメンソール(KIT KLARENBERG・MAX BLUMENTHAL)
出典:グレイゾーン 2024年7月30日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年8月10日
グレイゾーンが公表した全米民主主義基金(NED)副部長との恥ずべき電話によって、米国政府が他国の政権交代を研究する組織であるNEDは組織全体が崩壊した。この電話の後、同団体の創設長は、この「大失敗」によって「磨かれた表面の下にある大きな問題」が露呈したことを内々に認めた。
グレイゾーンが入手した漏洩メールによれば、現在、この大失敗のために2人の幹部が解雇され、残された職員はネオコンの守旧派と、彼らの後任として雇われた 「ウォーク(覚醒した)」の新世代との間での内戦状態に陥っている、という。
―NEDの上層部は現在、完全に混乱しており、2人の上級職員がグレイゾーンとの電話対応を理由に解雇され、カール・ガーシュマン創設長は後任の職員たちから孤立させられ、疎外されている。
―グレイゾーンと連絡をとったことをめぐって始まったこの激しい争いは、最終的には守旧派と新上層部とのあいだの本格的な文化戦争へと発展し、この組織のネオコン(新保守主義者)的な創設者たちと、最近登用されたよりリベラルな勢力との間での対立が生じ、ネオコンの守旧派は、現執行部を「マイクロアグレッション」や強制的なDEI研修に取り憑かれた 「ウォーク派の変人」と揶揄している。
解雇されたNED職員の一人であるネオコン派のマイケル・アレン氏は、自身の進歩的な上司を「明らかな嫌がらせや疎外、虐待行為を推進している」と非難し、その上司がNED職員を親パレスチナ派の集会に参加させていることに頭を悩ませていた。アレン氏は解雇されたことに激怒し、多額の和解金を受け取らなければ、解雇の詳細を「私が長年にわたって築き、維持してきた重要な意思決定者や世論形成者で構成されている多数のメーリングリスト」に明かす、と警告した。
グレイゾーンが独占入手した一連のNEDの文書はこちら。
米国政府が政権交代を目指す国々の反政府勢力に多額の資金を提供することで、米国政府出資のNGOである全米民主主義基金(NED)は、設立から40年以上にわたって、かつてCIAが影でおこなっていた仕事をおこなう「あからさまな工作機関」である、という評判を得てきた。
批評家らは、ニカラグアやベネズエラ、ウクライナ、ハイチなどにおけるNEDの干渉が各国を不安定化させる影響を長年指摘してきた。批評家らは、NEDがロナルド・レーガン配下の中央情報局(CIA)に起源を持つことを示す文書を示し、NED創設者やガーシュマン氏自身がクーデターやカラー革命の指揮をとったことを自慢する言葉を引用した。
NEDで長年、会長をつとめていたネオコン活動家のカール・ガーシュマン氏は自身を批判する人々対して常に肩をすくめ、NED内のガーシュマン氏の同僚たちがおこなってきたことはすべてガラス張りで、その業務は白昼堂々とおこなわれ、補助金の出処についても公開されたサイトで明らかにされている、と主張してきた。そしてそのすべては、「民主主義の促進」という高貴な使命の名のもとにおこなわれている、と。
ガーシュマン氏が2021年に退任して以来、NEDは劇的な内部変化を遂げてきた。思想的に軟弱な社会進歩派という新世代がこの組織の中枢を担うようになり、これらの新上層部が、NEDの計画に、現在民主党内で勢いを持つ多様性を重視する政策と結びつけようとし始めたのだ。
ガーシュマン氏が去った後に登用された人のなかに、レズリー・アウン氏がいる。彼女は自身を「高度に独創的な発信者」と称しているが、役員に登用された時点では、あきらかにNEDのことはほとんど分かっていなかった。NEDの通信部および市民参加部長としての最初の仕事としてアウン氏がやろうと決めたことのひとつは、グレイゾーンに電話をかけ、自分の仕事先が「CIAの代理機関である」としたグレイゾーンの記事に反駁を試みることだった。
現在、グレイゾーンが独占的に入手した、漏洩された私的な電子メールによって、アウン氏の電話会談とその後その模様が公表されたことが、いかにNEDを存亡の危機に陥れ、数人の解雇や法的報復、そして今日まで続く怒りに満ちた逆恨みを引き起こしたか、が明らかになった。長年の経歴をもつ1人のNED職員は個人的な話として、この電話を「(NEDの)歴史上最大の広報作戦上の失敗」と語っている。
NEDの電子メールには、NEDの団塊世代のネオコン守旧派が若い後継者に向けた恨み節が満載だ。 あるやりとりでは、ガーシュマン氏がアウン氏を「馬鹿者」と評し、別のやりとりではNED広報部長のクリスティン・ベドナルズ氏を「ウォークに取りつかれた変人」と罵り、後任のデイモン・ウィルソン現NED理事長兼最高責任者の力量に繰り返し疑問を呈している。
NEDのケン・ウォラック会長のことを指して、ガシュマン氏は「ケンなんかくそくらえだ」と不平を言っていた。
ガーシュマン氏とその一派から見れば、40代、50代のうだつの上がらない連中が、自分たちが築き上げたNEDに入り込み、アイデンティティ政治*に固執してNEDを座礁させているように映っている。「NEDの雰囲気は大きく変わりつつあるのかもしれない」とガーシュマン氏はあるとき苦言を呈していた。
*個人の民族や性別、性的嗜好を尊重する、往々にしてそれらを尊重しすぎる政治のこと
ガーシュマン氏の側近で、20年近くNEDの『デモクラシー・ダイジェスト』というブログの編集に携わっていたマイケル・アレン氏は、「グレイゾーン騒動全体は......『古い』NEDを超越する必要があると認識されたことが大きな原因だった」と述べている。他のメールでは、アレン氏は 「NEDのLGBTQIA+方針」に関する長時間の会議に苦しめられたと唸り、アレン氏が熱烈な親イスラエル的な見解を持っていることを問題視した同僚を非難したことについて詳細に語っている。
「親北朝鮮派のANSWER(戦争と人種差別を即座に阻止する会)という組織が主催した親パレスチナ派のデモ行進に、NEDの職員数名が参加した。またNED理事長のフェイスブックには、黒人擁護組織『ブラック・ライブズ・マター』がハマスによる虐殺を熱狂的に祝福した数週間後でも、この組織を賞賛していた」とアレン氏は明らかにした。
グレイゾーンとアウン氏の間の悲惨な電話から1年も経たないうちに、元副部長であるアウン氏は解雇され、「性差別」を理由に多額の和解金が支払われたようだ。 アウン氏のLinkedInの自己紹介欄には、NEDでの職歴の痕跡はない。アレン氏も「不服従」を理由に解雇された。「グレイゾーン騒動」に介入しようとしたことが直接の原因だ、とアレン氏は個人的な話として主張している。職を追われて以来、アレン氏はNEDの指導部に対して法的報復をするという焦土作戦を企てているが、公の場では沈黙を保っている。
米国務省と議会は毎年2億ドル近い資金をNEDに供給し続け、ホワイトハウスのすぐ近くに派手な新本部を建設することを可能にしているが、グレイゾーンが入手した漏洩電子メールによれば、NEDは漂流状態にあり、創設者たちは、民主党と完全に連携した進歩主義者世代の管理下におけるNEDの将来に疑問を投げかけている。そのままでも内部分裂は避けられなかったかもしれないが、NED副総裁がグレイゾーンにかけた一本の電話で、それは公然と爆発した。
NEDのブログ「デモクラシー・ダイジェスト」の長年の編集者であるマイケル・アレン氏がガーシュマン氏や他の同僚に宛てた電子メールの中で、アレン氏はNEDのデイモン・ウィルソン理事長がレスリー・アウン氏を「世界的な」戦略的情報発信の伝道師として描き、「引き抜くのにかなりの時間と費用を費やした」ことを詳述している。
アレン氏の回想では、アウン氏は通信部副部長に任命されると、ウィルソン理事長との「著名人に対する扱いの面接」を通じて、「彼女の卓越した資質と経験を強調」した、という。 彼女は応募する前に、「NEDの広報部職員の集まりで、それまで基金について聞いたことがなかった」と打ち明けていたにもかかわらず、である。
採用直後、アウン氏はアレックス・ルビンシュタイン氏との電話会談の実施を決めた。ルビンシュタイン氏は独立系記者でありグレイゾーンに定期的に投稿している人物だが、アウン氏はルビンシュタイン氏に苦言を呈したかったのだ。それは、ルビンシュタイン氏がNEDを「CIAの代理機関である」としていたからだった。ルビンシュタイン氏のこの発言は2023年4月のべリングキャットに関する記事の中でおこなわれたものだった。べリングキャットとは、自称「オープンソース*」な組織であり、NED、そして拡大解釈をすれば米国政府が多額の資金を提供している組織である。
*誰でも自由に情報が提供できる、という意味
NEDのような強力な組織なら、グレイゾーンのような、影響力があるとはいえ小さな独立系通信社からの批判など特に問題視する必要はなかったはずだ。しかしアレン氏によると、NEDの通信部長であったクリスティーナ・ベドナルズ氏はアウン氏にこう勧めたという。「このような批判に対応することで、NEDの新たな職業意識や積極性を示す一例となり、ベドナルズ氏が常々こき下ろしていたNEDの古い非プロ意識や臆病さと一線を画すことができる」と。
アレン氏自身は、NEDの上層部にグレイゾーンのような「有害な批判」と関わることに警告を発してきたが、無視された、という。
寝耳に水のように、アウン氏は、2023年4月5日、ルビンシュタイン氏にメールを送り、電話会談を要請した。その後の24時間以内に、アウン氏はルビンシュタイン氏およびグレイゾーンのマックス・ブルメンソール編集者と電話でつながり、NEDと米国の諜報機関(CIA)との間につながりがあるという主張を取り下げるよう要求した。
40分間の電話会談で、ブルメンソール氏とルビンシュタイン氏はNEDとCIAの文書に残されている関係について詳しく説明をおこない、機密解除された文書から、ロナルド・レーガン政権のCIA長官だったウィリアム・ケイシー氏が米国政府が資金を提供する「全米基金」の創設を提案していたことをアウン氏に伝えた。二人はアウン氏にNEDの共同創設者であるアレン・ワインスタイン氏が1991年にワシントン・ポスト紙の取材で語った悪名高い以下の発言について語った。それは、「我々がいまやっていることは、25年前にCIAが秘密裏におこなっていたことです」というものだった。それからふたりは、NEDがおこなってきた政権転覆工作やカラー革命、軍事政変行動の歴史をかいつまんで話した。
自称「戦略的通信」の専門家であるアウン氏は、自身の職場が果たすべき使命が海外での「秘密工作」の密売だったことを完全に知らなかった様子で、この組織の歴史についての基本的な質問にも答えることができなかった。
ブルメンソール氏からNEDがCIAと共同していないという見解に対する具体的な証拠を示すよう依頼されたアウン氏は、口ごもってしまった。「法令に書かれているかどうかはわかりません。どうなんでしょう。えっと、わからないのです。バカのように聞こえますよね。でも自分がバカみたいなことを言っているとも思いません」と。
それから1か月以上、ブルメンソール氏とルビンシュタイン氏はアウン氏とメールで続きのやり取りをしようとしていた。アウン氏はNEDの職員が海外駐留の米国の諜報機関と連絡を取ることを禁じた文書を示すことを約束していたが、その文書が届くことはなかった。 その代わりにアウン氏は、両者の間で交わされた記録に残された電話会談の内容について困惑している旨の一連のメールを送ってきた。
2023年4月、アウン氏はルビンシュタイン氏にこんなメールを送った。「今月はとても忙しいのです。NEDについての背景情報を入手する記事を書くのに締め切りがあることに気づいていませんでした。その記事の内容についてもう少し詳しく教えてくれませんか?私が貴殿からのご質問に適切な文脈で答えられているかを確認したいのです。我がNEDについての完全な取材をおこないたいのであれば、二つだけの質問をきくだけでは不十分だと思うのですが」と。
翌日、アウン氏はあきらかに上司に入れ知恵された「犬に宿題を食べられた」的な言い訳をしてきた。「実は今週、家族とオレゴンで休暇をとっていまして、連絡がほとんどとれなくなっています。仕事に戻り次第、なるはやで連絡を取らせていただきますね」と。
アウン氏から連絡があったのはそれが最後だった。5月29日、グレイゾーンはその1か月以上前に、アウン氏とおこなった電話会談の録音を公表した。
グレイゾーン側はそのとき知らなかったのだが、アウン氏がオレゴンの太平洋岸北西部を散策していたとされていたあいだに、NEDの同僚たちは完全なる崩壊の危機にさらされていた。「グレイゾーンの大失態」と呼ばれるこの事件に関して、NED中枢内では怒り心頭の非難合戦が繰り広げられていた。
この録音がYouTubeで配信された翌日、アレン氏はその動画を、NEDの政府関係部および広報部の部長であるディビッド・ロウ氏に送った。
「新しい『最高責任者』のもとでのNEDがこれか」と退任したNEDの指導者であるガーシュマン氏は、彼の後継者である51歳のデーモン・ウィルソン氏をののしり、うなった。ウィルソン氏は米国国家安全保障会議 の元役員であり、ジョージ・W.ブッシュ政権内で東欧でのカラー革命実行をほう助した人物である。
アレン氏も憤慨した。「まるで素人です。本当に恥ずかしい!『知らない・・・知らない・・知らない・・知らない・・』しか言えないのか!あんな人々とは話をしないように特に注意していたのに」と。
アウン氏の振る舞いは「息をのむほど無知だった、聞くに堪えない」とロウ氏は返信で付け加えた。NEDのデーモン・ウィルソン会長について、ロウ氏はこう尋ねた。「デーモンはこのことに気づいていると思う。このことについて、何と言っているのか?」と。さらに、アウン氏は「NEDをもっとよく宣伝するために登用されたんだから、もっとうまくやれたはずだ」と。
ガーシュマン氏はこう嘆いた。「彼女がブルメンソールと話そうと思ったことが衝撃的だ」と。
これに対してアレン氏はこの問題について通信部の会議で議題に「あげたところ」だと返し、その会議では、アウン氏は「この件に関して黙っていた」という。そして、明らかにアウン氏は「この電話での応対がどれだけ打撃を与えるものであり、はずかしいものであるかを実感」できていない、と返した。
さらにアレン氏は、アウン氏に「以前から注意していた」のは、自身が「NED=CIAというデマ」と呼ぶ問題についてグレイゾーンと話をしないことであり、「その理由を紙に書いてわたしていた」とメールに書いていた。
間もなく、このごたごたについての憤懣はすぐに中枢の人々の耳にも届くようになった。ガーシュマン氏がこの電話録音を仲間である外交政策に関わる工作員らに流したからだ。
「経験がほとんどない人間が、このようなしょうもないことを思いつくとは侮辱的だ」と新アメリカ安全保障センターの非常勤上級研究員で、元民主党下院院内総務ステニー・ホイヤー氏の国家安全保障助言者だったダニエル・シルバーバーグ氏は、2023年6月12日、ガーシュマン氏に送った電子メールの中でこう唸った。
これに対してガーシュマン氏は、「破壊的なしくじりだ」とし、アウン氏を「本当にどうしようもない人物だ」と酷評した。
「アウンがどんな人間かを理解することは、石の下にいる虫を探すようなものだ」とアレン氏は述べた。さらにアレン氏は、NEDの最高幹部である彼女の存在は、NEDの長年の指導者に「NED全体の状況」を疑問視させ、「NEDの文化は大きく変わりつつあるのかもしれない」と結論づけさせることになるだろう、と述べた。
・・・・・・中略・・・・・・
グレイゾーンが独占入手した一連のNED文書はこちら
NEDの協力者の中で反シオニズムが広がるなか、NEDのネオコン派は、「ウォークにとりつかれた変人」の通信部長を攻撃
NEDの新世代上層部のなかで、通信部長であるクリスティーナ・ベドナルズ氏ほど、ネオコン守旧派から恨みを買っている人物はいない。自称「デジタル分野の戦略家、作家、画家」であり、かつては食や旅行関係の記者をしていたベドナルズ氏は、ガーシュマン氏などの仲間内のメールで、アレン氏は無能かつ猪突猛進、至る所で強引にウォーク計画を推進する人物、とされてきた。
ディビッド・ロウ氏によると、ベドナルズ氏監視の下、NEDは、ロウ氏の言葉を借りると、多様性・公平性・包括性(DEI)という「たわごと」に「大きくうつつ」を抜かしている、という。ロウ氏によると、この新世代のやり過ぎを表出している「他の危うい兆候」には、NEDが「アンジェラ・ディビスが序文を書いた、黒人に対する警察による暴力について」書かれた新書を推進していることにある、とのことだった。(おそらくこの本は、『Policing the Black Man』という題名の一連の随筆)。
アレン氏は強制的な職場でのDEI研修の空気が変わったときのことを思い起こした。それは、アレン氏がひろく行き渡っているこの定説に異議を唱えたからだった。
アレン氏はこう書いている。「NEDにおける初めての強制的な(外部指導者によりおこなわれた)DEI研修のあいだ、私はなぜ、民族や性別、性的嗜好とともに、社会階級が考慮されないのか、ということについて質問しました。さらには「マイクロアグレッション」という用語についても質問しました。そして歴史的に見て、社会正義を求める運動が求めてきたのは機会の平等であって、結果の平等ではなかった、という発言をしました。ほかにも、1619プロジェクトに関するDEI研修の場で、このプロジェクトは思想に基づくものであり、歴史に基づくものではないのであないか、という質問をしました。それぞれの話し合い(その後も2~3の話し合いがありましたが)のあとで、上司を含む同僚らから、私が出したそのような質問は「役に立たず」、実のところ、私が「白人男性であるという特権」を有していることから出ているのではいか、という指摘を受けました。(アレン氏の上司はベドナルズ氏)」
2023年10月7日のイスラエルに対する攻撃は、NEDの文化を二分した。イスラエル軍が包囲されたガザ飛び地への砲撃を開始して以来、アレン氏は職場でシオニストであると公言しているのは自分1人だけで孤立していることに気づいた、という。
「10月7日のハマスによる残虐行為のあとに」、ベドナルズ氏による「介入が特に増えたわけではありません。イスラエルの政治学者で『ジャーナル・オブ・デモクラシー』誌の寄稿者である完全に中立の立場をとっていたシュロモ・アビネリの追悼記事に対する拒否権もそのひとつです。そうすることをベドナルズは『党派的』で『扇動的』なこと、と捉えていました」とアレン氏は友人に愚痴っていた。
11月、アレン氏はイスラエルと英国の連帯の襟章をつけて職場に現れた、という。ベドナルズ氏は彼のピンバッジを「最近の出来事」に照らして「不適切だ」 と述べたそうだ。
アレン氏によると、ベドナルズ氏はまた、「私が通信部で唯一の白人で生粋の男性であり、他の部員らの2倍の年齢であることを指摘し、なぜNEDの名刺や電子メールアドレスに自分の性別を記す代名詞を記載しないのかと尋ねた」という。
その後の電子メールで、アレン氏はベドナルズ氏の元配偶者がイスラエル人であることに触れた。 「(白人男性と結婚後に離婚したカナダの黒人女性作家)アリス・ウォーカーのような恨みを抱いているのだろうか? それともただのウォークに取り憑かれた変人なのだろうか?」とガーシュマン氏は、ユダヤ人男性との険悪な離婚を乗り切った、この率直な親パレスチナ作家(ベドナルズ氏)のことを指して尋ねた。
「後者でしょう。それに加えて、『グレイゾーン』騒動に対するある種の誇大妄想と防衛的な憤りとを併せ持っているのでしょう」とアレン氏は答えた。
グレイゾーンはベトナルズ氏に、アレン氏と彼の上司がベトナルズ氏に対して発した罵りや非難に反論する機会を与えようと、ベトナルズ氏のメールアドレスにメールを送ったり、XやTwitter上で直接に伝言するという形で詳細な質問を伝えたが、返答はなかった。
アレン氏によれば、反シオニストの脅威はベドナルズ氏だけでなく、NEDの世界各地の関連組織をも巻き込み始めていた、という。彼は、「民主主義組織ワールド・ムーブメントの運営委員会の委員を含む」NEDが支援するいくつかの組織が、「積極的に反イスラエルの主張をソーシャル・メディアに投稿し、『虐殺的な』イスラエルに反対するオンライン署名を組織している」と非難した。また、「NEDの職員数名が、親北朝鮮の一派であるANSWERが主催した親パレスチナ派の行進を推進し、それに参加したこと、NED会長のフェイスブックが、ハマスの虐殺を熱狂的に祝福した数週間後にも、依然として『ブラック・ライブズ・マター』を支援していること」についても、アレン氏は大笑いした。
12月までに、NEDのネオコン守旧派の最後の生き残りの一人(アレン氏)が「反抗」を理由に解雇され、職場のカードキーの放棄を命じられた。
アレン氏、NED指導部による「明確な嫌がらせ、疎外、虐待」の存在を主張
2024年2月12日、アレン氏はNED関連の親しい仲間たちに長文のメールを送った。彼は労働組合の代表と相談し、解雇の本当の理由を説明し、解決策を提案する準備をしていた。
免職の表向きの理由は、アレン氏が上司であるベトナルズ氏に「反抗」し、つまらない仕事をすることを拒んだからだ、とされていたが、アレン氏はこの件を「故意に屈辱的な要求をおこなう、という最新の手口である」とし、電話での会話を密かに録音し、メールを収集することで、解雇が本当は以下のような理由によるものであることを示そうとした。
a) DEIという通説に対して私が歯に衣着せない批判を加え、抵抗したことにより「キャンセル(排除)」されたこと
b) そして、NED史上最大のPR作戦の失敗であったグレイゾーン事件に端を発するいやがらせ(原文ママ)や疎外工作
アレン氏は、アウン氏やベドナルズ氏が「グレイゾーン大失態」に首を突っ込んだことをアレン氏が明らかにした瞬間から、「ベドナルズ氏による嫌がらせや疎外、迫害というあきらかな工作」の標的になった、と述べた。
さらにアレン氏によると、「今のNED幹部員のひとり」がアレン氏に、「自身が解職されたのは性的差別をうけたから」であって、政治的な自殺ともいえるグレイゾーンとの電話会談のせいではなかった、という「アウン氏による完全に間違った主張を確定させるために」、「私のプライバシー権利を激しく侵害するかたちで、上層部が私の所有していた人事記録から『恥ずかしいほど親密な』性質についての機密情報を表に出した」という話を伝えた、という。
NEDの無能な上層部のもとで耐え忍んできたアレン氏は自身の意志は、「控えめで公平な和解」を求めることにある、した。その主張によると、NED側がアレン氏に少なくとも与えるべきものは、「12ヶ月分の給料か、性的差別を受けたという間違った主張を理由にアウン氏に支払われた補償金(法的開示が条件となるが)と同額の補償金」である、のことだった。
NED側がこの支払いに同意しないのであれば、その代償は高くつく、とアレン氏はほのめかした。「自分が受けてきた扱いに対して非常に憤っている」と認めたアレン氏は、即座に不明瞭な警告を発し、「私が長年関係を築いてきた政策決定者や世論形成者からなるメーリング・リスト(その中には[NEDのペン・ケンブル・フォーラム内のすべての仲間も含まれる]に私の言い分を流す」可能性を明らかにした。ただし、そうすることに対しては「前向きではない」とも主張した。
口止め料を受け取れば、自身の解職の内訳についての告発を公にするつもりはない、とアレン氏は公約した。解職後にアレン氏が数ヶ月、公には沈黙をたもっていたことからすれば、そのような保証金を受け取っていた可能性はある。
CIAと繋がるNEDの英雄たちを守れ
弁護士らと戦略を練るなかで、アレン氏はNEDで彼が残した遺産をもっともよく反映している二つの取り組みがこの先どうなるかについて気をもんでいた。
一つ目の取り組みは、アレン氏とディビッド・ロウ氏が共著する予定だったメルビン・ラスキーの伝記だ。ラスキーはトロツキストから冷戦の戦士に転身した象徴的な人物である。アレン氏によると、NEDの事務所から追い出されたため、「ラスキーの伝記を書くのに不可欠な重要なキャッシュメモリーはじめ、文書やメールを入手するすべが閉ざされてしまった。それらは、ディビットと私がストランドフォード大学出版から手に入れたばかりのものだった」という。
1950年代初期に反共産主義の文化冷戦を提唱していたラスキーの雑誌『Encounter』は1966年まで、CIAから秘密裏に資金を受け取っていた。
アレン氏がNEDの新世代により危うくされていたと感じていた2つめの取り組みは、NEDのペン・ケンブル・フォーラムだった。この組織は、ネオコン活動家たちのための非公式の夕食会組織で、アレン氏はその組織の監督の手助けをしている。アレン氏は、ベドナルズ氏が、「取り上げられている主題や演説者を全く知らないのに」この組織の支配権を握ろうとしていた、と警告していた。
このNEDの非公開の夕食会の名前の由来となった反共活動家、リチャード・「ペン」・ケンブル氏は、ニカラグアのサンディニスタ政権に対するレーガン政権の汚い戦争を支援することになった米国社会民主党の創設者である。機密解除されたCIAの文書やイラン・コントラ疑惑に関する公的な報告書によれば、ケンブル氏は1980年代の大半を、CIAが支援するコントラへの軍事援助のための1000万ドル規模の米国政府へのロビー活動資金に費やしていた。
アレン氏は、NEDと米情報機関との関係を否定する資料を同僚に広めることに熱中していたが、そうすることでCIAのスパイとして活動した個人的英雄(ラスキー氏)と、汚い戦争のロビイストとしてCIAの計画を推進した個人的英雄(ケンブル氏)を崇拝する皮肉になる、ということに気づかなかったようだ。
アレン氏は、NEDを去った経緯について発言を求めるグレイゾーンからの電話や電子メールには応じなかった。
屈辱の最終段階でイスラエル国旗がズタズタにされた
解職後2ヶ月、アレン氏の研究のための文書や職場の机の中に入っていたものについては、NED内で施錠の上で保管されていた。2月25日、アレン氏はワシントンDCの中心街に向かい、NEDの事務長とEストリートで面会した。そこは、NEDの新しい事務所のすぐ外で、アレン氏の所持品の受け渡しをすることになっていた。冷たい雨のしずくが降り注ぐなか、 アレン氏は最後の屈辱を味わうことになった。
「連中は私にNEDのIDカードも出すよう求めてきました。もちろん既にそのカードは使用できなくなっていましたが。NEDの正真正銘の職員である、とワシントンDC中で私に嘘をつき回られるのが怖かったのでしょう。これがバカバカしいことや意図的な屈辱でないとしたら、とんだお笑い草でしょう」とアレン氏はガーシュマン氏宛のメールに書いていた。
戻された持ち物を確認すると、ペン・ケンブル氏の未亡人からのアレン氏宛ての小切手がなくなっていた、とアレン氏は述べた。さらに悪いことには、机の上に置いていたイスラエルの国旗が誰かにビリビリにされていた、という。
「ベトナルズか、それとも子分の仕業か、どちらだと思う? 『古い』NEDに敵意を抱いていたのは確実なようだが」とガーシュマン氏はたずねた。
NED内での反イスラエルの風潮が非常に高まっていたため、「誰がやってもおかしくないでしょう」とアレン氏は返した。
「確かに、今回のグレイゾーン大失態の全ての顛末も、他のこともたくさんありますが、『古い』NEDを乗り越えなければならない、という感覚によるものが大きかったです」とアレン氏は振り返った。
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抜粋終わり
リベラル内部の内紛。
あるいは「リベラルデモクラシー」と「錦秋資本主義搾取ピンハネ経済」の狂った結合=西洋近代文明の、必然的な乖離。
上記文抜粋
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白人格差
フランス人が日本語で、AI相手に、
思い切り、白人論を語っている。
正しい、正しくないはわからない
が、これまで、ここまではっきり
言い切る人を見たことがない。
それによると、「白人」は、
英国・ドイツ・フランス・スェーデンだけ。
他はヨーロッパではない。
以下、彼の主張
・東ヨーロッパは白人ではない。
・イタリア、スペイン、ポルトガル
、ギリシャは白人ではない
・アイスランド、ノルウェー、デンマーク
フィンランドは人間ではない
・フィンランドは半分モンゴル
・スイス はヨーロッパではない
フランスの末裔であり時計職人は
元々フランス人
・ポーランド は元々フランスの土地で
半分ロシア
・ベルギー はフランス
この3つは独立させてあげただけ
・カナダは中国の配下
・アジアンはどうでもよさそう
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・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり
まあ、この程度の連中が「先進国」「文明」とか言ってるのが、今の地球。
そりゃ、滅茶苦茶になります。
今の近代文明は「野蛮人の真似」に過ぎない。
「天皇」も「野蛮人の真似」ですしね。
本当に文明はこれだよ。。。
上記文抜粋
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特別な薬を服用せずに
老化を遅らせる方法
を明らかにしたRevelan formas de retrasar la vejez
sin tomar ninguna pastilla especial
・・・・中略・・・・・・
本文
過去 100 年間で、平均寿命はほぼ 30 年伸びた。研究者らは老化を遅らせる薬をまだ発見していないが、このプロセスに影響を与える方法を開発したと、老年医学者でロシア老年学臨床研究センター所長のオルガ・トカチオワ氏がスプートニクに説明した。
平均寿命は伸び続けているるが、最長寿命は伸びておらず、122歳に設定されているとオルガ・トカチオワ氏は言う。
同氏の言葉によれば、この分野でブレークスルーを達成し、平均寿命を延ばすためには、遺伝子工学と再生医療治療技術の開発が必要になる可能性が高いという。
しかし、老化プロセスに影響を与える方法はすでに知られており、その多くは薬理学的ではないと同氏は指摘する。
「たとえば、身体活動です。これまで、健康寿命を延ばすためにこれ以上のものは発明されていません(...)人が身体的に活動している場合、加齢に伴う筋肉組織の萎縮は遅くなります」と専門家は言います。
彼は、影響を与える2 番目の方法は栄養だと付け加えました。
長生きの人は決して過食をしないことが知られており、老化のプロセスを遅らせる特別な食事や食品があるとトカチオワ氏は強調する。
「3番目の方法は、認知活動です。人間の教育レベルが高いほど、長生きすることが知られている。科学者の中に長生きする人が非常に多いのはそのためです(...)おそらく脳の老化が原因です。」脳はすべての器官やシステムの指揮者であるため、老年全般の問題が主要なテーマとなるのです」と彼は言う。
ロシアの科学者が老化を遅らせる植物を発見
2023 年 3 月 29 日、16:19 GMT
さらに、今日では、例えば心血管疾患の治療用のさまざまな薬剤があり、それらには追加の老年者保護効果があると彼は付け加えた。
老年医学者は、老化プロセスに影響を与える可能性のある分子である老年保護物質のリストには約 300 の名前が含まれていると詳しく説明している。
「しかし、これまでのところ、『老化のプロセスを遅らせることができる』と説明書に書かれている薬は一つもない。臨床試験段階を含め、すでにさまざまな方向で研究が進行中である。しかし、老化のプロセスを遅らせる特定の薬はない。」とトカチオワ氏は説明する。
彼の言葉を借りれば、今日、私たちは人々が自分たちに何が起こっているのかを理解しなければならない時代に入っている。たとえば、医師は「この治療法を処方したらそれで終わりだと患者に告げるべきではない」と彼は言う。
なぜ特定の食品を食べることが重要なのか、なぜ薬を服用することが重要なのかを説明する必要がある、と彼は言う。
しかし、専門家は、老化について話すなら、意識的に努力し、自分が何をしているのかを理解するかどうかは個人次第である、と要約している。
本稿終了
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抜粋終わり
当たり前のことだが。
それが文明だろう・・
上記文抜粋
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一つはっきりしていることーーロシア人の純真さはただただ驚くべき
以前、集団的西側によるロシア分割案地図を拾ったことがあるが、連中はマガオでこのたぐいの妄想に耽っているんだろうよ、いまだに。
プーチンでなかったらNATO十字軍に核兵器を使うだろうよ、もはや一線を越え過ぎている。
◾️プーチン、於ロシア外務省指導部との会談、2024年6月14日 ソース
◾️All Of Our Wealth Has Been Coming From You by MICHAEL HUDSON
NIMA ROSTAMI ALKHORSHID interview July 12 2024
セルゲイ・カラガノフ(Sergey Karaganov)ーーロシアの外交防衛政策評議会(the Council on Foreign and Defense Policy)会長ーには、「核兵器を使用することで、ロシアは人類を世界規模の大惨事から救うことができる」Sergey Karaganov: By using its nuclear weapons, Russia could save humanity from a global catastrophe, 14 Jun, 2023、と名付けられた論文がある。
彼は核ドクトリン変更論争の大元であり、カラガノフを支持する世界経済国際関係研究所主任研究員、ロシア国際問題評議会(RIAC)委員のドミトリー・トゥレーニンは「ロシアはいかに第三次世界大戦を防止できるか」2024年6月10日にて次のように言っている。
彼らと違ってプーチンはマキャベリストーー近代政治学の祖マキャベリ主義ーーではまったくないから、ロシア内部で苛立ちがあるのだろう、《一つの悪徳を行使しなくては、自国の存亡にかかわるという容易ならぬばあいには、悪徳の評判などかまわずに受けるがよい。》(マキャベリ『君主論』)
どうだい、プーチン嫌いのみなさん、プーチン暗殺計画を正面から俎上にあげてみたら? プーチンが消えたら即座にーーヨーロッパどころか日本や米国もーー世界地図からなくなるぜ。プーチンでもっているんだよ、世界は。
※附記
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抜粋終わり
日本の政治家にも文明人も存在する。
上記文抜粋
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長崎市長の真っ当なスピーチ
久しぶりに真っ当なスピーチを聞きました。
私も賛同ボタンを押しました。
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抜粋終わり
「天皇」が存続している・裕仁を斬首してない・天皇が日本人に謝罪してない。。。。
のに「核武装」など言う野蛮人だらけだからな・・・・
戦争責任をつけれない国家が「核武装」など出来るはずもない。そもそも「国家」か如何か疑わしい。
ので、今も天皇日本は日本人をレプリコンワクチン・不景気・同調圧力で、日本人を殺しまくってます。
「天皇」 という野蛮を捨てましょう。
天皇の無い 蒼い空を取り戻す
慈悲と憐みの富む社会になりますように。