「世界」が壊れて日本は終わる、日本人が始まる。
より
上記文抜粋
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ペンタゴン文書リーク騒動、垣間見える共和国アメリカ、オイル&マネー
今日こそ何か書こうとコーヒーがぶ飲みしていたら、岸田さんの選挙応援に異変発生でなにやら落ち着かない午後になっていた。
何か非常に不可解、不透明な日本の空になっておるなといったところ。
こういうことが起きると、テロは民主主義の敵、みたいなことを言う人がいるが、暴力沙汰は江戸幕府の敵でもあったと思うので近代民主主義にとってのみ敵ではないと思うな。
また、「テロは民主主義の敵」といったことが多くの人の胸にずしんと響くのは、それこそ、浅沼稲次郎が暴漢に襲われ、折から問題としてかかっていた日米安保に大きな影響を及ぼすような事態の時にこそふさわしいのではあるまいか。
なんだかよくわからない異変の時に、スローガン化して使うような代物ではないと思う。
■ リーク
異変といえば、今週はアメリカでペンタゴンの機密文書が10ページかそこら(もっと多い、50ページぐらいとした説もあったが、そんなになかった模様)、ネット上に2回に分けて登場するという事件が起こり、騒ぎとなった。
1回目は、わりと小さな興味関心しか引かなかったような感じだったが(いたずら?みたいな)、2回目に結構な分量が出てきたところで、これは本物の文書には違いないだろう、ということになった。
こんな感じの写真ファイルがネット上に散らばったわけです。
右肩のSECRET/NOFORNとあるのは、機密で、外国人には見せない=米国民のみ、というカテゴリー。下は、5 eyes、NATOといったものが見える。
資料のほとんどは、デイリーブリーフィング(毎日の連絡会議)で使われたものじゃないのかといったところみたいだ。
で、どうやって出てきたのか、誰がこんなもの見せているのかにかかわらず、このリークによって生じた大きな効果は、メディア上で1年間わらわら騒いできた「ロシア軍はもうじき壊滅説」はどうも本当ではないことがあらわになった、ということでしょうか。少なくとも国の軍の上の方は良く知っていたことが見えた。
ただ、こういう資料は、機密であることをもって、中身が必ず正確だと考えるのは間違ってると思う。そこは注意ですね。
つまり、ペンタゴン、CIA、国務省、政権などなどは、独自にミーティングをするわけだけど、その際に自説を推し進めるために、資料には都合のいいことを盛り込むことがある、ってのは普通に考えられる。そもそも見通しが間違ってることも多々ある。
しかし、一般メディア向けと違って、ウクライナはもうじきクリミア奪還だ、レベルの阿呆なデマではミーテイングしてる意味がない(笑)。
そこで、概ね事実に近いことが盛り込まれているだろうという想定は十分に成り立つ。
というか、今回の場合は、主流メディアのウクライナ万歳主義があまりにも酷くて、ロシア兵は腹をすかせて犬を食ってるのだ、冷蔵庫を盗んで半導体盗んでるだの、燃料がない、弾がない、と、ありとあらゆるジャンクが流れていてそれを戦争の情報としていたので、正確性には疑問が残るような資料であっても、十分な暴露だと言えるでしょう。
つまり、事態は「ウクライナはもうじきクリミア奪還だ」ではなく、ロシアは強かったであり、ロシアの弾が切れそうも嘘だったということ。
■ リークの意図
意図は何だったのかを巡っては、最初は、ロシア軍に対する警告か、みたいなことも言われていた。つまり、ロシアは大きな作戦を取り得る態勢にあるので、春攻勢をするんじゃない、と恐れているのでそれを阻止するための警告かということ。
だがしかし、そんなことをしようがどんなことをしようが、NATOにそれに対応できる用意がないことがボトムラインなわけだから、多分この線は違う、となり、
かつ、中身を読む人が出て来て、内容的にインパクトがある事項として、
ウクライナの防空用のミサイルの装備は5月ぐらいまでしかもたないだろうとか、
ウクライナとロシアのkill ratioは、ウクライナ7 vs ロシア1.6ぐらいか、といった記述があったりしたことから、
この意図はむしろ、現状の嘘情報の氾濫での進行を放置すると、ウクライナとかポーランドが攻勢をかけて冒険をするであろう確率が高まる事態を阻止したかったのではないのか、というの方向が説得力があるって感じになった。
リークの実行者が誰なのかは知りませんが、現在の政権のやり方にかなり腹を立てている人がいることは事実だろうから、やれない話でもないんだろうな、などとも思った。数日前元情報機関の人が動画で話していたところでは、一族郎党どの世代でも必ず軍人を出していた家の出のある退役軍人で、自分がもし機密情報にアクセスできるチャンスがあれば、持ち出して直ちに最寄りのロシア大使館に行く、命を懸ける価値はある、と言った人がいるらしい。そしてそういう人は俺だけではない、とまで言ってた、と。
こういう感じになっている感じは絶対あると私も思うな。なにしろ、嘘が異常すぎる。ペンタゴンの長、国防長官がそろいもそろって嘘をつき、長引かせれば金儲けに好都合という仕組みがもろに見えることが多々あり、ウクライナ人が死ぬことをまったく気にしていない。死ぬことがわかってることをやらせていることが明々白々で(将官であればあるほど明白だろう)、その上、それを鼓舞したのがナチ残党・・・。NATOとアメリカが支援するナチ残党は、今日も今日とてヘイトを口にし、ロシア人と名の付く人たちを追いかけて、ドンバスの民家に砲撃しては人殺しをする。行くとこまで行った感のある団体となりおおせたと感じる人が少ないわけはない。
あと、NATO各国が普通に、準備してウクライナに存在している様子も描かれているスライドもあるらしいので、ここらへんは、NATOは当事者ではありませんとか言ってる、基地外じみた現在のNATO執行部にも影響はあるでしょう。
このリークに対してはアメリカの司法省が調査に乗り出すといっていたが、その成果なのかなんなのか、昨日、マサチューセッツ州兵が拘束された。
だがしかし、この若いにーちゃんが単体でやった仕事には到底見えないと、元CIA、元軍人etc.の人々は、全然信じてない模様。
ダメージコントロールさえ満足にできないのか、お前、みたいな感じでしょうか。
■ 共和国アメリカ
で、このリークを巡って、アメリカでは、折りからバイデン政権のやり口が目に余ると腹をたてていた人たちが活発に発言している。
タッカー・カールソンなどは、前からそういう見解だけど、米国はロシアと直接戦争しちゃってる危険な状態だと再度腹を立てている。
また、ロシアみたいな軍事大国の玄関口で戦争をしようというその発想が既にして馬鹿だと、以前から何度も何度も何度も警告していたマクレガー大佐は、「ジャッジ・ナポリターノ」との動画で、
機密情報の漏えいは重罪だ、
しかし、政府も米国民、同盟国に対して嘘を公言してはばからない、こちらも罪、と語っていた。
Leaker Arrested/ Ukraine Russia War Latest - Col Doug Macgregor
ジャッジ・ナポリターノさんとは、元ニュージャージー州裁判官のナポリターノさんという人のことで、氏はJudging Freedom という動画サイトを持っている。Foxにも出ていたこともあり、基本的にはリバータリアンの応援団の人のはずなんだけど、ウクライナでのロシアの特別軍事作成開始後は、主流メディアやそこに出て発言の機会を持った人々があっという間に政府側に落ちて大嘘つきになる中で、それに対する異論を述べる人たちを次々と登場させ、かなり頑丈な場を提供している。
その間、自分たちの経験した来し方を、同じようにじいさんである元CIAのラリー・ジョンソン、スコット・リッターらと知見を交えて話し合っていくうちに、ジャッジ自身の認識もいろいろ変わってきてるように見え興味深い。
ジョンソンも、レイ・マクガバーンもマクレガー大佐も、みんなジャーナリストとか学識者じゃない。ジャッジ自身も含めて、アメリカの元公務員で、そうであるからには国がどういう作りになっているのか、どう運用されるのか、法律にも運用にも相当詳しい人たちばかり。
こういう人たちが必要に応じて固まって途切れることなく存在できていることは、アメリカの強みだなと思う。
それもこれも、上でマクレガー大佐がいみじくも語ったように、政府が我々に嘘をつき続けていることを許さないと人々が当然に思うというこの基盤が非常に重要なんだろうと思う。構造としてどんなに押し込まれようとも、これは我々国民の国であると思うからこそ、正統な反発は正統だと考える人たちがいて、そうだそうだと人々が支援する。
こういう流れがどう実を結んでいくことになるのか、それこそ神のみぞ知るではあるけど、これは、ナチリベ/ネオコン集団があまり予期していなかった傾向かもな、などとも思った。
そして、これはアメリカの残すに値する価値だろうな、などとも思う。投票箱を使った選挙が上手にできるから「democracy」ってもんでもないわけですよ。これは我々の共和国である、この集団の主人公は我々に決まってるだろうというはっきりした考えが共有されていることこそdemocracyの基礎でしょう。
(ロシアという空間は我が身をかけても守る価値がある、ガンバローとなる人たちがあんなにいる集団がdemocraticでないなら、democracyって一体何なの?とも思う)
同じように、昨日読んだナイスな記事もそういう共和国アメリカの一文だなぁと思った。悲憤慷慨することなく、世界は大きく変わろうとしているという認識を示した、よくまとまってるブログの記事。
The World’s About to Change “Big-Time”
https://dailyreckoning.com/the-worlds-about-to-change-big-time/
こっちは、海軍の学校にいって短期間とはいえ勤務して、出て、他の仕事についてる人。
ということで、1年前には思いもしなかったような動きが出て来ている気がして、これはとても興味深い。
■ サイコパス・アメリカ
とはいえ、もちろん、現在のアメリカ政府の方は醜いメンツが、今日も今日とて馬鹿みたいなことを言って世界中を駆け巡っている。
醜さナンバー1のヌーランドは、ウクライナの復興資金には多額の金がかかる、それはロシアが払うようワシントンは働きかけているとかいう馬鹿なことを言っていた。
誰が聞くんだ、そんな与太話ってやつですね。
そして、この豚女とかサリバン、ブリンケンといったこの政権の面々が揃いも揃って馬鹿なのは、アメリカ政府は既にロシア中央銀行のドル口座(つまりアメリカに置かれる)にあった決済用の資金を「凍結」した。つまり、盗んだわけですよ。
ってことは、逆にいえば、ロシア政府はもう取られるものはないわけだから、お前の言うことなど知らんという態度を、前より一層取りやすくなった。我々がドルを捨てているのではありません、彼らが私たちに使わせてくれなかったのです、とかプーチンに言わせている状況。
そして、この泥棒事件の影響はロシアに留まるわけはないだろう、と去年から言われていたけど、最近の、ドル決済を少なくしましょう、自国通貨建てでいいじゃないですか、と言い出す国が増えるというムーブメントを見るに、それは正しかったと言わねばならないのじゃないの?
あと、スイスのクレディースイスから預金が流出して破綻へと至ったことにも、この「恣意的な泥棒」問題が深く関係しているだろうと考えることもできるでしょう。こっちはユーロの方だと思うけど、恣意的な運用という意味では一緒。
ロシア政府の金のみならず、ロシア人であることを理由に制裁対象となり、資金が凍結される、口座運用ができなくなる人がいれば、何かを理由に自分もそうなるかもしれないと考える大金持ちが多数いて、何がおかしいの?と言うこと。
ということで、Foxのタッカー・カールソンが大変上手にバイデン政権の馬鹿さ加減をまとめていたので紹介したい。米ドルを世界中に使わせてきた体制が変わってしまってることを率直に述べている。14分の動画に日本語訳を付けてくださった方がいたので、お借りします。
これを見ると気付くと思うんですが、アメリカの右派は自分たちがとても特殊に便益を得ていることをよく知ってる。
日本円で借金は永遠だ主義を語る日本の右派とはまったく別ものですね。
■ オイル&マネー
マジで、この政権の泥棒行為は高くついたと思う。
ロシア政府は、アメリカ政府とほとんどパイプはない状態で進行しているようだけど、実際、別に困らないんだから、サイコパスに会わないでいられる分、気が楽でしょう。金の切れ目が縁の切れ目とはよくいったもの。
そして、ロシアを制裁によって潰そうとした行動の反射として、ロシアは中国、インドには市価より安い価格で大量に供給している。
これが長引くとどうなるのかといえば、西側各国は相対的に高い原油を購入し続けることになる。(原油の量自体は確保できても、それはインド経由やどこかに流れた原油を買うことになるから、ロシアと直接やり取りするより高い)
これが一大事でなくて何が一大事だろうと思うほど経済上の一大事だと思うわけだが、あいもかわらずEUは、ロシアの利益を絶つ、制裁は効いている!とかいって制裁パッケージの準備に余念がない。
また、最近の動向のキープレーヤーであるサウジアラビアの確変ぶりにも、もちろんロシアは関係している。前にも再々書いた通り、すべてはシリアの敗北から始まったという感じですね。
サウジアラビアは「OPEC+」としてロシアと歩調を合わせて、減産してみたりしている。
これによって、徐々に下がり気味になっていた原油価格が上がった。中国が突如不景気になったという話しもないので、原油需要が余ってる状況にはない → 先高感しかない、って感じになってる模様。
また、この動きはつまり、OPEC+に価格決定上のアドバンテージを与えてしまっているとも言えでしょう。これが一大事でなくて何が一大事だ、とここでも思うわけだが、西側諸国は余裕があるのかあまり語られていない風。
だがしかし、そう考えてる人はいるわけで、最近のブルームバーグに出ていたこの記事はなかなか読み応えがあった。
US-Saudi Oil Pact Breaking Down as Russia Grabs Upper Hand
(米国とサウジの石油協定が壊れ、ロシア優位に立つ)
構造的にエライことになってることを、データを含めてあぶり出している。
ロシアの侵略以来、みたいな表現とか、根本的に問題なのはアホな制裁だろうというところを飛ばしているところなどはいただけないが、アメリカがコントロールしてきた石油とマネーの構造が変わってしまっていて、そうなるとどれぐらい西側にとって損なのかは説明されている。
ブルームバーグの記事は有料の壁の向こうなのだが、提携しているところは多いので読もうと思えば読めます。検索したらJapan timesが提携していたのでリンク。
ということで、来週はG7なる不愉快な集団が外相会議をするそうなので、またまた、意味不明な発言のオンパレードを聞かされることになるのでしょう。
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抜粋終わり
西側が壊れていく。
アメリカも、その覇権も幻になっていく。
BBCで、ジャニー喜多川の悪行が指摘糾弾されていた。
まあ、これも英国王が「天皇、裏切るなよ!お前らの醜聞もこのように暴露するぞ、裏切るのなら」
てことにも思える。
カルト宗教の最後の抵抗が始まっている。。
「統一教会」がそれが大きいが「戦争」に爆走する「天皇家とその臣僚」も、それだ。
「天皇が偉い」 てなると、どんどん日本人は劣化する。
日本人が生き延びたいのなら、天皇抹殺。これは本来は、保守も左翼も連呼すべきことだけど。
まあ日本の知識人は、天皇に洗脳されないと成れないのでね・・・
日本人は、二つモノに不法な支配を受けている。
一つは、米英の外資。もう一つは、それを暴力・権力の根源として日本人を飼育し続けるために米軍等の米英の外資に日本人を売却し続ける天皇とその閨閥。
「天皇皇族皆殺し」と「米英バチカン追放」が、日本人生存の必須の施策なのである。
天皇皇族殺し尽くして 日本泰平
天皇の無い 蒼い空を取り戻す
慈悲と憐みに富む社会になりますように